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【現在進行形】自然栽培農業体験用の宿泊所を作って人材を育て、地球環境を守りたい

自然栽培みかん農家であり画家でもある農園主は、日々、自然を見つめ自然からたくさんのことを学んできました。そのノウハウを次世代に繋ぎたい。自然栽培を通じて、わたしたちの住む土地を少しずつでも元気にしたい。そのための学びと交流の場となるべく、自然栽培農業体験ができる宿泊施設を作りはじめています。

現在の支援総額

1,059,000

132%

目標金額は800,000円

支援者数

91

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/03/24に募集を開始し、 91人の支援により 1,059,000円の資金を集め、 2021/05/16に募集を終了しました

【現在進行形】自然栽培農業体験用の宿泊所を作って人材を育て、地球環境を守りたい

現在の支援総額

1,059,000

132%達成

終了

目標金額800,000

支援者数91

このプロジェクトは、2021/03/24に募集を開始し、 91人の支援により 1,059,000円の資金を集め、 2021/05/16に募集を終了しました

自然栽培みかん農家であり画家でもある農園主は、日々、自然を見つめ自然からたくさんのことを学んできました。そのノウハウを次世代に繋ぎたい。自然栽培を通じて、わたしたちの住む土地を少しずつでも元気にしたい。そのための学びと交流の場となるべく、自然栽培農業体験ができる宿泊施設を作りはじめています。

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ご報告今年の春よりクラウドファンディングを立ち上げ、以前住んでいた家を無料の宿泊研修施設にしようと、皆様の応援を仰ぎながら、スタッフの方々と悪戦苦闘しながらも楽しく作業を進めて来ましたが、どうやら(不備はかなりあるものの)利用可能な段階となりました。名前を「ひこばえ塾」とし、現代文明の行き詰まり感の中にも、新しい芽を伸ばそうじゃないかと言う趣旨のもと、農薬肥料を一切使用しない農園を気楽に体験出来る施設にしたいと考えています。とにかく、これでもかというくらいの不用品の処分に始まり、屋根の修理、縁側の板張り、台所の改修、風呂場のタイル張り、障子の張り替え、畳表替えなど順次やってまいりました。基本、素人仕事ですので完璧とはいきませんが、作業をやる事自体が大変勉強になりました。数名は泊まり込みで作業を手伝ってくれて、すでに新しい活動の始まりの予兆を感じています。コロナもどうやら落ち着いてきたとはいえ、まだまだ安心とは言えない状況ですが、国内の方から徐々に動き出す事になるでしょう。WWOOFに関しては、こちらも全く受け入れの経験が無いのでご迷惑をお掛けする事も多いかと思いますが、これから自然を大切に思う人達のためになるよう、徐々に「ひこばえ塾」活動開始です。*追伸*RKBテレビ「新 窓を開けて九州」にて池田農園の取り組みが紹介されました。ミカンの自然栽培で、どうにか生活がやっていける事と、農業などの自然に関わる仕事をやりながら、文化芸術活動を続ける生き方も良いですよ。と言うことを少しでも多くの人に知っていただけるならと、お受けする事にしました。半年ほど前から取材が始まったのですが、テレビの人達のプロ魂には感心しきりでした。今年は春から天候不順で、雨の日のシーンを撮りたいと言うのに雨待ちで延期に次ぐ延期。夏頃は、暑い中での畑仕事のシーンが欲しいと言うことで予定日を決めても、ことごとく雨でお流れ。全く何に祟られているんだと言うような状況で、とにかく気に入った撮影ができるまで粘ること粘ること。正直、15分の番組のためにここまで時間をかけてやるんだと恐れ入りました。お陰様で私も随分勉強になりました。こちらは今年の池田農園のチラシ用イラストです。たくさんの人や、いろんな生き物がやって来るよう願いを込めてみました。今後の活動につきましては、Facebookページをご参照いただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。池田道明 Facebookhttps://www.facebook.com/ikedanouen.mi


