新ブランド誕生!農之蔵(みのりのくら)
醤油・味噌を近日蔵出し予定!
鹿児島県南九州市川辺町にある醤油・味噌蔵。この度、原料の栽培から醸造まで一貫して取り組んだ醤油・味噌を造りました。
▼新ブランド「農之蔵(みのりのくら)」
【ブランドコンセプト】
「農」(みのり)は、実りでもあります。醤油・味噌の原料となる作物(大豆・大麦)を栽培し、あるべき食の姿に立ち還る。春夏秋冬、耕して種をまき、育てて実らせ、醸します。
「之」は至るの意味もあり、「農業に至る蔵」という理念の食づくり。
食という字は、人を良くすると書きます。
これからも日本人の食を守りながら育てていきます。
▼新ブランドで製造している醤油と味噌の紹介
自社栽培原料
「天降旬露(てんこうしゅんろ)」
自社農園で育てた大豆「フクユタカ」を贅沢に使い、麦、塩、水だけで醸した本醸造の丸大豆醤油。昔ながらの古式もろ葢製法麹にこだわり、湧水の里・地元川辺の水で仕込み熟成させました。重石を積み10日かけて自然に滴らせた一番搾りだけの限定醸造です。一滴からひとすじの香りが立ち上り、口に含むと素材の旨みを引き出します。
自社栽培原料
「耕雲種月(こううんしゅげつ)」
自社農園で育てた大豆「フクユタカ」と大麦「はるか二条 」で醸した麦みそ。こだわりの天然塩、川辺の水、麦麹をまんべんなんく合わせ桶で仕込みます。3か月の熟成の後、室温を保った冷蔵庫で更に1〜1ヶ月半。鹿児島育ちの作物が芳醇な薩摩の麦味噌となります。麦味噌に馴染みのない方でも「この香りと味、なぜか懐かしい」と言われます。料理にも多彩に使えて便利です。
▼ご挨拶
「日本の食文化である発酵食品。基礎調味料としての醤油・味噌を、
熟練の職人が心を込めて製造しています。安全で安心なおいしい
商品だけをお届けし、幸せの食卓づくりの案内人となります」ヤマガミ醤油味噌 四代目当主 上原康平
数あるページの中からこちらをご覧いただきありがとうございます。
私は鹿児島県南九州市で醤油や味噌の製造を行っている、ヤマガミ(上原産業)の四代目当主・上原康平と申します。※写真中央
日本の食の根幹となる調味料、醤油・味噌。日本人の食を守り未来につないでいきたく、この度クラウドファンディングに挑戦しています。どうか一人でも多くの方のお力添えをお願いいたします。
▼当社の自己紹介
「鹿児島県南九州市、農業から取り組む醤油味噌屋」
当社の創業は昭和11年。名水百選にも選ばれた「清水の湧水」に恵まれた名水の里に蔵を構え、家庭のあたたかな食卓の風景を想い、醤油と味噌を造りはじめました。
当社は全国でも稀な材料の栽培から行っている醤油・味噌屋です。現代は飽食の時代と言われています。その中で存在感を増す食べ物の役割。私たちが作っているのは毎日食べる醤油や味噌。だからこそ身体にいいものを、安心できるものを追求して参りました。
昭和の頃、推奨された外国産の大豆。浸水すると黒い泡が出て驚きました。気持ちの良いものではありません、遠い海外からやって来た原料はあまりにも生産現場が見えない。いつか自分で原料から栽培し作ってみたいと永年願っておりました。平成20年には農業法人を立ち上げ、土づくりから育む醤油・味噌づくりが始まりました。数々の試行錯誤を繰り返しながら納得のいく大豆と麦づくりを目指しています。
1、醸造への想い
職人の心意気が麦の一粒一粒に入っている手麹、二段仕込みにこだわる
近隣の畑で丹精込めて育んだ大麦。その大麦を浸漬し、蒸し上げます。10畳ほどの室に移し、麻布の床の上に蒸し大麦を広げます。麦が人肌まで冷めるのを待って振り入れる味噌用種麹。大麦一粒一粒に麹が付くよう丹念に切り返します。室の温度は30度以上、冬でも汗をかく作業です。
布で包んで一晩、ゆっくり醸したら、翌朝7時には麹の塩梅を確かめます。季節によってその日の天気によって変わる麹のはぜ込み具合。その時々で見極めるのが匠の技。
時間と湿度と気温、どれをとっても同じものはない、その日その日の麹と対話して最良の麹を造り上げます。職人の心意気が麦の一粒一粒まで入っている、そんな麹の花を目指しています。
2、農業への想い
大豆、麦。自然に艶やかな一粒の実り
大豆、麦は、蔵の近隣に点在する畑を駆け回り栽培しています。
永年原材料から栽培する最高の醤油・味噌づくりをしてみたいと願っており、父である三代目当主が大豆と大麦の栽培をはじめました。平成20年には農業法人を設立、土づくりから育む醤油・味噌づくりの始まりです。思うようにいかない自然を相手にするからこそ、収穫の喜びはひとしお。その喜びが仕込みへと駆り立てます。
日本の食の根幹となる調味料である醤油・味噌。その原料を一から自分たちで育むことに誇りを持って毎日汗を流しています。
3、地域貢献への想い
良質な湧水と肥沃な田畑に恵まれたことに感謝
鹿児島県薩摩半島の南部、南九州市川辺町は美しい水の郷です。熊ヶ岳、鎌塚山など四方を緑あふれる山々が囲んでいます。町をたゆたう万之瀬川、環境省名水百選に選ばれた「清水の湧水」のほか、こんこんと水が湧き出る町内各所の水くみの名所。標高600mほどの周りの山々でろ過された鮮烈な水。醤油・味噌づくりの蔵にとって、なくてはならない宝です。日本人の食を守りながら育てつつ、地域への恩返し(貢献)を続けていきます。
