はじめに・ご挨拶

はじめまして。千葉星菜(ちばせいな)と申します。

1981年生まれ岡山県出身、広島市在住で

高1、中2、小5、小4の4人の娘の母、シングルマザーです。

自分を愛することへの気付きと、絵本制作のきっかけ

わたしは幼少期から、自分を愛するという概念がありませんでした。

両親とわたしの表現方法、受け止め方の違いはあると思いますが

受け入れられたとか、認められたとか

自分が愛されているという実感がなかったんです。

苦手なことや出来ないことがクローズアップされていて、それがいわば普通だったのです。

しかし大人になり、母になり、それはそれで一生懸命な毎日でしたが解放感がありました。

そして、自分がやりたいことをやってみたくなったんです。

友人の勧めで消しゴムはんこに出会い、どんどんはまって、極めていきました。

友人たちとハンドメイドのイベントに出店したり、個展も4回開催しました。

そうこうしていると、次に小学校で働く機会を得ました。

担任とは違って、支援が必要な児童に個々にサポートする役割でしたが

子どもの頃の将来の夢は「小学校の先生」だったので、立場は違えど夢がひとつ叶ったのでした。

しかし、大人になって小学校の中に入ると、とっても窮屈に感じたのです。

こんなに堅苦しい決まり事の中で子どもたちは生活しているし、自分もしてきたんだなと。

家に帰ってすぐに宿題をしろなんて、子どもの立場からしたらそんなのキツすぎる！

宿題はすぐにしなければならない

やることをやって遊ばなければならない

まわりには優しくしなければならない

姿勢よく先生の話はしっかり聞かなければならない…

◯◯しなければならない

という、子どもの頃からの概念に囚われていたんです。

家に帰ったらいったん休憩したいわ

遊びたいわ、わがままも言いたいときあるわ

ボーッとしたいときもあるわ…

なのに今までごめんよ。と長女と次女に思ったし

学校に行くことがすべてではないと、考え方が大きく変わったのでした。

ただ、やりたいことをやりながらでも

ありのままの自分を愛することが、まだ出来ていない自分がいました。

それは子どもの頃に母親から言われた言葉の影響や、いいときはいいけど

失敗すれば自分は何の取り柄もない、ダメな人間だと思ったんです。

そして、まわりから愛をもらいたいとばかり思っていました。

まわりから見て、両親から見て、優れた人でなければならない

そうでなければ愛されない

今振り返ると、そう思っていたのだと思います。

でも、失敗してもいいし、予定通り、思い描いた通りに出来なくてもいいのに

結局は自分自身が、そんなわたしを許せていなかった。

わたしという人間そのものを、愛していなかったんです。

自分の内側を見つめるリーディングを学びはじめ

そういったことに気づき始めた頃

なぜか分からないけど、やってみたいことってありますか？

と聞かれました。

そのわたしの答えは

「絵本を描きたい」だったんです！

絵本を通して、世界に自分を愛することの大切さ

愛と平和の大切さを伝えていきたい

その想いはどんどん膨らみ、絵本の公募に応募したり、出版社さんに企画書を送ったりしました。

その甲斐があり、2019年7月に

「ぼくはだめなあおいトリ」という絵本を出版することが出来ました。

望みがすべて叶った出版ではありませんでしたが

世界に愛と平和の大切さを伝える第一歩を、踏み出したのです。

しかし、そこでも思い描いていたようにいかない自分を責めていました。

わたしはまだ、自分を愛していく過程の中にいます。

このプロジェクトで実現したいこと

そんなわたしだからこそ、ありのままの自分を愛することはとても大切だと思っています。

もし幼少期から今までの経験がなければ、ここまで思っていないかもしれない。

お子さんにも、特に大人の方に

「自分を愛すること」を見つめてみてほしいんです。

自分がやりたいことにOK出せてる？

世間やまわり、親からの視線を気にしてない？

嫌なことを嫌なままにしてない？

どんな自分も受け入れて、認めてる？

世界にたったひとりの自分を、自分が愛してほしい。

生まれたときから、どんなときもずっと寄り添ってくれているのは、ほかの誰でもない

あなた自身です。

自分を愛していたら、その愛はまわりに広がり

あなたの身近な人に幸せが伝染していく

そして

世界の平和につながると信じています。

出版、クラウドファンディングに挑戦しようと思った理由

「アオアオの木」という絵本は、出版が決定しており、現在制作中です。

今まで複数の出版社さんから絵本の打診をいただいたことがありましたが、それらは資金が必要なものでした。

