参加するすべての人たちの「安心」と「安全」を最優先に考えた大会でした。
多くの制限のかかった中、今までとは大きく違う全中の形でしたが、大会史上最高のハイレベルな決勝戦で幕を閉じました。
手指消毒用のアルコールは会場のあらゆる場所に置かれ、選手間の距離を取るためにチームの控え場所やベンチに置かれたテントは倍になりました。大会役員も観戦に来られたチーム関係者に対しては、健康チェックと個人情報を求め、万が一に備えました。チームに感染症対策責任者を設置し、大会本部だけでなくチームにも責任ある対応を求めました。すべての参加チームが最善の感染症対策を行ったおかげで、大きな事故やケガ、感染者を出すことなく大会を終えることができました。
また、暑熱対策にも万全を期して臨みました。富士北麓地域は、年間を通して冷涼な地域でほとんどの会場でWBGTは25度を下回る日が多く 、選手はベストコンディションで試合に臨み、ハイパフォーマンスの試合を見せてくれました。
1年前、コロナによって中止を余儀なくされた全国中学校サッカー大会。2年ぶりの中学生の夢の舞台 。たくさんのサッカーファンの思いを背負い、山梨県は一丸となりこの大会を成功させることができました。今大会から世界へ羽ばたく選手が出てくることでしょう。だからこそ我々は、これからも中学生の活躍の場を守る必要があるのだと思います。
この場を借りて、クラウドファンディングへご協力いただいたすべての皆様へ、大会成功の報告と、感謝の気持ちを伝えさせていただきます。ありがとうございました。