早いもので、明日から10月です。日々コツコツと古家の改修を行っているところですが、先日「障子紙の張り替えをやります」と言ったら、以前に農園の仕事に来てくれていた女性が、仲間を大勢引き連れて手伝いに来てくれました。オープン前からたくさんの交流が生まれて実に有難いことです。娘も帰省して手伝ってくれてます。私はつくづく幸せ者だと思います。簡易宿泊施設【ひこばえ塾】が、かなり整ってきました。これから収穫作業の合間の作業となりますが、どうやら先は見えた感じです。Facebookの投稿から、最近の様子をかいつまんでお伝えします。■9月12日今年最後の自然栽培勉強会をやりました。今年の2月から毎月やって来ましたが、皆さん収穫期に入り忙しくなりますので、また来年です。まだ実際やっている人はわずかですが、興味のある、特に若い人達には是非、一角からでも試験的に始める事を提案させて頂いてます。環境保護や食料問題、地方の過疎化など農業者だけでなく、社会の問題として取り組む時代ですが、みんなで楽しく切り抜けて行きたいものですね。■9月13日まだまだ古家の改修は続いています。お宝といった物は一切ありませんが、思い出の品は尽きないので厄介です。これは捨てる訳にはいかないなと言う酒器ですが、親父がミカンの品評会で農林大臣賞を受賞した時の賞品です。昔はミカンの品評会というのがよく行われていて、他にも県知事賞とか、ずいぶん受賞してるんですね。池田農園は元々美味しいミカンの採れる所なんですよ。親父は92歳になりますが、お陰様でまだまだ元気にしています。■9月16日今時、滅多にやらない工法。お風呂場はタイル。昭和レトロですね。■9月17日極早生のミカンが色付いてきました。周りの農家さんは収穫を始めていますが、池田農園では完着色近くで収穫に入ろうと思っています。10月1日には店先に並ぶ段取りで行きたいと思いますので、宜しくお願い致します。今年は夏の天候不順にもかかわらず、かなり美味しく仕上がって来てるようです。年々自然栽培が進化しているのではないかと考えられますね。この園地でも既に10年は一切の肥料も与えていないのに信じられないほど元気です。まったく自然と皆様に感謝です。■9月21日秋晴れが続く予報ですので、来週9月27日(月)から予定通り収穫を開始したいと思っています。十数年前、自然栽培に挑戦しようと色々勉強していた時期に、とにかく農薬の使用を止めるんだったら肥料を止めなければならないと聞かされて、どうにも俄(にわか)には信じられなかったのですが、実際やってみるとそれ以外に方法は無い様に思います。ですが、肥料を与えずにミカンの木が枯れない土にするのは普通では無理だと、ずいぶん思い知らされました。草や虫や微生物。それら様々なもの達との共生が出来上がらないとうまく行かないんですね。■9月24日極早生のミカンが、どうやらミカン色になって来ました。近年の気候は、とにかく振れ幅が大きいので、辿り着いた感も大きくなりました。ところで、このミカンをプロの農家や市場出入りの仲買さんあたりが見たら、全部二級品と言う事になります。一切の農薬とそれに代わる資材も投入してませんから、自分ではこれでどうにか合格点です。それでよろしい。とおっしゃるお客さまも年々増えて来てる気はします。見た目で、一般的な栽培と張り合えるはずも無いので、日頃の情報発信や交流で信用を得ていく事が何より大切な気がします。なかなか痛い目も経験しましたが、日本中の方々から支えて頂き、なんとか上向きといった状況になって来ています。天気が続くみたいで何よりです。今年の秋も宜しくお願い申し上げます。池田道明 Facebookhttps://www.facebook.com/ikedanouen.mi


お気持ち支援コース、直筆絵はがきコース、絵本「みかん畑のキジ」コース、青みかんパウダーコース、みかんジュースコース、絵画の発送が完了しました。順次、草木染め体験コース、実験農場 参加体験コース、みかん収穫体験コースを実施予定。池田農園セットとオールスターコースは11〜12月頃の発送となります。宿泊つきウーファー体験コースは「ひこばえ塾」完成後の来2022年3月頃を目指して、古家の改修工事も頑張っています。8年間も放置していたので大変です。でも奇跡的に農園スタッフは水道工事を15年やってたとか、先頃職業訓練校で大工を勉強して来たとか、このプロジェクトをやる事になっていたようで不思議な運命を感じます。有り難い事に、リフォームのお手伝いを申し出てくださる方もいらっしゃるので、近々なにか企画しようと考えております。決まりましたら、またご報告致します。