▼このプロジェクトで実現したい3つのこと
1、安心して食べることのできる、本物の醤油味噌を作り続けていきたい
食は命といわれるように、私たちの体は食べたもので作られます。醤油・味噌は毎日のように食べるもの。だからこそ本当に安心して口にできるものにこだわるのは、蔵の責務だと考えています。
その理念を実現するためにはコストがかかっても良いものをつくりたい。自分の家族、子供、赤ちゃんにも食べさせられる、笑顔の食卓の脇役になれたら嬉しいです。
2、日本の食文化を守り続け、未来に伝えていきたい
味噌汁の香る、食卓の風景。日本人の心に宿るふるさとの原風景です。90年近い創業以来変わらない信念「手をかけ、時間をかけて丹精する」。家族そろって安心して食べられる安全な原料を使い、自然の力を借りながら、心を込めた醤油味噌作り。この美味しさ、素晴らしさを一人でも多くの方に知っていただき、日本の食文化を未来につなぎたいと思っています。
3、地域の味を守り、地域貢献の一役を担いたい
昭和40年に約22,700人だった我が鹿児島県南九州市川辺町(かわなべちょう)の人口は、平成22年には約13,900人と減少しました。このままではふるさとの味が途絶えてしまう危機を感じています。地域に根ざした家庭の味を次の世代に繋いでいかなければならない。また、当社の商品に欠かせない、湧き水をはじめ豊かな自然も守り継いでいきたいと考えています。
どうか皆様のお力添えをお願いいたします。
▼和食だけじゃない、まだまだ広げたい醤油味噌の可能性
和食に多く使われる醤油味噌ですが、実はいろいろな調理に向いた万能選手なのです。
この魅力を一人でも多くの方に知っていただき、多彩な美味しさで食卓をにぎわせたいと願っています。
リターンの商品を使って、ぜひお楽しみください!
資金の使い道
■健康な土づくり資金:微生物発酵促進資材・国産有機肥料などの購入費用
微生物の力で化学肥料と農薬を低減させた農業に取り組んでいます。
■6次産業化(商品化)を継続し、食育につなげるための資金
畑から育てた原料で、日本の食の原点である味噌や醬油ができていることを子どもたちに伝えるためのツール(パンフレットなど)を作成したい。
リターンについて
■3,000円【送料込み】
・耕雲種月 500g×2個
・ふるさとセット 1セット(こいくちしょうゆ100ml、さしみしょうゆ100ml、かつお風味白だし醤油100ml、橙ぽん酢100ml )
送料:1,200円込み
■ 5,000円【送料込み】
・天降旬露 醤油150㎖×1個
・耕雲種月 味噌500g×1個
・ふるさとセット 1セット(こいくちしょうゆ100ml、さしみしょうゆ100ml、かつお風味白だし醤油100ml、橙ぽん酢100ml )
・千両だし 1個(8g×10f袋)
送料:1,200円込み
■ 10,000円【送料込み】
・天降旬露 醤油150㎖×1個
・耕雲種月 味噌500g×2個
・橙ぽん酢 360㎖×1個
・かつお風味白だし 500㎖×1個
・千両だし 1個(8g×10f袋)
送料:1,200円込み
実施スケジュール
4月3日~5月30日:プロジェクト期間
6月1日:リターンを順次発送いたします
▼最後に
醤油味噌は日本人のソウルフードです。豊かな自然と、先人たちの知恵と努力によって築きあげられた日本の食文化。この宝を未来に繋げたい。だからこそ安心して食べられる原料を、一から手づくりする。10年先、100年先の子供たちの笑顔を想い描きながら、日々誇りを持って汗をかいています。
どうかお力添えをお願いいたします!
▼会社概要
ヤマガミ 上原産業有限会社
創業 昭和11年
事業内容 味噌醤油類製造販売
甘しょ澱粉製造販売
所在地 〒897-0222
鹿児島県南九州市川辺町永田971番地
連絡先 TEL 0993-56-0133
FAX 0993-56-4779
HP ヤマガミ公式ホームページ
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る土作りと原料栽培の進行状況について
2021/05/24 10:42この度のクラウドファンディングに たくさんのご支援をいただき、誠にありがとうございます。現在 農之蔵では土壌改良の取り組みとして、微生物発酵を目的とした堆肥の散布を一部圃場に行い、梅雨明けの大豆の種まきに向けて作業中です。4月後半にはR3年度産の大麦の収穫も無事に終わり、現在乾燥作業中で、本年度のお味噌の仕込みに向けて準備が進んでおります。毎日の農作業から生まれる「農之蔵」の商品化を継続し、皆様に広くお届けできますように、これからもご指導を宜しくおねがいします。 もっと見る
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