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北信濃特産の筍「淡竹」を継承するため、お力をお貸しください。

私たち西山淡竹会は2010年の発足以来、長野市西山地区の地域活性化のため、荒れた竹林の整備や特産品「淡竹(はちく)」の収穫・販売に取り組んでまいりました。景観豊かな里山や地域の食文化を後世へと継承していくため、ご支援とご協力をお願い致します。

現在の支援総額

423,000

42%

目標金額は1,000,000円

支援者数

39

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/04/30に募集を開始し、 39人の支援により 423,000円の資金を集め、 2021/05/25に募集を終了しました

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北信濃特産の筍「淡竹」を継承するため、お力をお貸しください。

現在の支援総額

423,000

42%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数39

このプロジェクトは、2021/04/30に募集を開始し、 39人の支援により 423,000円の資金を集め、 2021/05/25に募集を終了しました

私たち西山淡竹会は2010年の発足以来、長野市西山地区の地域活性化のため、荒れた竹林の整備や特産品「淡竹(はちく)」の収穫・販売に取り組んでまいりました。景観豊かな里山や地域の食文化を後世へと継承していくため、ご支援とご協力をお願い致します。

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ページをご覧くださりありがとうございます。西山淡竹会の松橋と申します。当団体は長野市西部の西山地区にて、荒れた竹林の整備や特産品「淡竹(はちく)」の収穫・販売などを行なっています。発足当初より有志によるボランティアを中心に活動を継続してきましたが、現在、活動の継続が危ぶまれています。

この地域の里山の保全、そして西山の食文化として愛される淡竹を、これからも継承していきたい。そうした熱い想いから、当団体の活動や淡竹について知っていただき、ぜひ今後の活動継続にお力添えいただきたく、クラウドファンディングの実施を決めました。まずはページをご一読いただけますと幸いです。



西山淡竹会は、長野市の西側に位置する西山地区(旧信州新町、旧中条地区、旧大岡村、小川村の総称)の荒れた里山を元の姿に戻そうと、2010年に設立されました。2013年には、母さんの玉手箱本舗企業組合として法人化。従来より続けていた竹林の整備活動に加え、淡竹の販売や加工品の開発をしてまいりました。


皆さんは竹の種類をご存知でしょうか?日本には大きく3種類の竹が生育しています。スーパーなどで一般に流通される筍が育つ「孟宗竹」、竹細工などによく利用される「真竹」、そして寒冷地にも生育している「淡竹(はちく)」。なかでも淡竹は、日本に生育する竹の7%程度と言われており、数の少ない品種です。


私たちが活動する西山地区には、淡竹が多く自生しています。この地域は山間部で且つ傾斜地が多く、地滑りが起こりやすいため、祖先は開拓した畑の周辺に竹を植えました。竹は地面に根を張り巡らせるため、土留めの効果をもたらしてくれるのです。安全を目的に植えられた淡竹ですが、育ちが若いうちには筍として食され、地域で長らく愛されてきました。

孟宗竹の筍は土から掘り起こして収穫するのに対し、淡竹の筍は地面から姿を出しているので、誰でも簡単に収穫できます

5月下旬から6月にかけて収穫される淡竹の筍は、初夏の風物詩のひとつとして、北信濃の食卓で広く親しまれています。一般的に販売されている孟宗竹の筍に比べて、えぐみやアクが少なく、あっさりとした甘みが特徴。やわらかでシャキッとした歯ざわりにファンが多く、「筍の中でも一番好き」と仰ってくれる方も少なくありません。

たけのこ汁やたけのこご飯として、初夏の季節は食卓に淡竹が並びます

「朝採りを食卓へ」をコンセプトに、収穫期の生の筍は当団体の活動を理解してくれている八百屋さんやスーパーへ毎朝卸して販売しています。また、生売り以外は水煮の一斗缶の缶詰に加工します。缶詰にした水煮は業務用として販売のほか、開封後小袋の水煮やたけのこごはんの素として販売をしています。収穫は西山淡竹会の会員さんから週3日の集荷日に出荷していただき、多い年では述べ16トンほど収穫しています。



当団体の活動目的は、地域の活性化にあります。長らくこの西山地区で親しまれてきた淡竹について広く知っていただくため、収穫期にはイベントを実施しています(2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い自粛)。

毎年5月下旬には、長野市「日本料理悠善」さんにて「竹の子づくしの夕食会」を開催しています。丸山総料理長による淡竹を使った創作料理が10~12品用意され、旬の食材を使った料理が楽しめます。

6月第一、第二土日には淡竹の収穫体験会を開催しています。道の駅信州新町に集合したあと、自家用車で目的地の竹林に向かいます。淡竹の筍狩りは今年で9年目を迎え、初回から毎年参加している方もいるほど人気があります。

