【代表者略歴】
佐藤伸之 事 花柳武政 (演出家、脚本家、小説家、日本舞踊家、俳優)
1968年10月25日生、東京都品川区出身 玉川大学文学部芸術学科演劇専攻卒
花柳流師範、花柳会会員、公益社団法人 日本舞踊協会会員
有限会社オフィスパラノイア 代表取締役
東京都品川に生まれる。生後直ぐから三才まで、日本返還前の沖縄に暮らす。以後は品川に戻り、高校生時代は美術部に所属し、全国学生美術コンクール佳作入選。大学では演出論、演技論、舞台美術を中心に学び、アメリカ、カナダなど海外における公演活動を経験。卒業後の1991年、演劇集団 円演劇研究所基礎科に入所。同年、研究所の夏季休暇を期に自ら退所。1993年に劇団パラノイア・エイジを旗揚げ(現 (有)オフィスパラノイア)。劇団旗揚げ当初よりショービジネス及びイリュージョンを二代目引田天功師に、日本舞踊を花柳武生師に師事。日本舞踊では花柳流師範(花柳武政)であり、公益社団法人 日本舞踊協会会員である。2012年には舞踊劇団「東京幻堂」、2015年には朗読、語りの劇団「喋る卵の会」を旗揚げ。エンターテイメントから伝統芸能、実験公演、企業イベントなど、幅広い活動を行っている。
趣味は、寺社仏閣巡り、放浪、料理、読書、オートバイ、車などなど・・・
はじめに・ご挨拶
はじめまして、「東京幻堂(とうきょうまぼろしどう)」の佐藤伸之と申します!普段は、舞台やイベントの企画、演出の仕事をしています。その一方で、「花柳流日本舞踊 師範」花柳武政として、日本舞踊の教授、振付なども行っています。
私どもの東京幻堂は、19年前に東京で産声をあげ、続いて17年前からは山梨でも上演を始め、以来、毎年秋には東京と山梨で、毎年欠かさず舞踊劇公演を行なっております。敷居が高いと思われがちな日本の古典文学や伝統芸能を、老若男女、幅広い層のお客様に楽しんで頂けるような、分かりやすく、それでいて芸術性の高いエンターテイメント作品創りを目指し、結成された舞踊劇団です。
そして今年も、新型コロナに負けずに例年通り公演を行うべく準備を始めました。
このプロジェクトで実現したいこと
私たち東京幻堂の公演は、伝統芸能の古典的な表現手法と、幅広い層のお客様に楽しんでいただけるように工夫を凝らした娯楽性の高い演出によって、古事記・今昔物語集・宇治拾遺物語・御伽草子をはじめ、日本中にある伝承伝説に描かれた、古代〜中世日本人の創造的で斬新で豊かな感性、美意識、哲学といった祖先の息吹をお客様に伝え、日本文化が持つ独創性やアイデンティティを再発見し、次世代へ伝承してゆく、そんな「学びのエンターテインメント」を目指しています。東京幻堂の活動を通して、まずは公演を観てくださった人に生まれた国、地域の歴史や文化への好奇心を持っていただき、故郷に対する愛情と自信の獲得、そして日本の未来を創造するきっかけになる事が目標なのです。
しかし昨年から世界を駆け巡る新型コロナウイルス禍の影響で、昨年の公演は実施こそしたものの、公演始まって以来の大きな赤字となりました。文化庁のご支援もありましたが、新型コロナ対策費用も大きくのしかかり、昨年一年の自主公演4公演分の赤字は、その後の公演活動の存続に関わる大きな打撃でした。また、本業である企業イベントも当然影響を受け、この一年余りは現場も中止続きで開店休業状態。そこで、一縷の望みをかけて、クラウドファンディングに挑戦することを決めました。クラウドファンディングにより皆様のご助力を得て公演準備金とし、こんな時代だからこそ、明日を生きる糧となるような作品を提供したいのです。親から子へ、子から孫へと観客が広がっている本公演だからこそ実現できる舞台と信じ、挑戦します!
