サークル活動もできる『WAIWAIひろば』〜もう一つの風景
WAIWAIひろばから派生した『WAIWAI手芸部』と『WAIWAIコカリナ部』
『WAIWAI手芸部』は、ママたちが子どもを連れて、ひろばで手芸を楽しみます。
(上の写真では、手芸部のママが赤ちゃんを抱っこ紐で抱っこしながら、編み物をしています)
今まで作ってきた作品は、子ども用マスクや小さい子どもでも使えるヘアゴム、ママ用アクセサリーなどです。
『WAIWAI手芸部』作品の良い所は、使う人の身になって細かい所にまで、気遣いが施されている事です。
何回も結んだり解いたりする事を考えて、しっかり止める為に、もうひと手間加えたりしています。
他に比べて値段もわざとリーズナブルに抑えてあるのは、自分の子が買いに来た時に、お小遣いで足りるようにという配慮からでした。(七夕祭りの時には、外に出して皆さんに見てもらっています。小学生女子たちにも大人気です)
普段のWAIWAIひろばを利用していた多くのママたちは、お子さんが1才になる頃には仕事復帰をするのが当たり前になっています。そうなると、一番大変だった0才1才の子育て時代の仲間とも、自然に離れていかざるおえません。
それでも「WAIWAI手芸部』では、土曜日の活動日も加えているので、お仕事を持ったママも参加できます。
仕事場での自分も大事
家庭での自分も大事
だけど、『私』自身でいられる大事な場所が『WAIWAIひろば』にあります。
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『WAIWAIコカリナ部』(コカリナという小さな木製の笛を演奏するサークル)では、川口から遠くへ引っ越されたママ・出産で実家へ戻られたママが、リモートで今までと同じように参加されていました。「時代は変わったなあ」と、私は実感させられました。
(大型積み木の上にiPadを置いて、リモートで繋いでみました)
川口市は転入転出が多く、マンションが立ち並び、知り合いも親戚もいない人たちにとっては、地元に親しむ事も、近隣の人と親しむ事も、かなり難しい背景があります。
ましてやコロナで不安の多い中で、人との繋がりが持ちずらいこの時期に、初めての子育てをされている転入者のママは、どんなに大変なのかと思わずにはいられません。
でも、子どもを真ん中に置いてリラックスした中で人との関係を結ぶと、繋がりを作りやすいです。
特に小さい子どもの子育て中は、「お互い様」の助け合いの気持ちが、自然と湧き上がってきます。
そんな状態でできた仲間や友だちだから、一生付き合えるかけがえのない関係が、築けるのだと思います。
○○さん、○○ちゃんのママから始まるけど、
いつしか下の名前で呼び合うママを何人も見てきました。
『ひとりぼっちの子育てでなく、みんなで子育て』
『いつでも誰でも立ち寄れる、もう一つのお家』
WAIWAIの理念は、この2つの柱からなります。
ずっと変わらず、これからもです。
どうかこの場所を続けられるように、
そして新たな方にもご利用頂けるように、
ご支援とご協力をお願い致します。
※最初の写真は、以前の作品です。今回のリターンは別の物になりますがご了承下さい。