Vol.3達成記念という事で!
『シーザノケ』アナザーストーリーの
ネームを公開いたします!!!
シーザとノケの設定が微妙に違い、本編と見比べて紛らわしくなるので、これまで公開を伏せてきたアナザーストーリー。
実質、本邦初公開となります!
(実際にお会いした事がある数人だけが、読んだことがある作品です)
Twitterでアンケートを取り、2ndゴールを超えて集まったら冊子にして支援者様に贈ろう…となったのですが、残念ながらそこまでは叶わなかったので、こちらの活動報告欄での公開のみとなります。笑
(冊子化はまたいずれ、機会があったら!)
10年前に描いたものになりますので、拙い所はご容赦ください…。笑
しかし、最終ページは今でもとても気に入っている作品です。
では、どうぞ!!!
シーザノケ アナザーストーリー
このアナザーストーリーは、皆さんが知っているシーザノケ第1話を描いた後に、もう一度同じ二人で描き上げたネームです。
10年前、シーザノケ第1話は出版社の漫画賞で佳作をいただいたのですが…、
「冒頭の引きが弱い」
「二人のドラマが弱い」
という短所のせいで佳作止まりだった…という悔しさから、『同じ題材で課題を克服しよう』と思って描いたのが、このアナザーストーリーでした。
…とはいえ、こちらはこちらで「テンポがちょっと悪かった」り、「1話内でスポットを当てるのはやっぱり1人にした方が良いな」など、課題も出ましたが…。苦笑
あと、当時は少年漫画雑誌に寄稿していたので、「扱う技とか設定にワクワクさせる」という点も課題になってますね…。笑
あと、つくりとして
「驚き(本編1話)を取るか」、
「感情移入(アナザー版)を取るか」、
…という風にもなっています。
本編1話では「あの少年はシーザだったのか!」という驚きをメインに据えたつくりで描いていますが…
アナザー版では二人の絡み合う感情を描く為に序盤から「二人は知り合い」という設定で描いたので、驚きの部分は描く事が出来ませんでした。
トレードオフ。
また、このアナザーストーリーは続編につなぐことを想定せずつくったので、完全1話短編版のシーザノケでもあります。
(それまで続編につなぐようなつくりの短編しか描いたことが無かったので、それも自分の課題克服として…。笑)
シーザとノケを幼いころからの知り合いに設定しているのは、それも1つの理由です。
…と、そんな風に生まれたシーザノケアナザーストーリーの解説でした!
お楽しみいただけましたでしょうか?
読んでいただきありがとうございました!!!(*^▽^*)
本編のシーザはまだ謎の多い少年となっていますね。
今後の展開で徐々にそのベールを脱いでいきますから、連載版のシーザにはぜひこれから注目してくださいね!(≧▽≦)
それではまた!!