▼団体紹介
私たちは、特定非営利活動法人よこはま地域福祉研究センターです。「顔の見える関係づくりからはじめる、はじまる」をモットーに、人々の地域生活のこれからを常に考え、様々な立場の方々とともに問題に取り組んでいます。
横浜スタジアムから徒歩5分のところに事務所があります。市庁舎や県庁からも近い歴史あるオフィス街。スタッフは女性9名、インターン男性1名。
▼冊子制作によりインクルーシブな社会をつくる~istとは?
地域生活における「福祉=幸せ」を様々な方法で追求する私たち。なかでも課題が多い障害児・者とその家族の「Happy!」のため、支援者のエンパワメントのために、様々な取り組みを行ってきました。
障害者と家族の地域生活支援プロジェクト http://yresearch-center.jp/shogai-pj/
全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会 WEBページ運営 http://zspi.jp/
そして2015年から、全国肢体不自由特別支援学校PTA連合会、(株)ジアース教育新社と当センターの3者協働により、肢体不自由児・者とその家族の生活のリアルをポジティブな視点で伝える小冊子の制作に取り組んでいます。
その名も「ist」=i(いっしょに)s(そとで)t(たのしもう)。当事者のお母さんお父さんの協力を得ながら、2年前に、「よこはまist」を創刊、昨年は、「せんだいist」を発行しました。
3冊目となる「とうきょうist」は2017年8月18日に発行となりました。内容を少しだけご紹介すると・・・
↓「東京おすすめスポット」のひとコマ。浅草・隅田川周辺の名所を関屋匠真(せきやたくま)くんがご紹介!
↓「子どもも保護者もイキイキ生きたいから」 地域の居場所カフェ ルリアン店主の橘さん。
▼このプロジェクトで実現したいこと
この取り組みをより多くの人たちに知ってほしい。そして参加・協力する人の輪を広げたい。というのが大きな目的です。ist企画~制作~発行~販売の一連の取り組みそのものが、インクルーシブな社会を創ることにつながると考えるからです。
PTA+出版社+NPOが協働でおこなう制作プロセスには、他では得られない発見や感動があります。一方で、異分野協働をプロデュースし、出版物として形にすることの難しさ、苦労があります。その困難の一つが、制作資金の不足です。
しかし、このプロセスにより、これまで特別な存在であった肢体不自由児者・家族と制作にかかわった人々が近しく、公平な関係性となり、長期的には障害者を取り巻く環境にインパクトを与えると確信しています。
↓障害児とのくらし、前向きに楽しむお母さんたちもistの主人公です
だからこそ、istを知ってほしい。より多くの方に実際に手に取ってほしい。
具体的にはこんな状況を作りたいです。
●金融機関などのフロアで、待ち時間に手に取ってもらう。
●公共図書館の開架スペースで、何気なく手に取ってもらう。
●コミュニティカフェや地域の集いの場で、幅広い世代の人に読んでもらう。
●病院や教育機関で手に取り、購入することができる。
●インクルーシブを考えるセミナーなどで、参考資料として使ってもらう。
などなど。
そして、読んでくださった人の共感のチカラで、こんなことを実現したいです。
●企画~制作~発行~販売に力を発揮するプロジェクトメンバーを広く募りたい(有給)。
●全国各地の有志を募り、「○○○○ist」を継続的に発行したい。
●賛同する企業・団体とつながり、さらに内容を進化させたい。
↓まずは外に出かけよう!そんな気持ちをistが後押し
▼最後に
とうきょうistメインテーマは「I'm free・・・自由になる」。
企画にあたり、障害児・者と家族の生活の大変さ、苦労や問題点は様々あるけれど、それでも日々実感する確かな「自由」があることを、明るくオープンに表現したいと考えました。
身体や精神に障害がなくても、「自由」を実感しづらい時代。あなたの「I'm free」を考えるきっかけになる読み物です。ご協力・応援をよろしくお願いします。
※仕様:B5 カラー 全36ページ 600円(税別) 電子書籍版あり
販売元:(株)ジアース教育新社 発行日:2017年8月18日
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