2021/04/24 23:25

グレートスカイアート / LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO 実行委員長の中田と申します。

私は、友人の被災をきっかけに地元札幌から岩手の陸前高田市に移住し、約3年ほど支援活動を続けてきました。その中で2012年に陸前高田での花火打ち上げに関わりました。それがLIGHT UP NIPPONとの出会いです。

何も無くなった街に花火が打ち上がった瞬間、たくさんの笑顔が生まれる光景を目の当たりにし、この「想い」と「花火」の持つ素晴らしさを自分の地元にも伝えたく、2013年にLIGHT UP NIPPON HOKKAIDOを完全自主財源で立ち上げました。それ以来、毎年同じ気持ちを込めて花火を打ち上げています。

現在は、日本最高峰の花火大会「芸術花火シリーズ」を全国展開でプロデュースする「グレートスカイアート」のメンバーとして、全国各地で開催する芸術花火の運営を行っています。

花火は国籍、性別、年齢などに関係なく多くの人を笑顔にすることができる日本の素晴らしい文化だと思っています。今回、東日本大震災から10年の節目で、自分の足で東北のLIGHT UP NIPPON開催地を周ってきました。10年前になぜ花火を打ち上げたのか、どんな気持ちだったのか、そしてこの10年、ここからの10年についてをインタビューして映像にまとめてきました。
東北の方々は大変な事、悲しいことはあったけど、今もしっかりと前を向いて進んでいると心から感じることができました。そして、この10年でLIGHT UP NIPPONがもたらした奇跡や、今も続く東北各地とのつながりも体感することができました。
この花火がこれからも続いて行くことで東北、日本中の人が笑顔で元気になって欲しいなと思います。ぜひ皆さんのご協力よろしくお願いいたします!


グレートスカイアート / LIGHT UP NIPPON HOKKAIDO
実行委員長 中田 源