お陰様でクラウドファンディングの支援額が4分の1を超えてきました。コロナ禍で、それどころじゃない状況の中ご協力頂き、誠に感謝にたえません。コロナが終息した世の中に、こんな生き方は如何でしょうと云う提言が出来るよう準備を進めて行きたいと思っています。小梅の向こうに覗いているのが、今回整備をしている旧宅です。自然栽培実験農場では、土に触るだけでも何か感じて頂けるんじゃないかと思います。2021/04/20■Facebook投稿記事を転載しますミカンの自然栽培と言うのは、本当に難しいものです。以前 奇跡のリンゴの映画を観た時、何年も花が咲かずに酷い目に遭われてましたが、リンゴの木は枯れないんだ、良いなーと思いました。ミカンの木は肥料を切って3年目くらいから実(じつ)に呆気なく枯れていきます。1〜2年、結構良く出来る為にかえって落とし穴に落ちてしまいます。今冬の様に、全体には温暖で、数日極端な寒波に見舞われた時など、特に酷い目に遭いますね。コレは枯れ込みへの対処のしかた。チョット分かりづらいのですが、樹皮の表面が少し黒ずんで沁みた様になってる所は、内部はかなり茶色になって枯れ込んでます。この患部を綺麗に削り取り、保護剤を塗布します。保護剤は木工ボンドに墨汁をまぜたもの。何か天然素材が有れば良いのでしょうが思いあたりません。この作業をやらないと、知らぬ間に幹全体に枯れ込みが広がって、情け容赦無く枯れていきます。他にも木を枯らす要因がたくさんあって、公の指導機関やJAさん、ベテラン農家も自然栽培は絶対手を出すもんじゃないと言われるのは、もっともな話です。ちょっとそっとセミナーを受講したレベルではどうにもならなくて、先日来られたナチュラルハーモニーの方もミカンを自然栽培でやろうと言う人は全国いなくなりましたよ、と言っておられました。枯れた後に苗を植えても育たないし、試行錯誤が通用しないんです。そういった訳で、今年から月一回の現地勉強会を始めたり、クラウドファンディングで簡易宿泊所も作ろうと動き出したところです。あと1ヶ月近く、お付き合いよろしくお願い致します。