プロジェクトをやろうと思った理由
私自身、子どもの頃から日本舞踊を習っていたわけではありませんでした。もともと小さい頃は絵を描くことが好きで、中高時代は美術部に入っていました。そこから少しずつ芸術に興味を持つようになり、大学入学を機に演出家と俳優を志し、がむしゃらに活動し始めたのです。そんなとき、大学主催のオーディションに合格し、海外の舞台に立つ機会に恵まれ、生まれて初めて日本人以外の方々と深く触れ合うことになりました。その際に「君はどこの国の人?」「自分の生まれた国の面白いところは何?」「どんな歴史があるの?」と幾度も尋ねられました。しかし、答えられることは多くありませんでした。
そこで、自身のアイデンティティとは、生まれ育った国の上に成り立っていることを痛感しました。その経験をきっかけに、いつしか、何か日本人らしい技術を身に付けたいと思うようになり、友人からも勧められ、二十代後半から日本舞踊を学びはじめました。そして、生の日本舞踊に初めて触れたときに「昔の日本人はなんてアバンギャルドで、エンターテインメント性があって、美しいんだろう!」と衝撃を受けました。しかしその頃は、日本舞踊も歌舞伎も能も狂言も、いわゆる伝統芸能は既に一般的な娯楽ではありませんでした。名作として語り継がれてきた古典や伝承伝説は時代の変化とともに忘れ去られ、性的な表現、残酷な描写、グロテスクな内容などが排除され、ただ高尚なものとして紹介される作品は、まさに毒気(=色気)を抜かれ、やがて国語の授業で、「学問」としてのみ伝えられた結果、身近に触れられる古典作品は実に味気のないもになっていたのです。
そこで私は、内容的にも金銭的にも「観やすい」、そして「古典ならではの色気の効いた」伝統芸能を目指し、今は亡き師匠の多大なる協力も得て、18年ほど前に東京の小劇場で「今昔舞踊劇」と銘打ち、公演を開催するようになりました。現在では、弟子とともに「東京幻堂」という舞踊劇団を立ち上げ、劇場はもとより寺社仏閣など歴史を感じることのできる空間で、亡き師匠が楽しみながら育ててくださった「今昔舞踊劇」の公演を凡そ20年近く継続しています。
これまでの活動
<略歴>
2003年 オフィスパラノイア舞踊劇公演(勉強会)として発足。
同年 7月 下北沢「劇」小劇場にて第一回公演。
2004年 6月 下北沢「劇」小劇場にて第二回公演、
2005年 7月 下北沢「劇」小劇場にて第三回公演。
同年10月 山梨県甲斐善光寺公演開始(以後、2020年で16回目)
2008年 9月 靖国神社公演開始(2008年〜2015年)
2010年 3月 アメリカ合衆国 ニューメキシコ州サンタフェにて
SantaFeJIN Jpanese Cultural Festival 6 正式招聘
「Grand Samurai Performasce
※団体名である「パラノイア」という言葉が、アメリカでは放送禁止
用語に当たるため、「サトウノブユキと仲間たち」として紹介される。
これを切掛けに、海外で通用する団体名を模索。
2013年12月 オフィスパラノイアプロデュース舞踊劇団「東京幻堂」発足。
2014年 4月 国際フォーラムAホールにて、国際眼科学会オープニングアクトとして
天皇陛下(当時、皇太子殿下)ご臨席の中、舞踊披露
2016年 9月 すみだパークシアター倉
10月 甲斐善光寺 を定例公演として現在に至る。
2019年12月 「青の洞窟SHIBUYA」代々木公園イベント広場にて行われた
令和元年台風19号被災地復興支援
『ふるさと応援祭2019~Christmas Night Market~』にて
オープニングアクトを務める
資金の使い道
公演前にかかる主な経費¥1,200,000の内訳としてはおよそ下記の通りです。
1.新型コロナ対策費 ¥250,000
2.各種印刷費 ¥160,000
3.宣伝活動費 ¥100,000
4.衣裳小道具費 ¥400,000
5.通信費 ¥60,000
6.リターン品制作費 ¥130,000
7.諸雑費 ¥100,000
上記以外に大道具、照明音響、移動費、輸送費、宿泊費、他あり、
総額で¥4,300,000ほどの経費がかかります。
リターンについて
【お気持ちコース ¥3,000】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援者」としてお名前を披露
3.東京幻堂2021年オリジナル手拭い1本ご提供
※ご希望する柄を、第1希望〇〇、第2希望〇〇と備考欄にご記入ください
