こんにちは。
「ローカルのカフェとZ世代の5組とによるCDアルバム制作応援プロジェクト」オーナーの、10 COFFEE BREWERS代表川平です。
活動報告第二弾です。
よかったらお付き合い下さい。
さて表題の「コロナ禍がなければ「曲」ではなく「アーティスト」がもっと売れていたというパラレルワールド。」ですが、どう思われますか?
ライブが出来ないってどういうことだろう?って自分ごとに引き寄せて色々考えてみたんです。sportifyやapple musicで音楽を手軽に楽しめる時代がいまな訳ですが。
「あ、この曲好き。プレイリストにぽちっ」
誰が歌っているか知らないけど聞いたことある現象。
喫茶の大学生連中に、
「誰の曲を聞いてるの?」
と言ってもパッと出てこないんです。
これって、
積み重ならないんですよね。
流れていってしまうイメージ。消費するだけして次へ次へ。これでは、win-winの真反対で、
誰も幸せにはならない。
フィジカル音源の意味っておそらくこの辺りにある気がしています。CDを一手間かけてプレイヤーで聴く。レコードをターンテーブルにのせて針を落とす。
料理も昆布だしから旨みを抽出したり、
アクをせっせととったりすることで何倍も深みが出る。
街中の喧騒に包まれた美術館でみるアートも悪くはもちろんないけれど、
一日数本しか出ていないようなフェリーとかに乗ってせっせとたどり着いた離れ島にあるようなミュージアムの方が感動が大きかったりするのと一緒。
こうした「体験」そのものを、
CDという一種ノスタルジックな媒体を通してお届けしたくなった。
こんなところも、
「コロナ禍がなければ「曲」ではなく「アーティスト」がもっと売れていたというパラレルワールド。」を夢想してしまった理由であったりします。
ファーストペンギン的にプロジェクトのローンチ早々にご支援頂いた皆さんのおかげで、今回のクラファンも第四コーナーを回れています。生かされてるなぁ〜って切に思います。甘えすぎないよう、きっちり自信の手足も動かし、残りの時間を楽しみたいと思います。どうぞ引き続き、よろしくお願い致します。
10 Coffee Brewers 川平