🌲はじめに・ご挨拶
はじめまして。桑原木材株式会社 常務取締役の天野と申します。
わたしたちは、神社仏閣や公共施設、住宅に使用する木材の製造会社として、明治20年(1887)に創業しました。130年以上の歴史を培い、200件以上の神社仏閣に木材を納めてまいりました。現在は岐阜県と秋田県に工場を持ち、東濃桧や秋田杉など国産の木材にこだわり、高品質な製品の製造に努めています。
「木と人の幸せ関係。WoodyHappy」とテーマに、木がもたらす自然の美しさやぬくもりを全国のお客様に届けています。
🌲国産材へのこだわり
わたしたち桑原木材が仕入、製材している製品は100%国産の木材です。
日本は国土の約3分の2が森林でおおわれている自然豊かな国です。しかし、最近では安い輸入の木材が使用される場面や木材をあまり使わない建物も増えているのが現状です。
国産の木材の需要が低くなると、日本の山は放置されてしまいます。手入れが行き届いていない山の土地はやせ細り、洪水や土砂災害の原因となります。
限られた資源である木材を賢く使い、価値をつけることでその価値を山元へ還元することができます。わたしたちは日本の豊かな自然を守るためにも、循環型社会の実現を目指しています。
🌲プロジェクト誕生の背景
皆さんのご家庭で使用されている柱やフローリングなどの建築資材や、神社仏閣、公共施設で使用される特注の製品を製造する工程で必ず生まれる「端材」。
この端材はサイズも違えばカタチもいびつ。
残念ながらその用途は燃料として燃やされるバイオマスとして利用される以外はすべて捨てられてしまっているのが現状です。
でも、本当にこのままでいいのでしょうか。
端材とはいえ、元は上質な国産の木材です。香りや美しい木目は製品になってお客様に愛される材料と変わりがありません。
”このまま燃やされたり捨てられたりするだけではもったいな!生産者として、日本にある限られた資源を使わせていただく上で無駄になる木材を減らしたい!”
そんな思いから、今回様々なバックグラウンドを持つメンバーを募集し、桑原木材の想いに共感してくれたメンバーと端材に命を吹き込むプロジェクトを立ち上げました。
🌲思わず見逃しがちな子供の成長を大切に記録するメモリーボード「FUSHIME」
木と端材のイメージを大切に
これまでも様々な商品に取り組んできましたが、今回改めてメンバーと
①年輪を重ねながら太く大きく育つ木のイメージを大事にすること
②今までスポットの当たらなかった「端材」に新たな価値を創造する商品であること
この2つを念頭に製造工程や最終の製品を見学しながらアイディアを出し合いました。
そんな中で、あるメンバーから「1つ1つは些細な思い出だけど、子供にとっては大事な節目を記録するようなものは作れないか」というアイディアが飛び出します。
お父さんやお母さんが嬉しかった子供の成長ってなんだろう?
本当の木の「節目」を使って記録できると記憶にも残りそうだよね
そんな議論をたくさん重ねて商品イメージを膨らませました。
そうして今回もプロジェクトにぴったりな、メモリーボード「FUSHIME」が完成しました。
🌲「FUSHIME」の特徴
①おもわず「それそれ!」と共感できる、嬉しかったあの思い出を選びました
②国産桧の良さを思う存分!美しい木目と手触り、優しい香りを楽しんで
③部屋のどこにでも飾っておけるシンプルでかわいいデザイン
写真立てと一緒に、お花と一緒に、小物と一緒に、、、
すべての節目を記録し終えたあとも桧のぬくもりをお楽しみください。
🌲リターンのご紹介
FUSHIMEと同様に端材を利用した桧の新商品をご用意しております!
どこのサイトでも展開していないBOOSTER限定のリターン品です!
