災害続きなので必ず出番がある、活動服をオーダーメイドで作らせてください。
民間防災ボランティア【総合企画室】の釜村と申します。
昨年の暮れに、この活動服の製作を考えまして、普及へ向けて各地の防災イベントの展示や実着に用いております。
民間防災は1988年から「災いを防ぐ」活動を展開しておりますが、近年、人的被害のある災害がたて続きに発生しまして、ボランティア(無償活動)ではことが運ばなくなりました。
そこで同じ資金を募るのであれば、意識のある方に使っていただける様にしたいと思いまして、今回、登録させていただいた次第です。
この活動服は、シルクロードチャイナの軍服工場でオーダーメイドにて縫製されます。
最近は洪水や台風、そして大きな火災といった事象がたて続きに発生し、その都度、ボランティアさんや活動者さんから、「すぐに手に入らないか?!」と声がかかるのです。
ところが、この製品の良いところは、ひと品ひと品を縫製することで、価値を高めています。
そのため、仕上がりまでには25日程度かかります。
ところが
待ってくれないのが災害なんですね。
先日の台風5号の時は、その日一日で着替えた回数が4回となりました。
どう考えても着替えを持っておかないと、渦中となった際は支援に来る人ですら着の身着のままとなってしまいます。
体験上、平服では動けませんし、汚れを気にしながらとなってしまいます。
何も災害活動に特化した方だけが使うわけでもありません。
被災者となった方が、次にはその場での活動者第一号になるわけですから、こういった時にも出番があるということです。
そこで一層のこと、気になさっておられる方々に、この場でお求めいただこうと思いついた次第です。
この製品は、アジア圏の国際救助隊が用いている「オックスフォード」という生地を使って仕上げられます。
オールシーズンで着用が可能で、冬季はインナーにウレタンベストなどを用います。
先の豪雨時は全身濡れ身となりましたが、重くならず、扇風機の風をあてておけば乾燥するドライウエア並みの生地です。
【素材】綿35% ポリエステル65%(オックスフォード)
【上着】
裏打ち無し。シルク印刷や刺繍も入れられるように一重にしました。
裾はジャケットカット。
ポケットはベルクロフラップ式。
肩章を付け、固定ベルクロとなります。
左胸のWループには無線機マイク・イヤフォンコードもくぐらせられます。
【パンツ】
カーゴスタイルで、サイドに大きめのポケットを付けました。
ベルトループは70mmタイプ。作業用ベルトを使えば腰への負担も減らせられます。
ウエスト部はシャーリング。
大きめのウエストサイズにしてありますので、インナーに厚みのあるものも着られます。
後部ポケットはついていませんので、タクティカルポーチ等を併用下さい。
【着用時のコメント】
試作品着用者:「着た瞬間に かる~いってなりました。」
民間防災ボランティアスタッフ:「真夏でも通気がいいですね」
救助犬スタッフ:「余分なポケットがないので腰をおろす時がすごく楽!」
台風5号時:「大雨の中、ずぶ濡れになっても重くならないんだ。」
これら以外にも
「発色がいいから、どこにいるのかよくわかるね。」
といった、実用者からのお言葉があがってきております。
H29年7月の九州北部豪雨時の避難所支援者からは、
「逃げ出した人たちは着の身着のままになるんだから、一層のこと避難所に据え置くか、避難物資として送り込めるといいかも!」と案も出てきました。
ここからも
「災害時は性犯罪が付きまとうし、女性でもこういったもの着たほうがいいのかも。それと、避難者自身が動きたい時に着る服がないといけないよね~。」
ということも見えてきました。
意見が出てくるのも、こういった品があるからなのかもしれません。
防災への目線は、「ひとつのきっかけ」でできるものだということも付け加えさせていただきます。
リターンにつきましては、3千円からのご支援で、手作りの防災冊子「火事だ119」+災のデータ事典「D-Book」を、5000円からは「エスコートエンジェル」。高額リターンにはこの活動服をと考えております。
その際はお届け先をお知らせいただくことになりますので、どうぞご理解くださいませ。
なお、活動服はこの企画終了以降からの縫製となりますので、お届けまでには期間がございます事、ご了承くださいませ。
以上ですが、ご理解いただけます方々、また、自らも防災人として活動なさりたい方にアピールさせていただきたいと感じます。どうかよろしくお願いいたします。
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