あかりプロジェクトスタッフのみさりんです。
早いもので、この挑戦が始まってから今日で二週間が経ちました!
多くの方に応援していただき、驚きとうれしい気持ち、感謝の思いをエネルギーにさらにがんばっていきますので、引き続きよろしくお願いいたします。
今日は私の摂食障害の経験について少しお話させてください。
私は20代半ばに拒食症から始まりました。食べ物を厳しく制限し、何も食べないか,1食にひとくち程度の日々を続け、それでも太っていると思い、ジョギングなどの運動をしたり、活動的に過ごしました。やせすぎている自分が普通であり、とても爽快で、自分を厳しく管理し、スケジュールでがんじがらめになり、何かしていないと落ち着かなくなりながら、自分の体形を誇らしく思っていました。自分の計画でいっぱいなので、友人と会うこともなくなりました。
病院へ行き、薬をもらいましたが夜も眠れず、点滴もなぜしなければいけないのかさっぱりわかりませんでした。周りのひとたちが、食べるよう言ってくること、私がちょっとでも食べると、治ったんだと思っていることも少しも理解できませんでした。
そのころの私は、痩せることで自分をコントロールできている、その自信だけが私の生きる支えでした。それが病気だとまったく思っていなかったのです。けれどだんだん、ひとくち食べて、1グラムでも体重が増えると、自分に対して怒りと不安が襲ってきて、また何も食べなくなる生活の繰り返しに疲れてきました。
自分のこころが食べたくないと言っているのに、身体は食べろと言っている、この感覚を感じ始めたこの時期は、ほんとうに苦しかったです。自分がふたつに引き裂かれていくような感覚でした。言葉に言い表せないので、誰かに伝えることもできず、周囲に理解してもらえず、孤独の毎日でした。そんなときに出会ったのが、あかりプロジェクトでした。
しんどいけど何も言わなくてもただそこにいていい、そんな気持ちにも共感してもらえる場所があることが救いでした。
私の経験を聞いてくださってありがとうございます。あかりプロジェクトに出会ってからのお話もできたらと思っています。
クラウドファンディングで、からこ舎の活動もますます盛り上がっています。これからも応援よろしくお願いいたします!!