①FUSHIME
サイズ:200mm×120mm×15mm(A5より少し大きいサイズです)
早割りとして先着10名様は20%offとなります。
②FUSHIME(名入れプラン)
サイズ:①と同様
脚の部分にお名前と誕生日をレーザー加工したオンリーワンのFUSHIMEです。
備考欄にお名前、誕生日の記載をお願いいたします。
例)名前○○、誕生日は2021年4月1日です。
※未定の場合、備考欄は空欄で構いません。6月中旬頃、担当者よりメールにて内容をおうかがいいたします。
③使い捨てまな板(3枚セット)
サイズ:200mm×100mm×9mm
工場で生まれるヒノキの端材を利用した、日常使いもキャンプにもおすすめの小さいまな板です。
板の端材をやすりがけし、角を丸くしています。
ちょっとしたお料理にもお皿として食卓に出すことも汚れたらBBQの燃料としてもご使用できます。
④使い捨てまな板(サブスクリプションプラン)
サイズ:③と同様
2021年7月より1年間、毎月4枚ずつお届けするプランです。
⑤森の贈り物~桧の詰め合わせ~
80サイズの段ボールに約2kgの端材を詰めています。
お風呂で使えば入浴剤として、下駄箱やクローゼットの消臭剤として、工作やDIYの材料としてお使いいただけます。
※返礼品は、2021年7月より順次お送りする予定です。
🌲チームの紹介
◦天野浩二
愛知県出身。大学卒業後、人材派遣会社や医療機器販売会社を経て、2012年桑原木材に入社。海外への販売や仕入業務、公共物件などを主に担当。
・木材の無駄をなくし有効利用すること
・木材の概念を外しての商品作り
・木材屋の宣伝下手
これらを課題と思い、プロジェクトを立ち上げる。
◦沓間美奈
山梨県出身。大学卒業後、2020年桑原木材に入社。木材について日々勉強しながら、toC向けのショッピングサイトの運営やInstagramやFacebookなどのSNS投稿を担当。天野の補佐としてプロジェクトに参加。
◦中川拓也
奈良県出身、岐阜県在住。大手自動車メーカーに勤務する傍ら、3年ほど前から地域貢献・副業という文脈で土岐市内を中心に活動をスタート。
桑原木材が岐阜県に縁のある会社、犬山が好き、そして何より木工作品が好きなどの理由からプロジェクトに参加。
◦藤本絵美
愛知県出身、岐阜県在住。木製品専門メーカー勤務。
自身も桧を扱う会社に勤めており、プロジェクトの主旨である「桧の端材を使った商品開発」を見て、自身の経験を活かせるのではないかと思い、プロジェクトに参加。
◦前田碧
神奈川県出身、東京都在住。大手音楽機器メーカーでの商品開発職を経て、独立し、現在は個人事業主として企業と新規商品・サービス開発を行う。人間中心設計専門家。
家に木工製品が溢れる木材好きというご縁で参加。
🌲資金の使い道
いただいた資金は、端材を利用した新商品開発の開発費用にさせていただきます。
🌲【特定商取引法に基づく表記】
販売事業者名: 桑原木材株式会社
事業者の所在地:〒484-0888 愛知県犬山市大字羽黒新田字下蝉屋字38番地
事業者の連絡先:Tel:0568-67-4111 メール: kutuma@kuwabara.co.jp
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る端材を岐阜市内のワークショップにて使用していただきました!
2021/10/14 16:53.【桧の端材をワークショップにて使用していただきました!】お久しぶりです。桑原木材です。本プロジェクトにも支援をいただきましたぎふのふ様よりご連絡をいただき、10月10日に行われたお花屋さんのワークショップにて弊社の端材を使用していただきました!桧板を土台としてドライフラワーにて飾りつけをしたそうです4月に行ったクラウドファンディングにて桑原木材を知っていただき、今回のワークショップに檜の板を使用したい、というお話より今回端材を提供させていただきました。「参加者さんの板への反応は、檜材ということで、子供から大人まで皆さん良質素材であると認知されていたこともあって、一言で良いものと伝わるのは、ワークショップをする側として、とてもありがたいなと思いました。また、それが実際に良い香りが立ち、五感で直接体感できるというのも老若男女問わず、反応が良かったです。さらに、端材を有効活用しているという点にも非常に好意的で、今後そういうワークショップも広まっていくといいねというお声がけをいただきました。なお、この板の使途として、コラボしたお花屋さんですと、ドライフラワーを板上にアレンジして、壁掛けや置き装飾としてもいいかもしれないねとおっしゃって見えました。」と担当者様よりご連絡をいただきました。参加者の作品私たちも桧と花という自然素材の相性の良さを改めて実感したとともに形も不揃い・節や割れといった欠点がある端材を再び利用していただくことができ、大変嬉しく思います。また、ぎふのふ様は岐阜市を中心にワークショップを企画している団体です。下呂市・美濃加茂市に工場を持ち、岐阜県産材を日頃から製材・加工しているわたしたちにとって地域の資源を地域の方に使用してもらうことができるいい機会となりました。弊社にとって初めての挑戦であったクラウドファンディングで素敵なご縁を育むことができました。ぎふのふのホームページ・FacebookはこちらHP: https://gifunofu.themedia.jpFB: ぎふのふ☆FUSHIMEの通常販売を開始しました!お求めは弊社のWebShop WoodyHappy(ウッディーハッピー)にて もっと見る
リターン品発送のお知らせ
2021/07/01 16:59こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
林経新聞に掲載されました!
2021/06/24 15:15こんにちは。桑原木材です。本日6月24日(木)付けの林経新聞に本プロジェクトが掲載されました。プロジェクト終了から約1か月が経過した現在も、様々な形でメディアに取り上げられていることを大変嬉しく思います。これもひとえに皆様のあたたかいご支援によるものです。本当にありがとうございます。そして、リターン品の発送ですが現在、来週半ばから終わりにかけて皆様の元へ発送できるよう準備を進めております。リターン品ごとに発送日が変わりますので、またご報告いたします。 もっと見る
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