▼はじめにご挨拶
夏になると毎日のように報道される水難事故。
このようなニュースを見る度に、どうして?と思ってしまいます。
更に悲しいのは、事故に遭った方を助けようと海・川に飛び込んで
その方だけが亡くなってしまうというニュースも。
助けに行く際に何か浮き輪に変わる物が近くになかったのか?
問いかけてしまいます。ゴミ袋でもペットボトルでもクーラーボックスでも、
なにか浮力になるものを抱えて救助に行っていれば。。。
実際はそういう時に限ってすぐ近くには何もない、という事なのでしょう。
それなら水遊びに行く時はなぜライフジャケットや浮き輪など持って行かないのか?
ということも問いかけてしまいます。しかし大きくて邪魔になったり、
自分たちは大丈夫大丈夫!と思ってしまうのでしょう。
最近の傾向としては、晴れているから救命具なんて必要ない!
と思い川にみんなで行ったところ、
急に天候が悪化し大雨になり鉄砲水で流されてしまったという報道も目にしたりします。
▼このプロジェクトで実現したいこと
それならば、小さくて軽くて携帯に便利な水難救命具は出来ないものかと考えたのがこの
「使い捨て水難救命具」です。
今までの救命具でも膨らませて使用するというものは多々ありますが、
繰り返し使う事をも念頭に作られているのでポケットに入れて持ち運ぶというには
まだまだ大きくて面倒と思ってしまうものばかりでした。
使い捨てでもいいのでは?と考え
極限まで小さく軽く、携帯できる救命具ということを最大限意識しました。
それがこちらです ↓
ご覧いただいて判るようにこれは雨の日に濡れた傘を入れる傘袋です。
通常の傘袋の大きさは10cm×80cmです。
ただこれでは浮き輪にすることが出来ないので、いくつか連結しました。
いろいろな長さを試してみたところ2.5個分の長さがちょうど良い感じの長さです。
つまり10cm×200cmの傘袋という感じです。
実際この長さの袋を膨らますのに3〜4回息を吹き込むとパンパンに膨れます。
ものの3秒です。
両端に10cm程度の結び目を作っても実質180cmの浮き袋の完成です。
この長さがあれば大柄の男性でも楽々浮き輪としてくぐることが出来ます。
浮力としても実際プールに入れて、つかまってみるとかなりの浮力があり
落ち着いて陸にたどり着くことが出来ると思います。
簡単に瞬時に浮き輪を作れるので、この浮き輪を陸で2本作って、救助地点まで泳いでいき、1本を救助者に渡すということも可能と思います。
それほど荒れてない水面であれば1本は陸で作り、救助地点まで行ってからもうひとつは膨らませて浮き輪にするということも充分可能と思います。
傘袋ということで強度の心配もありましたが、強く握っても破れることはなく岩場など鋭いものが周りになければ充分な強さがありました。
●使用前はクルクルと巻いて二つ折りにすると、2×5cmに大きさになります。⬇
これだけ小さければ、ポケットに入れたり、キーホルダーにしたり、財布に入れたり、
いろいろなところに、万が一の時の為に救命具を持ち歩くことが出来ます。
重さは袋を含めてたったの6gです。
500円硬貨1枚が7gなので、500円玉1枚よりも軽い!
釣りをする時にも、また海や川辺で工事をする人も、ひとつ備えて入れば安心と思います。
▼プロジェクトをやろうと思った理由
海・川へ行けば事故はあるもの。大丈夫と思っても予期せぬ時に起きるのが事故です。
万々が一の事故が起きてもポケットに入る救命具があれば、そして陸にいる人もポケットに入る救命具を持っていればとっさの判断で海・川に飛び込んでも悲劇的な事故は激減すると思います。
▼資金の使い道
試作品の製作に資金を使います。(本体、収納袋、説明文の印刷など)
▼最後に
海・川に行くときは海・川に入る人でなくても、全員この「使い捨て水難救命具」を持っていれば水の事故で亡くなる方が激減すると思います。
100円ショップなどでも気軽に購入できる価格設定にもできればと思います。単純な構造でしかも実用性も充分にあります。是非製品化して日本国中、世界中に広めていけたらと壮大な夢を持っています。
資金提供だけではなく製作その他に関してのアドバイスも頂ければ幸いです。
※現在実用新案出願中です。特許図書館およびネット検索で類似品は見あたりませんでしたが万一先願案件がありました場合は募集を中止いたします。
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