令和3年7月12日
アルパインカフェ満寿屋は環境省中部山岳国立公園管理事務所と
「中部山岳国立公園パートナーシップ」を締結いたしました。
本プログラムは、相互に協力し、日本が世界に誇る中部山岳国立公園の美しい景観と、そこに滞在する魅力、さらには国立公園のブランド価値を維持・発信し、自然環境の保全と利用の推進(利用者の適切な拡大や満足度の向上、滞在環境の延長やリピーター率の向上等)を図ることで、利用者の自然環境の保全への理解を深めるとともに、中部山岳国立公園の所在する地域の持続可能な地域づくりにつなげることを目的としています。
(写真左:環境省中部山岳国立公園管理事務所長 森川 政人
右:アルパインカフェ満寿屋 代表 山口ひろき)
満寿屋の拠点である松本市安曇島々は白馬、大町とならび 中部山岳国立公園の発祥の地の一つ
であり、北アルプス南部地域のアルピニズムの歴史のスタート地点であり
国内でも貴重なルーツを持つ徳本峠クラッシックルートの登山口でもあります。
この地に現存する文政12年建立の土蔵を活かし
山岳の歴史を振り返りつつ、未来に向けた山岳文化の可能性を模索していきます。
【活動及び取組内容】
アルパインカフェ満寿屋の取り組みとして
(1) 上高地クラッシックルート徳本峠登山道整備のサポート (2) 旧島々宿に江戸時代から残る土蔵を活用し、山岳の歴史に特化したカフェを運営 (3) 中部山岳国立公園にまつわる山岳書籍の古書や杣(そま= 林業)の生活から登山案内へ変遷した島々に残る昔の山道具・登山用具などの展示を行い、来店者に歴史や魅力を発信 (4) SNS(Facebook・Instagram・Twitter)などを活用し中 部山岳国立公園の現地の情報や魅力を発信 (5)(4)の実施にあたって、「中部山岳国立公園」の文言を意識 的に使用し、北アルプスが「中部山岳国立公園」であることを周知
という内容で活動してまいります。
今回締結したパートナー企業は
・アルパインカフェ満寿屋
・株式会社長野銀行
・株式会社八十二銀行
・株式会社ベルカディア「モンベルあづみの店(長野県)」「モンベルヴィレッジ立山店(富山県)」
・松本・高山ナショナルパークゲストハウスグループ
<参加ゲストハウス>
松本市・・・ 「松本ゲストハウス タビシロ」「サンキューヒポポタマスホステル」「Couch Potato Hostel」「ゲストハウスしましま」「温泉の宿 ゲストハウス雷鳥」「ゲストハウス 星空のあかり」「ミンカハウス」「Nawate Guesthouse」「Hostelみんか松本」 高山市・・・ 「cup of tea guesthouse」「cup of tea ensemble」「ゲストハウス桜花」「ゲストハウスとまる/Tomarotto Hostel」「カミイチノマチ バックパッカーズ」「ケイズハウス高山・ケイズハウス高山オアシス」
となり、個人店単独での参加は初の試みとなります。
私どもの参画で個人店でこのパートナーシップへの取り組みに参加したいと思っている
個人事業主・経営者さまの参入の敷居を少し下げたと思います。
もちろんプレッシャーもありますが、これから未来に向けた
北アルプス=中部山岳国立公園の維持と魅力の発信を
行っていけたらと思います。