7日目
今日も午後に晴れて、予想以上に暑くなってしまいました。これからもっと暑くなっていくなんて信じたくありません。
今回は、「地域」ということばについて。
私たちの法人の理念は、「地域社会に役立つ」です。地域の福祉力の向上や福祉ニーズの開拓、または防災拠点としての機能など、様々な課題と向き合いながら地域に貢献できることを目指しています。
では、私個人としてはどうなのでしょうか。ちょっと自分自身のことを考えてみます・・・。 私はK市に住んでいます。家族がいます。武蔵野市の社会福祉法人武蔵野で働き、休日は、公園に行ったり、家でテレビを見たり、掃除をしたりします。買い物にも行きます。ご飯を食べ、夜は家で寝ます。・・・いや、地域とつながっている感じがしないし、そんなことあんまり考えたことない!地元でボランティアやPTA、お祭りの実行委員などになっている方は、地域とつながっている感が高いかもしれませんね。でも、「私、地域で暮らしています!」とか、「地域とつながっています!」という人には自分も含めて、あまり会ったことがありません。普段の生活で「地域」ということばはあまり意識しないものなのかもしれません。私だけなのでしょうか・・・?
障害のある方に話を変えると、「地域」ということばが、たくさん出てきます。普段、私たちはあまり意識しない「地域」ということばを敢えて言う。福祉にあまり関わりのない方が見ると、少し違和感があるかもしれないと思ったりもします。しかし、私たちは「地域で暮らす」「地域とつながる」ということを言わなければならないのです。それは、まだ障害のある方たちの生活と「地域」との間に壁があるからだと思っています。もしかすると「地域」ということばを意識しなくなったときが、新しいステージの始まりになるのかもしれません。様々なご意見があるかと思います。メールや何かの折に聞かせていただければ、嬉しいです。
では、また明日。
つむラボ一同