それらが高額であったため、様々な気持ちと葛藤しながらお断りしていました。

そのときに、クラウドファンディングを知人に勧められたりもしましたが

あまり前向きな気持ちになれませんでした。

なぜなら

自分をさらけ出さなければならない

と思ったから。

自分の想いや気持ちを、世界に発信したいと思いながら

自分自身をさらけ出すことが怖い

ありのままの自分を見せることが怖い

まわりにどう思われるのか、怖い

のです。

今回の「アオアオの木」も、資金が必要です。

今までお金が理由で、自分が世界に届けたいことを諦めていました。

これって、普通と言えば普通のことかもしれません。

だってやろうにも、生活だってあるし

子どもだっているし、お金がないのなら仕方がない

大抵やめておこうってなりますよね。

だけど、わたしがずっと次のステージに行けないのは、そこだったことに気づいたんです。

ここを乗り越えないと、自分はずっと変わらない

やりたいことが出来ないままだ。

自分のキャパは超えているし、どうなるのかは分からない。

いろいろ考えると、怖さが増していく。

だけど、やってみないと分からない。

やってみてそれがはじめて自分の経験となり、財産となっていく。

そして、自由と責任はセットです。

これは離婚すると決めたときに経験した感情、覚悟でした。

今回もやりたいことに責任を持つと覚悟を決めて、出版社さんと契約しました。

そんな怖さを持ちながら

ありのままの自分を見せることが本当は怖いわたしにとって

クラウドファンディングの挑戦は、資金を支援していただくことと同時に

自分の殻を破っていく挑戦でもあるのです。

資金の使い道

出版費用  105万円

リターン費用、クラウドファンディング手数料、その他経費  45万円

実施スケジュール

2021年5月:クラウドファンディングスタート、絵本の制作進行

7月:クラウドファンディング終了、原画の入稿

↓

編集作業、印刷・製本作業

2022年1月:絵本「アオアオの木」出版 (予定)

書店やネット通販、電子書籍での販売

2022年2月:クラウドファンディングリターン随時お届け (予定)

リターンについて

どのリターンも、感謝と愛を込めてお届けいたします。

リターンに掲載している絵の写真は、絵本の原画ではありませんが

今まで創ってきた消しゴムはんこや、消しゴム版画、アクリル画、油絵です。

わたしが描く絵の雰囲気が、少しでもお伝え出来たら嬉しく思います。

また、本プロジェクトは出版社から書籍の販売及び

クラウドファンディングの実施許可を得た上で、実施されるプロジェクトとなっております。

出版時期により、リターンをお届けする時期が変更になる可能性がございます。

その際はご連絡させていただきます。

ご理解、ご協力いただけますと幸いです。

最後に 〜千葉星菜より愛を込めて〜

自分を愛すると、言葉で表すことは簡単かもしれません。

そして、出来ていなかった人にとって

すぐに出来るようになることではないとも思います。

これらが出来ている人から

「今までがんばってきたんよ

偉かったね」

「怖いよね、怖いの当たり前だよ

怖いまんまで大丈夫だよ」

と言われたことがあります。

そう言われたときに、ぶわっと涙が出そうになりました。

でも、そのときは人前だったので、泣くのを我慢してしまいました。

でもその人は、そのときのそんな自分でOK！

全部受け入れたらいいよと言ってくれて

ほっと、安心した自分がいました。

これでいいんだ

今の素の自分でいいんだ

怖いまんまでいいんだ

そう思えた瞬間でもありました。

いくら1人で生きていますという人がいたとしても、人はまわりからの影響を受けて生活しています。

自分を愛している人といたら、こっちにもこんな自分でいいんだと思わせてくれる。

自分を愛している人＝あなただったら…

誰かの幸せに、少しでも役に立てるかもしれません。

自分を愛することには、そんなステキな愛の循環もあるんです。

あなたにとってベストなタイミングで、ふと読みたくなるような

小さなお子さんが身近にいらっしゃる方は、読み聞かせしたくなるような

そっと心に寄り添える絵本をお届けします。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。　

あなたの幸せと、世界の平和を願っています。

千葉 星菜

＜All-in方式の場合＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。