【ご観劇コース ¥5,000】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援者」としてお名前を披露
3.東京幻堂2021年オリジナル手拭い1本ご提供(山梨公演ご希望は2枚)
※ご希望する柄を第1希望〇〇、第2希望〇〇というように、備考欄にご記入ください。
4.本公演ご観劇チケット1名様ご招待ご提供(山梨公演ご希望は2枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
【ご贔屓コース ¥10,000】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援者」としてお名前を披露
3.東京幻堂2021年オリジナル手拭い2本ご提供(山梨公演ご希望は3枚)
※ご希望する柄を、同柄または別柄、また第1希望〇〇、第2希望〇〇と
というように、備考欄にご記入ください。商品の在庫数によっては、
ご希望の組み合わせでお送りできない場合がございますので、ご了承ください。
4.本公演ご観劇チケット2名様ご提供(山梨公演ご希望は3枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
【ご大尽コース ¥30,000】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援者」としてお名前を披露
3.東京幻堂2021年オリジナル手拭い5本ご提供(山梨公演ご希望は8枚)
※ご希望する柄を、同柄または別柄、また第1希望〇〇、第2希望〇〇と
というように、備考欄にご記入ください。商品の在庫数によっては、
ご希望の組み合わせでお送りできない場合がございますので、ご了承ください。
4.本公演ご観劇チケット5名様ご招待ご提供。(山梨公演ご希望は8枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
【たにまちコース梅 ¥50,000(企業・団体様向け)】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援社」として御社名を披露。
3.東京幻堂2021年オリジナル手拭い5枚ご提供(山梨公演ご希望は8枚)
※ご希望する柄を、同柄または別柄、また第1希望〇〇、第2希望〇〇と
というように、備考欄にご記入ください。商品の在庫数によっては、
ご希望の組み合わせでお送りできない場合がございますので、ご了承ください。
4.本公演ご観劇チケット5枚ご提供(山梨公演ご希望は8枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
5.本公演パンフレット広告(縦65mm×横60mm※デザインにより若干の変更あり)
【たにまちコース竹 ¥80,000(企業・団体様向け)】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援社」として御社名を披露。
3東京幻堂2021年オリジナル手拭い8枚ご提供(山梨公演ご希望は10枚)
※ご希望する柄を、同柄または別柄、また第1希望〇〇、第2希望〇〇と
というように、備考欄にご記入ください。商品の在庫数によっては、
ご希望の組み合わせでお送りできない場合がございますので、ご了承ください。
4.本公演ご観劇チケット8枚ご提供(山梨公演ご希望は10枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
5.本公演パンフレット広告(縦133mm×横180mm※デザインにより若干の変更あり)
【たにまちコース松 ¥100,000(企業・団体様向け)】
1.直筆お礼状
2.本公演パンフレットの紙面にて「ご支援社」として御社名を披露。
3東京幻堂2021年オリジナル手拭い10枚ご提供(山梨公演ご希望は12枚)
※ご希望する柄を、同柄または別柄、また第1希望〇〇、第2希望〇〇と
というように、備考欄にご記入ください。商品の在庫数によっては、
ご希望の組み合わせでお送りできない場合がございますので、ご了承ください。
4.本公演ご観劇チケット10枚ご提供(山梨公演ご希望は12枚)
※ご希望の観劇日を第3希望まで備考欄にご記入ください
5.本公演パンフレット広告(縦267mm×横180mm※デザインにより若干の変更あり)
実施スケジュール
〜制作スケジュール〜
2020年10月、会場契約(契約済み)