整備された竹林の中で簡単に収穫ができることから、子供たちは採ることに夢中で、目一杯に自然を楽しんでくれています。タイミングが合えば、山フキや山椒、セリ、タラの芽、ワラビなどの山菜も収獲できます。

一時間半ほど筍狩りを楽しだ後は、北アルプスを望める山道の風景を楽しみながら信州新町の福祉センターへ。収穫してきた筍の皮剥き体験をしながら、筍汁や天婦羅などの食材を作り、地元のお母さん方から料理方法を教わります。筍汁はじめ3品ほどの料理を作った後は、ゆっくりと食事会で旬の筍料理を楽しんで解散となります。第二日曜日には丸山総料理長の料理教室もあり、これを目当にお越しになる方もいらっしゃいます。

※2021年は新型コロナウイルス感染拡大状況を考慮して料理教室は開催せず、収穫体験のみ実施します。



安定した淡竹の収穫やイベントの実施には、継続的な竹林の整備が不可欠です。里山は人の営みと共に手入れが行われ、美しい風景として四季折々私たちを楽しませてくれました。しかし、若い世代の人たちが町を離れていく中で高齢化が進み、農業の担い手も無いままに、耕作放棄地が増えています。

竹は極めて繁殖力の強い植物です。耕作放棄地となったところには、伸びてきた地下茎から筍が生え、やがて竹になり、いつの間にか竹林になってしまいます。西山は雪の多い地区でもありますので、振り積もった雪の重みで竹が折れ、竹やぶ化していきます。三年もすれば見事な日の当たらない竹やぶになってしまいます。日が当たらなければ、美味しい淡竹の筍は育ちません。

日本全国にある竹林は知らず知らずのうちに竹やぶとなり、その範囲を驚異的に広げています。人が入らない荒れた里山は有害鳥獣の住処にもなってしまい、イノシシや鹿といった有害鳥獣が農業に与える被害は、甚大なものになってきています。

西山淡竹会はそんな竹やぶを持った地権者の皆様から土地をお借りして、整備・管理をしており、現在は延べ20haを管理しています。整備費用、管理費を地権者様から頂かず、その管理地から収穫した筍は私どもが商品化して西山の特産品として販売しています。

生い茂った竹やぶを掻き分けて伐採・剪定作業をしてきました


会員たちとともに、生い茂っていた竹やぶを整備して遊歩道を設けました



自治体の補助金を活用しながら整備を続けてきましたが、毎年手を入れ続けていかなければ、すぐに元通りになってしまいます。整備した遊歩道にも、すぐに地下茎が伸びてきます。継続した整備には、新たな担い手の確保や資金など、様々な課題を抱えています。


現在の資金源のひとつとなっている淡竹の販売ですが、これらを請け負っていた母さんの玉手箱本舗企業組合が、2021年をもって廃業をする予定です。これを受け西山淡竹会を法人化、私が代表となって生淡竹や加工品を提供していく予定ですが、活動の引き継ぎ(継続した加工品の製造など)や継続した竹林の整備には、まとまった資金が必要です。


今回のクラウドファンディングを通じて、まだ淡竹を召し上がっていない方にもその魅力と現状を知っていただきながら、ご支援を募りたく思っています。いただいた資金は、西山淡竹会の活動運営費や、次年度以降も淡竹をお届けしていくためにかかる竹林整備費に充てさせていただきます。西山地区の里山保全と食文化の継承のため、ご支援・ご協力を何卒よろしくお願いします。




クラウドファンディングの実施方式について
本クラウドファンディングはAll-in方式(実行確約型)で実施します。目標金額である100万円に達しない場合にも、ご支援金を活用した諸活動の継続とリターン品の提供を行ないます。

西山淡竹会 活動運営費(竹林整備費、加工品製造費) 約55万円
リターン品 提供経費(送料含む) 約30万円
クラウドファンディング実施手数料 約10万円
諸経費 約5万円
※費用内訳は概算です。ご支援いただいたプランの数などにより変動します


プロジェクト実施スケジュール
4月30日 クラウドファンディング開始
5月下旬 淡竹の収穫開始(予定)
5月25日 クラウドファンディング終了
5月26日以降 リターン品の配送開始
6月第一・第二土曜日 淡竹収穫体験会の開催
順次 次年度以降の活動継続のための竹林整備


お問い合わせ
本クラウドファンディングへのお問い合わせは、本ページ「メッセージで意見や質問を送る」ボタン、または下記メールアドレスを通じてご連絡ください(支援方法がわからない、など)。

mail:nishiyamahachiku.cf[a]gmail.com([a]→@)


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