“グリーンバード史上最年長リーダー”77歳の願い。未来の代官山のために。

はじめに

はじめまして！「グリーンバード代官山チーム」サブリーダーの森田由紀と申します！

渋谷の20年をつくる共創プロジェクト『渋谷をつなげる30人』を通して、「きれいな街は、人の心もきれいにする」をコンセプトとした活動に共感し、「グリーンバード代官山チーム」を立ち上げる事に致しました。

代官山って『人と人、人と街の空気感（距離感）を大切にしているところ』

代官山は、80年代からファッション・文化を発信してきた街。一度は訪れてみたい街とよくいわれます。周囲から「代官山の魅力は何ですか？」と聞かれると、私はいつも決まっていう言葉があります。

代官山って『人と人、人と街の空気感（距離感）を大切にしているところ』と答えます。

“流行にとらわれない、自分らしいスタイル”を確立させながら、住む人・働く人・訪れる人が互いに距離を保ち、共存している。それはきっとこの街が愛されている一つの理由であると思ってます。

しかし、裏側では「距離を保っている＝自分に興味関心のないことには行動も起こさない。」というようにも感じてます。

「地域清掃って必要なんですか？」

6月1日グリーンバード代官山チームを立ち上げる時にこんなことがありました。

「地域清掃って必要なんですか？それって各自が自分の領域（住まいや店）を清掃すればいいことじゃないですか？」といわれました。

確かにそうです。自分の領域をキレイにすれば街はキレイであり続けます。

この答えはある意味、「代官山らしいなぁ」と感じるひとことでした。

この街の魅力をつくり続けた団塊世代も高齢化していく。どの街も課題となっている「担い手」づくりは、代官山にも大きな課題です。

『地域清掃』は、誰でも気軽に参加できる、まさに関わり合えるまちづくりの原点です。

6月1日から立ち上げて、月二回の活動、月一回の子ども（親子参加）の清掃活動を行っています。これまで出会うことがなかった住民や事業者が何度も参加しています。

「この街で働いて20年以上たつけど、こんな経験初めてです。街の人と関わったことがなかったです」とおっしゃってました。年に一度のNPO法人グリーンバードの総会では全国からリーダー、サブリーダーが参加します。立ち上げたばかりの私とリーダー矢野は驚くことばかりでした。

みんな街の担い手として、学生や若者がイキイキしている。街をキレイにしていくことは地域を知ることであり、関わり合う場づくりコミュニティづくりであるということ。

これぞ、まちづくりの“原点”であると感じたのです。

「街をキレイに、人の心をキレイにする」

私と矢野は、確信しました。やっぱりグリーンバードのコンセプトは「きれいな街は、人の心もきれいにする」。今こそ、グリーンバード代官山チームはこの活動を通して、誰でも気軽に参加できる環境づくりをしていかなければいけない。

そのために「継続的な活動、事務局の機能をしっかり成り立たせる、地域清掃活動の後にはタウンミーティングを行い、この場で話したことを外に発信してく」ことが必要であると感じてます。今こそ「オール代官山」を目指して10年・20年先まで続けていくサポーターを増やし、更に魅力あるまちづくりにしたいと願ってます。

資金の使い道

・備品購入費（ビブスやトングや軍手やバッグやゴミ袋等）、及び管理費（備品管理やタウンミーティング等）。

・各リターン原価。

・クラウドファンディングの手数料。

最後に“グリーンバード史上最年長リーダー”の矢野から一言。

代官山の魅力はなんだろう！

「住民、商店、勤めに来る人、遊びに来る人、外国人観光客」が「代官山」はおしゃれだね、センスが良い街だね、と言って下さいます。

それは、「街の人々」が「自ら努力」をしているからなのです。

グリーンバード代官山は、その基本となるところ「街がきれい」だと、全ての人が気持ち良くライフスタイルを楽しめる事を下から支えたいと行動しております。

10年先20年先の良き代官山を維持するのには子供の教育、大人のマナー向上、高齢者にやさしい街にしたいと考えます。

その為の「未来基金の応援」を、代官山に関わる全ての街の人々にご協力をお願いしたいのです。

「街が人をつくり、人が街をつくる」全ては、皆様のシビックプライドにかかっております。

グリーンバード代官山代表矢野恒之