ごあいさつ
はじめまして。
私たちバフェット・コードは、上場企業の企業分析を支援する同名のツール「バフェット・コード」を開発・運営しております。
(任天堂の企業ページ)
バフェット・コードは日米で約1万社の上場企業の財務データを扱っており、株価データ、株価指標をチェックしたり、特定の指標でスクリーニングができたり、企業を並べて比較することができます。
これまでウェブ上であちらこちらからデータを集めては、エクセルにコピペして計算していた方も多いと思います。これはとても煩雑ですので、気が滅入ったこともあるのではないでしょうか。
バフェット・コードではその作業がすべて自動化されており、ユーザーはそのような煩雑な作業なく欲しい情報に即座にアクセスできます。
個人投資家の投資判断や、経営者の企業分析のお役に立てるツールとなっています。
バフェット・コードはビジネスパーソンのための武器
▼ただただ個人投資家やビジネスパーソンに武器を配りたいという想い
私のキャリアのスタートは投資銀行でした。
投資銀行の仕事はクライアント企業を徹底的に分析して、経営企画やCFOに対してM&Aや資金調達などの提案・執行を行なうことです。
その現場ではBloombergやCapital IQなど、月額20万円から高いものだと数百万円するツールが無制限で自由に使えました。
これにより、アウトプットの質を突き詰めるために大量の良質な情報に一瞬でアクセスできたものでした。
その後、私は上場企業の経営企画部に転職をします。
しかしその上場企業ではそうしたツールを導入していませんでした。
そのため買収対象となる企業を探す際に、あるいは個人的に株式投資の対象銘柄を探す際に、そうしたプロフェッショナルが当たり前に使っているリッチなツールが使えないということがいかに不便か身をもって思い知りました。
------------------サラリーマン私(当時)------------------
よし、買収候補企業の分析をしよう!
データはすべてウェブ上に転がっているから理論的にはできるはず!
とりあえずPERやEV/EBITDAのヒストリカルマルチプルのグラフを作ってみるか。
まずは情報の収集だ!
財務数値は有報から、会社予想は決算短信から、株価はYahoo!ファイナンスからコピペすればいける!
↓
5時間経過
↓
思ったより収集に時間かかってしまったぞ汗
決算期の変更とか、株式分割とか、増資・自己株買いとか、IFRSの適用とか、売上の認識方法の変更とか、そのたびに過去の数字を全部調整しないといけないなんて!完全にナメてたわ...
でもこれで数字は整った。あとはエクセルで計算だ!
50個以上の元データを効率的に、かつ誤り検知がすぐにできるように四則演算するためには最初のエクセルの構成をしっかり設計しないと。
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さらに3時間後
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うーん、行数も列数も多くて処理がめちゃくちゃ重くなってしまった...
横着してvlookup関数とif関数を使い過ぎたのがよくなかったか。
仕方ない、index関数とmatch関数使うようにもう一度作り直そう。
↓
さらに1時間後
↓
うーん、一通り作ったけどF9でリフレッシュできずに固まってしまった...これじゃ明日株価が出ても更新できたもんじゃない。
ぐぬぬ、またやり直しか...
↓
さらに2時間経過
↓
な、なんとか1社分はグラフを作れたぞ!
はっ!?もう夜じゃないか!
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そんな状況でした。
上場企業を自由にスクリーニングしたり、競合企業を並べて比較分析したりするには、いったい何日徹夜しなければならないのかと途方にくれました。
このように投資のプロフェッショナルたる機関投資家や金融機関と、個人との間には埋めがたい情報の格差があります。
この非対称性をどうにか小さくすることが出来ないかと、試行錯誤で作り始めたのがバフェット・コードです。2017年のゴールデンウィーク前のことでした。
▼悪戦苦闘する日々とその成果
バフェット・コードで使用する財務データは、EDINETと呼ばれる金融庁が一般公開しているデータベースから、財務データ(xbrlファイルという特殊な形式のデータ)を取得→解析→洗浄→計算して掲示しています。
このxbrlの仕様が極めて個性的かつ独創的(オブラート)で、最低限度の精度を出すだけで7ヶ月もの開発期間を要しました。ようやくベータ版のローンチまで漕ぎつけたのが2018年1月末でした。
ローンチ当初は、だいたい動くけど数字の精度はまだまだ、という状況でした。
(バフェット・コードのベータ版ローンチ当時の初期画面 2018年1月)
そこから約2年半かけてたくさんのユーザーに支えられながら、機能改善とデータの精度向上に努めてきました。
おかげさまでバフェット・コードはローンチ以降順調にユーザーの支持をいただけるようになりました。