本当に沢山の方々のご協力で目標額を達成する事ができました。このコロナで大変な時にも関わらず、ご協力をいただき感謝しかありません。嬉しい反面、責任の重さも噛み締めているところです。残りあと3日。引き続き、宜しくお願い致します。写真は今の畑の様子です。ミカンというのは圧倒的な生産量の果物で、これが農薬を使用しないで生産できるようになれば、日本の環境も相当改善するわけです。甘夏あたりは40〜50年農薬不使用でやって来られた方が随分いらっしゃいますが、ミカンは格段に難しく、かなりの人達が挑戦しては撤退して行かれた歴史があります。池田農園では、今まで誰もやらなかった草生のやり方で、どうやら問題が解決できて来ているのは公的機関もある程度認めくれるところとなりました。熊本県の農業コンクールで受賞できたり、県の指導農業師に任命されたりすることは、自然栽培農家としては画期的な進歩だと思います。まだまだ逆風もかなりなものですが、私と一緒に自然栽培の普及をやりませんか、と言うのが今回のクラウドファンディングの主旨なんです。チョット長くなってすみませんが、もう少しお付き合いください。コレは15年程前の話で娘が小学2、3年生の時だったと思いますが、その頃地元の山北小学校はとても環境教育に力を入れておられていて、娘もいろいろ勉強していたようです。ある時「ねえ、ウチではあんまり農薬は使わんとだろう?」と聞いて来るので、「そうねー、よその三分の一だろう。」と答えたのですが、実際のところ二分の一は使用していたでしょう。少しでも良く見せようとサバを読んだのですが、娘にも胸を張れないのは悲しくもありました。今、農業をやっている殆どの人に、何がしか思い当たる事もあるんじゃないでしょうか。それでも家族を守る為に全力を傾けてこれまで通り日々の作業を重ねていくというのは、私も何十年やってましたから実に良くわかります。私の農家の友人達も子供に後継は求めないと言うのが殆どで、何百年も続いて来たような大農家も次々に歴史を終えようとしています。これには反論も多々あると思いますが、現代の農業には魅力が無いし、子供達に対して胸を張れない一面があるんですね。自然栽培は野菜にしろ米にしろ、大規模で経済的にも成功している人達がかなりおられて、皆さん晴れやかな感じを受けるんですよね。私はミカンでかなり失敗もして、まだまだ自慢出来るほどのものではありませんが、かなり道筋は分かって来たので、特に若い世代に技術を伝えて行きたいと思っています。後20年くらいはやれますかね。


お陰様でクラウドファンディングの支援額が4分の1を超えてきました。コロナ禍で、それどころじゃない状況の中ご協力頂き、誠に感謝にたえません。コロナが終息した世の中に、こんな生き方は如何でしょうと云う提言が出来るよう準備を進めて行きたいと思っています。小梅の向こうに覗いているのが、今回整備をしている旧宅です。自然栽培実験農場では、土に触るだけでも何か感じて頂けるんじゃないかと思います。2021/04/20■Facebook投稿記事を転載しますミカンの自然栽培と言うのは、本当に難しいものです。以前 奇跡のリンゴの映画を観た時、何年も花が咲かずに酷い目に遭われてましたが、リンゴの木は枯れないんだ、良いなーと思いました。ミカンの木は肥料を切って3年目くらいから実(じつ)に呆気なく枯れていきます。1〜2年、結構良く出来る為にかえって落とし穴に落ちてしまいます。今冬の様に、全体には温暖で、数日極端な寒波に見舞われた時など、特に酷い目に遭いますね。コレは枯れ込みへの対処のしかた。チョット分かりづらいのですが、樹皮の表面が少し黒ずんで沁みた様になってる所は、内部はかなり茶色になって枯れ込んでます。この患部を綺麗に削り取り、保護剤を塗布します。保護剤は木工ボンドに墨汁をまぜたもの。何か天然素材が有れば良いのでしょうが思いあたりません。この作業をやらないと、知らぬ間に幹全体に枯れ込みが広がって、情け容赦無く枯れていきます。他にも木を枯らす要因がたくさんあって、公の指導機関やJAさん、ベテラン農家も自然栽培は絶対手を出すもんじゃないと言われるのは、もっともな話です。ちょっとそっとセミナーを受講したレベルではどうにもならなくて、先日来られたナチュラルハーモニーの方もミカンを自然栽培でやろうと言う人は全国いなくなりましたよ、と言っておられました。枯れた後に苗を植えても育たないし、試行錯誤が通用しないんです。そういった訳で、今年から月一回の現地勉強会を始めたり、クラウドファンディングで簡易宿泊所も作ろうと動き出したところです。あと1ヶ月近く、お付き合いよろしくお願い致します。


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