▼はじめにご挨拶
初めまして。東京江戸ウィーク2017実行委員長の橋本芽空です。東京江戸ウィークは2016年に第一回目を開催し、今年で第2回目となります。
元々私はアパレル関係の商社で働いていました。特に不満なく、また日本文化について、深く考えることもなく、毎日を過ごしていました。
そんな私なので、東京江戸ウィークを立ち上げた最初の理由はかっこいい話でも、素敵なエピソードでもありません。
当時の仕事柄海外出張も多く、その土地土地で日本のことを褒め称えてくれる方々が多くいました。そんなに何を褒めてくれるのか、「知らない自分」に少しづつ違和感を覚えはじめたというのがきっかけです。
その後、少しずつ日本文化に携わる方々のお話を聞き、またその中でたくさんの方々と出会い、数年を掛け、協力してくださった皆様と昨年第一回目を開催いたしました。
日本文化を通して、人と出会い、悩み、考え、助け合い、解決まで。
時には酒のつまみにも。
第一回目を開催するまでの時間は、日本文化が私にとってのコミュニケーションツールでした。
「日本文化とは」など、大それたことを語るつもりも、そもそも資格も私にはありません。
東京江戸ウィークもそういった「日本文化とは」といったことを高貴に伝えるイベントでもありません。
私が東京江戸ウィークを開催するきっかけと同じように、日本文化について触れるほんの小さなきっかけになればいいと思っています。
音楽、アート、勉強、恋愛。周りにはたくさんの面白そうなことや興味深いことがあります。
その選択肢の中に、「日本文化」が入れるようになったら、この活動をやってきて良かったなと思えるんだと思いま。
手探りではありますが、そうなれるように今年、来年、再来年と、活動を続けていきたいと思っていますので
どうぞ応援の程、よろしくお願いします!
▼竹あかり演出家「CHIKAKEN」
熊本を拠点に全国各地で「竹あかり」を灯し、その土地にしかない“風景”と“物語”を創りつづけている竹あかり演出集団。
▼このプロジェクトで実現したいこと
着物って高い。結婚式とかでしか着ない。日本文化って何?高価な物?
いつ間にか心の中で、日本文化は見たり、聞いたりするものになってしまい、身近な存在では無くなってしまいました。
もっともっと身近な存在でいられるように、東京江戸ウィークは活動をしています。
また東京江戸ウィークは「日本の伝統文化の後継者問題」に対してもまっすぐに向き合っていきたいと思っています。
日本文化をより身近に感じてもらえるようになり、仕事、生業といった観点でも出展社とお客様を繋ぐことを一つのテーマにしています。
ただ、まだまだ十分にそういった提案ができていないのも事実で、私たちが日々取り組んでいかなければならない命題です。
そんな中、今回「CHIKAKEN」と一緒にイベントを作れることはとても大きな前進だと思っています。
「竹あかりを新しい日本の文化に」
東京江戸ウィークの想いと来場者様を、竹あかりの灯が繋いでくれる。
来年、再来年、その次も、東京江戸ウィークの灯りは「CHIKAKEN」に灯してもらい、東京江戸ウィークのトレードマークとして日本だけでなく、世界に向けても発信していきたいと思っています。
今回「CHIKAKEN」と一緒にイベントを作ることになって、では東京江戸ウィークとして「CHIKAKEN」に何ができるのか、考えました。
形は違えど、共通する想いがある同志に対して、何ができるのか考えられる。
日本のおもてなしの文化であったり、助け合いの文化というのは、こういう事なのかなと、改めて感じることができました。
このプロジェクトを通して、一人でも多くの方に東京江戸ウィークを知ってもらい、足を運んでもらい、応援してもらうことができたら心から嬉しく思います。
またこういった背景を知り、我々スタッフに気軽にお話しかけていただいたり、連絡をもらうようなことがあったら、この上ない幸せです。
▼資金の使い道
1.放置されている竹を竹あかりにする費用
2.竹あかりを上野まで運搬する費用
3.竹あかり製作に関わる備品費用、人件費費用
4.竹あかりのリサイクル費用 例:竹炭、竹酢液、肥料など
5.竹あかりの展示に係る会場費、管理費、警備費など
6.イベントに係る諸費
7.事務費、広告費、撮影費など
にいたします。
皆様の応援、何卒よろしくお願いします。
▼最後に
冒頭にもお伝えさせていただきましたが、 私には「日本文化とは」など、大それたことを語るつもりも、そもそも資格も私にはありません。
実行委員会のメンバーもアパレル、イベント、飲食、学者、デザイナー、IT、広告代理店関係者と、日本文化の業界に身置いている者はほんの一握りです。
ただし、日本人として、日本の文化の可能性を信じてやみません。
そして東京江戸ウィーク自体は、私たちが持つ想いを叶えることのできる場所なのか、挑戦の場でもあります。
今この瞬間も実行委員会の中でもあーでもない、こーでもないといった本気の議論が巻き起こっていることと思います。
成功、達成の形は人それぞれだとは思いますが、私たちは今回のプロジェクトを通して、東京江戸ウィークの一つの形を作りたいと思っています。
そのためには、私たちの力だけでは不十分であることも分かっています。
皆さまがたの暖かいご支援を賜れれば何よりうれしく思います。
長くなりましたが最後までお読みいただき、ありがとうございました。
東京江戸ウィーク2017で皆様にお会いできることを楽しみにしています。
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