みなさん、こんにちは。
第3回目の活動報告となります。
多くの方にご支援をいただき、ネクストゴールも達成まであとわずかとなりました。
温かいメッセージに励まされるばかりです、本当に有難うございます!
今日は、個展の準備について少しご紹介させてください。
週末にかけて行ったのは額装作業です。約40点の額装のため、約80箇所のネジどめをしました。慣れない電動ドライバーに始めは四苦八苦しましたが、無事完成することができました。
作品を額に入れる際は、ホコリが入ってないか、紙がマットから浮いてないか入念にチェック。実際に作業すると静電気によってホコリがくっつきやすいことに気づきます。美術館では、当たり前に観ている美しい額装もプロの方々が手間暇かけて作ってるんだなぁと実感します。
個展に向けて創作をしている中で、構図についても改めて学びがありました。
以下の2つの作品を見比べてどのように感じるでしょうか?
中心に2人がいる絵と、左部分に余白がある絵です。異なるのは構図だけとなりますが、左部分に余白がある絵の方が、母親が赤ちゃんの方に意識を傾ける様子が伝わってくるようなきがしませんか?構図によって意識がどこに向いているか、また時間の流れや視線の流れ、ネガティブさやポジティブさなどが変化してきます。
私も構図については知識として知ってはいたのですが、実際に額装作業の中でマットの大きさや向きによって印象が変わることを実感し、構図の重要性を改めて学ぶことができました。
なおマットとは、額縁に入れる紙材で出来ている台紙のことです。作品に応じ「色」「サイズ」「形」を自由に 選ぶことができます。額だけでなく、マットも作品の印象を決める大きな鍵となるので、個展に足を運んだ際には、よかったら注目してみてくださいね。