大阪市住吉区にスタジオをオープンしたのが、令和元年4月1日でした。和太鼓を、もっと身近に感じて頂けて、地域に根ざした活動を目標に飛龍スタジオはスタートしましたが、その10ヶ月後に世界中をコロナが猛襲しました。テレビのニュースを見れば辛く悲しい事ばかり。芸能に携わる者として、世の中が落ち込んでいる時こそ、皆様に笑顔に、元気になって貰えるような太鼓の音をお届け出来ればと思って来ましたが、活動の場を奪われる・・・という全く想像も出来無かった事態になり、世界中が息を潜め、見えないウィルスに怯えながら日々を過ごして参りました。そんな中でも、何度か明るい兆しが見え隠れしてきた時も有りましたが、まだまだ先行きは遠いのかも分かりません。実の所、一打祭は昨年開催予定でしたが、止むを得ず一旦中止の判断を下しました。しかし、ようやく今年9月25日に開催目標に掲げる事が出来ました。一打祭は大人数で和太鼓を打つ所が最大の見せ場です。コロナ禍で失ったモノも多く有りますが、得たモノも有ります・・・それがリモートです。どうせなら世界中を巻き込んでしまえ!と、企画いたしました。今年は、アメリカのシアトルと繋ぎます。そして、来年再来年と参加国を増やして2025年には世界同時刻にドンッ!と音を重ねる事が出来たらと思っております。 これらを実現するには、コンサートのチケット収入だけでは賄いきれず、多くの方のお力添えが必要です。ぜひ、皆様のお力添えを伏してお願い申し上げます。倭太鼓飛龍 飛鳥峯英