2021/03/12 11:23

みなさんこんにちは。SEKIYA COFFEE&GOOD TIMESの齋藤哲也です。

まずはじめに、当店の火災により、地元の皆様には大変お騒がせして申し訳ございません。

地元で無い方々にも、『火災によりお店全焼』と、いうものは、気分の良い話ではないでしょうから、お詫び申し上げます。

クラウドファンディングの当店のプロジェクトページをご覧いただくとお分かりになるとおり、2月2日に火災が起きました。朝4時頃のことです。当然、就寝中でした。

母親から「店が燃えている!」と起こされ、すぐに消火器二本持って消火に当たりましたが
全く無力でした。炎の勢いが止まらず、それでもお風呂の水をプロパンガスのボンベに向けてかけ続けている最中に消防車により鎮火しました。

あと一分消防車の到着が遅れていたら、私はこの世にいなかったとおもいます。
その様な状況もあり、より一層、命ある限り、自分の仕事を精一杯やっていこうと改めて思いました。

今から10年前の東日本大震災の時は、珈琲店開業後半年での出来事でした。
あの日から決めたことが一つあります。

それは

【明日死んでもいいように、50年先生きていてもいいように、生きよう】

たとえ明日や近いうちに死が訪れようとも、長寿になろうとも、日々同じ心構えで大切に生活しようと。

そうはいっても、不規則で不摂生な生活をしたり、悲しみで途方にくれたり、嬉しすぎてはしゃいで、調子に乗ったり、「それ、大切に生活してるって言える?」というような時もあります。それでも【生活】とは「生きる」を「活かす」ことだと思っています。

多くの人々にとって【珈琲】は生活の一部です。生産地の方々、船やトラックで輸送してくださる方々、港の方々、保管する倉庫の方々、我々焙煎する者たち、飲食店で提供する仲間たち、そしてお客様へと美味しい珈琲が届いた時に、生きるを活かすこととなるのだと思っています。最近はコンビニも珈琲に力を注ぐ状況になりました。そのことは個人的には、歓迎しています。沢山の方々が珈琲を知り、もっと美味しいものを求める状況になったときに、我々小さなお店、でも大きなこだわりをもっている。お店の出番だと思うからです。

自己資金が足りないのは、私の努力不足であることは否めませんが、皆様からの支援が集まり、誰かの生活を豊かにするお店が、これからも増えていけるような実例を当店が示すことが出来たなら、福島の珈琲の多様性がもっと広がると思っています。 皆様方お一人お一人が多様性を支える演奏家として、共に『SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES』のシンフォニーを奏でていただけると幸いです。 クラウドファンディングの応援よろしくお願い致します。 


SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES 齋藤哲也


(追伸)

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