▼セカンドハンドプロジェクトとは?
こんにちは!セカンドハンドプロジェクト企画担当の宮部琉衣(以下“ルイ”下写真左人物)です!
私たち“セカンドハンドプロジェクト”は、フィリピンの野球環境を改善するために活動しているボランディア団体です。“セカンドハンド”とは日本語で“中古”という意味です。私たちは、“経済的諸事情で野球というスポーツができない若者たちや子供達に無償で中古の野球用品を届け、野球セミナーなどを通して野球の素晴らしさや楽しさを広めつつ、フィリピンの野球環境を改善する”ということを最大のミッションとしています。
この度、セカンドハンドプロジェクトは、2018年1月にフィリピンでプロジェクトを決行します。
最後まで読んでくださるよう、よろしくお願いいたします。
目次:
・セカンドハンドプロジェクトが始まったきっかけ
・“私たちが動く理由”
・プロジェクトでは何をするのか
・メンバー紹介
・資金の使い道
・最後に
▼セカンドハンドプロジェクトが始まったきっかけ
セカンドハンドプロジェクトが始まったきっかけは、3つの偶然が重なったからです。
私は、生まれて2歳も経たないうちに家族と南米のエクアドルに移住していた経験があります。そのため、発展途上国の諸問題を肌で感じながら育ちました。ストリートチルドレン、児童労働問題、食品衛生問題、、、第三世界と称されるエクアドルでは、日本では考えられないような光景が広がっていました。そんな強烈な諸問題に触れていた私は母の仕事の影響もあり、国際協力の世界にのめりこみました。母は、エクアドルの大使館で外交官として働いていました。母は経済協力部署で働いていました。経済協力部では、ダムの建設計画やインフラ整備という部分を行なっていました。そんな影響もあり、私は外交官になる夢と国際協力に対する関心を持つようになりました。
そんなに時に高校で出会ったのがJBとミカでした。彼らは、同じく第三世界で暮らしていた経験を持っており、貧困などの問題に目を向けていました。そして、3人ともスポーツが大好きな3人でした。特にJBは、定期的に母国に帰る際に母校の野球部員から道具を募り、フィリピンの地元のチームに渡す活動をしていました。1第三世界で生活した経験、2、スポーツが好き、3きっかけ(JB)の3つのことが揃い、中古の野球用品をフィリピンに届け、現地の野球環境を改善する活動を行う団体「セカンドハンドプロジェクト」が結成されたのです。
小規模だったこの活動ですが、共感してくれる人たちのコミュニティが少しずつ広がっていき、今では総勢9人の運営メンバー、私立・公立高校合わせて9校に中古の野球用品を譲ってもらっています。これからもっと支援規模、活動内容をスケールして行くつもりです。
前回のプロジェクトでは:
・スパイク18足
・グローブ50個
・キャッチャー防具9セット
・ヘルメット2個
・バット56本
・ベルト4
・ユニフォーム(ズボン・ソックス・バッティンググローブ・帽子・ベースボールTシャツ)約300着寄贈しました。
(以下前回プロジェクトで野球道具を譲っていただいた野球部の皆さん)
守口東高校野球部
淀川工業高校野球部
国際大和田高校野球部
香里丘高校野球部
旭高校野球部
太成学院高校野球部
また、写真以外にも緑風冠高校野球部、大垣東高校野球部のみなさん、野球塾関係者の方々が道具を譲ってくれました!
▼“私たちが動く理由”
世界は多くの社会問題が溢れ返っています。しかし、これは多くの人の関心を寄せるテーマではなくなってしまっています。なぜなら、国境を超えた問題は目につくことではないからです。
私たちが行動する理由はここにあります。他の人が目にしたことないことを経験・目視したことがあるからこそ、私たちはこれらの情報を発信して一人でも多く現地の現状や諸問題を知らせていかなければならないと思っています。
フィリピンの野球の競技人口は増えていますが、バスケットボールに比べればまだマイナースポーツです。国内に野球用品メーカーはなく、野球用品を購入する場合は海外から取り寄せなければなりません(野球用品の値段が現地の人たちにリーズナブルな価格じゃなくなる原因)。
野球道具の価格は非常に高いです。日本で購入した場合グローブ一つにつき、平均4~5万円します。日給平均480ペソ(約1200円)で働いているフィリピンの方々からしたら、5万円はとてもじゃありませんが安易に出せる金額ではありません。
しかし、恵まれない環境の中でも野球を愛し、プロ野球選手を目指している若者たちがフィリピンにいます。TVなどでメジャーリーグの試合などが視聴できるようになったことからメジャーリーガーになる子供達の夢が膨らむ一方、経済的に置かれている現状が夢に追いついていない状況が続いています。彼らの未来を切り開くためにも、今回のプロジェクトは大きな意味を持っています。
今回のボランティアは「フィリピンの現状を中古の野球用品を無償で届けることによって変えたい!」というメンバーの想いから生まれたプロジェクトです。セカンドハンドスポーツ用品を届けるこの活動を通して、私たちはフィリピンの経済格差が起こしている問題に本気で立ち向かっていきます。
もう一つの行動する意義は、何よりもこのプロジェクトが楽しいからです。現地の子供達とたわいもない会話をしたり、一緒に野球の練習や試合をしたり。好きな野球を通して現地の子供達と対話する時間は本当に楽しく、成長させられることが多くあります。私たちにとって、最大のリターンはこのような子供達とのかけがえのない時間です。
小規模ながら、このプロジェクトは現地の少年たちに少しずつ影響を与えているように実感しています。
(過去に寄贈した少年野球チームがフェイスブックに投稿してくれたチームの写真)
スポーツとは人間の身体面だけではなく、精神面の成長にも大きく関わっているものです。「経済的に余裕がないからスポーツが満足にできない」ということは決して正当化されるべきものではありません。
これから未来を築いていく立場だからこそ、目の前にある問題の解決に本気で取り組んでいきます。
▼活動内容
プロジェクトは主に準備と実施といった、二段階のフェーズに分けて行います:
準備(国内)
準備としてこれらのことを行います。
・道具を集める
—いくつかの高校を訪問し、中古の道具を譲ってくれる高校を探します。
・フィリピンへ郵送(国際郵便)
—道具が集まり次第、仕分けを行いダンボールに詰めた後、国際郵便でフィリピンへ輸送します。
実施(フィリピン)
フィリピンに渡り、主にこれらのコンテンツを約1週間かけて実施します。
・現地調査・フィールドワーク
・4チームに渡って道具を届ける
・野球セミナーの開催
・交流戦(紅白戦)
・現地の方との交流会
直接道具を届けたりセミナーを行っている理由:
“人間的関わり”と“透明性”を持つためです。私たちは、ボランティアを行うにあたって一番大切なことは人間的関わりと透明性があるということだと考えています。 なぜなら、人間的関わりと透明性があるからこそ、本当のケアや現地の事情を知ることができます。だからこそ、フィリピンへ渡り、自分たちの手で道具を届け、自分たちの手でケアを行なっていきます。そして、支援・応援してくれる皆様にも透明性があるように映像や写真などを通して情報を発信して行きます。
▼資金の使い道
ー渡航費
ー道具の運送費
ー現地で協力してくれる人への謝礼等
ーリターン
クラウドで集まった資金は上記の活動費に大切に使わさせていただきます。
▼最後に
最後まで読んでいただき本当にありがとうございます!
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不明な点やご質問がありましたら、下記のアドレスからご連絡お願いします!
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メールアドレス:
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よろしくお願いします。
セカンドハンドプロジェクト 宮部 琉衣
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