2020年11月、オールスタッフ決定(済み)
2021年3月初旬、クラウドファンディング申請(済み)
2021年4月〜、上演作品の選定開始(予定)
2021年5月中旬、クラウドファンディング終了(予定)
2021年6月上旬、出演者決定及び稽古開始(予定)
2021年6月下旬、詳細告知及び宣伝活動開始(予定)
2021年8月上旬、山梨宣伝活動(予定)
〜公演詳細〜
<日程>
東京公演:令和3年9月3日(金)〜5日(日)4ステージ
山梨公演:令和3年10月8日(金)〜10日(日)3ステージ
<場所>
東京公演:下北沢 小劇場B1(http://www.honda-geki.com/b1main.html)
住所:東京都世田谷区北沢2-8-18 北沢タウンホール地下1階
電話番号:03-6416-8281
アクセス方法:http://www.honda-geki.com/map/b1-kita.html
山梨公演:甲斐善光寺 金堂(http://www.kai-zenkoji.or.jp/index.html)
住所:山梨県甲府市善光寺3-36-1
電話番号:055-233-7570
アクセス方法:http://www.kai-zenkoji.or.jp/guidance.html
<概要>
東京公演:今昔舞踊劇 遊びの杜14
山梨公演:今昔舞踊劇 怪17
幕開きの儀式的な舞踊に始まり、普遍的なものから、上演地域に根ざした7作品をご披露いたします。
上演時間は、約2時間(休憩含む)を予定しています。
<チケット>
東京公演:前売¥4,200/当日¥4,500(小中学生割引¥2,000)予定
山梨公演:前売¥2,500/当日¥2,800(小中学生割引¥1,300)予定
山梨公演
クラウドファンディングで特典付き先行販売中!
<ご来場者様へのお願い>
コロナ感染対策として・・・この度、新コロナウィルス感染に対する対策として、会場では政府、
自治体及び小劇場協議会のガイドラインに則り、アルコールによる各種消毒作業、
ソーシャルディスタンスに考慮した客席作りなどを行なっております。
さらに、感染を抑え良好な観劇環境を整える為に、お客様へいくつかのお願いがございます。
1.ご来場に際し、マスクの着用をお願い致します。
2.発熱や咳などの症状を自覚された場合は、風邪や、喘息など、新コロナと限らぬ病気と明らかな
場合においても、ご観劇をお取り止め頂きますようお願い致します。
(37.5度以上の場合、ご入場できません)
3.受付でお並び頂いている際、またはご入場、ご退場時などもソーシャルディスタンスを意識した
距離感を保たれるようにお願い致します。
どうぞご協力のほど、宜しくお願い致します。
最後に
一昨年、初めてクラウドファンディングに挑戦し、多くの方々のご支援を賜り、衣裳などを中心に舞踊劇団としてグレードアップを図るためのアイテムを、数多く購入する事が出来ました。そこで、再びクラウドファンディングを通して、この新型コロナウイルス禍の只中、疫病に負けず本公演を創り上げる為に、今一度皆様のご助力をお願いする次第でございます。
何故そうまでして、舞踊劇を継続するのか?それでなくとも、日本舞踊などの伝統芸能は敷居が高く、普段の生活からは遠く離れた存在のように感じるものなのに、果たして今のこのような時期で支援する価値はあるのか?そのように思う方も少なからず居られる事でしょう。しかし私たちは、こう思います。これからも活動を継続し、少しずつでも理解者、協力者が増え、規模を拡大させることが、日本文化への貢献だと!今ここで、疫病に負けるわけにはいきません。伝統芸能は、苦しい時こそ大衆に寄り添ってきたからこそ、伝えられてきた文化である筈です。苦しい状況の時に、真っ先に切り落とされるべきものではなく、苦しい時こそ傍にあるべきものなのだと信じています。本当に苦しい時こそ、先人達より伝わる文化の力が、如何に人の心を癒し、豊かな気持ちにさせるのか・・・苦しい時だからこその挑戦。
どうか、ご支援ご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。
最後までご覧くださり、心から感謝致します。
有り難うございました。
東京幻堂 代表
花柳武政 事 佐藤伸之
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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