2021/04/01 18:04

初めまして。桑原木材株式会社です。

本日4月1日10:00よりわたしたち桑原木材株式会社のプロジェクトが募集開始となりました。この投稿ではわたしたちの歴史とこのプロジェクトにかける思いをお話しします。

桑原木材は明治20年の創業以来、住宅資材となる柱やフローリング、公共施設や神社仏閣で使われる特殊材を納材してきました。神社仏閣への納材実績はこの10年で200件以上にのぼり、皆さんが名前を聞いたら「ああ!そこね!」となるようなお寺にも桑原木材の木材が使われています。

現在は下呂温泉で有名な岐阜県下呂市に桧材の専門工場、同県美濃加茂市にフローリングなどの加工を主とする加工工場、秋田県能代市に杉材の専門工場を設けています。自分たちで丸太を仕入れ、製材から加工・販売までを自社一貫にて行っています。

製材する前の丸太

130年以上、対企業向けの製品を多く製造してきたわたしたちですが、2020年の夏よりエンドユーザーにより木材の魅力を知ってほしいという思いからインターネット販売を始めました。

ECサイト:https://woodyhappy.com/

ECサイト、「国産材.com WoodyHappy」では、皆さんがご家庭で使えるヒノキのまな板から日曜大工やDIYで使える集成材という板材、フローリングなども販売しております。


■このプロジェクトへの思い

丸太を製材するとき、材料をフローリングなどに加工するとき、仕上げるとき、、、など工場では毎日大量に端材がうまれます。こういった端材は、バイオマス燃料やおが粉としてご購入していただくこともありますが、それ以外は捨てられる、またはお金を出して買い取ってもらうこともあります。

これまで社内でも”もったいない”という声もたくさんあがりました。

またコロナ禍の前に行っていたお客様向けの工場見学でも”もったいない!捨てられるならもらいます!”という声もたくさん聞きました。

”もったいない!”、”再活用しなければならない”とは思っていましたが、これまで対企業向けの大きな製品を製造していたわたしたちにとってはこの端材が何になるかわからない、、、と解決策が見つかりませんでした。環境問題が身近となり、SDGsや循環型社会の実現が問われる今、自然素材をずっと使ってきたわたしたち桑原木材はこのままではいけない!と一念発起し、商品開発プロジェクトを立ち上げました。

今回、返礼品としてご用意した『FUSHIME』『使い捨てまな板』はプロジェクトメンバーの案より生まれた新商品です。写真や言葉だけでは伝わりにくいところあると思いますが、ぜひ一度桑原木材の桧がもたらす自然のぬくもり・美しさをお楽しみください。