上場企業のビッグイベント(新規上場や不祥事)の際にはトラフィックが集中し過ぎてサーバーが落ちてしまうこともありました。
2020年春には、東証のオウンドメディア「東証マネ部」が当サイトをご紹介してくださいました。
世界に冠たる取引所のひとつがオフィシャルで取材をしてくださったという事実は、私たちにとって誇りです。
(記事はこちら)
また、公式Twitterアカウントでは企業分析や財務、ファイナンスにまつわることを発信しています。2018年1月下旬のサービスローンチと同時につぶやき始めたこの公式アカウントが、4年で12万フォロワーを達成しました。それは私たちの想像をはるかに超えるペースです。企業分析をしたいという方々の熱量がいかに大きいかということを実感しています。
課題だった情報の精度、とりわけ株式分割・併合の自動調整はとてもヘビーな開発になりましたが、2019年の大半を使って実現することが出来ました。
これにより一般的な企業分析の用途であれば個人であれ法人であれ、大きな支障なくご利用いただける水準に到達したかなと思っています。
▼ まだまだ理想のプロダクトには遠い
このように、ありがたいことに次第に認知は増えてユーザーも増えてきましたが、まだまだ実装したいことの半分も実現できていません。
※以上は2020年にクラウドファンディングをしたときの「はじめに」の再掲です。あまりバフェット・コードをご存じない方に向けて、なぜバフェット・コードが立ち上がったのか、何をしたいのかをお伝えしたく再掲しました。
今回の大幅アップグレードでさらに便利に!
バフェット・コードは過去に計3回のクラウドファンディングを実施してきました。
その度にアップグレードをしてきました。
しかし、まだまだ実現したいことの半分も実装できていません。
そんな中、今回のアップグレードは過去最大級にインパクトが大きいものになります。
開発や維持に資金を要することから、4度目のクラウドファンディングを企画するに至りました。
今回の実装内容はこちらです。
1. コンセンサスデータの実装
2. パフォーマンスシミュレーターの実装
3. スタートアップデータベースの構築
4. ファンドの保有状況のデータベースの構築
それぞれ詳細は下記になります。
※パフォーマンスシミュレーターはストレッチゴール
その1 コンセンサスデータの実装
みなさんは「コンセンサスデータ」や「コンセンサス予想」、あるいは単に「コンセンサス」と呼ばれることもありますが、そうした言葉を聞いたことがありますでしょうか?
業績予想と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、会社が自ら公表する「会社予想」だと思います。
この会社予想は金融機関では「ガイダンス」と呼ばれます。
このガイダンスは、様々なウェブサイトで広く見られる業績予想です。
なぜなら取得が比較的容易だからです。
上場企業は短信で開示を要求されており、多くの企業が今期予想として短信の表紙に掲出しています。
ガイダンスは企業のことを最もよく理解している経営者が公表するものですので、信頼性は高いです。
しかしながら、ガイダンスさえ見ていれば良いかというと、そういうわけではありません。
なぜなら経営者のビューと資本市場での期待感はまた別のものだからです。
ある経営者は、業績未達になることを恐れて保守的な業績見通しを開示します。
またある経営者は、従業員を鼓舞したり投資家にアピールするために背伸びした業績予想を開示します。
投資家はそうした経営者のクセを見ながら、取材をしたり分析をしたりして妥当な業績の着地ラインを予想します。
投資家にとって真に重要なのは、資本市場(投資家の総体)が業績をどのように予想しているかを知ることです。
そのときに役に立つのがコンセンサスです。
コンセンサスとは、証券会社の株式アナリストがアナリストレポート内で予想する業績を算術平均したものです。
ある銘柄について国内外10社の証券会社がカバレッジをしていて、そのうち8社の株式アナリストがアナリストレポートを書いており、さらにそのうち6本のレポートで業績が予想されていたとすると、その6本の業績予想を算術平均したものがコンセンサスです。
コンセンサスには売上予想、営利予想、純利予想、目標株価、レーティング(売り推奨か中立か買い推奨か)などがあります。
金融機関ではガイダンスよりもむしろコンセンサスを参照することが多いです。
ところが個人向けで利用できるサービスで、コンセンサスを扱っているものはごくわずかです。
そのコンセンサスをバフェット・コードに実装します。
従来の会社予想ベースとは区別して、コンセンサスベースの予想値をサイト上に掲出します。
各種業績予想はもちろん、PERなどのマルチプルに目標株価などをすべてコンセンサスベースでも算出し直します。
コンセンサスがある企業ではコンセンサス優先で、コンセンサスがない場合は会社予想を掲出するようにアップデートします。
コンセンサスは、無料ユーザーはもちろん有料ユーザーも恩恵を受けます。
基本的なコンセンサスデータは無料で公開されます。
しかし、コンセンサス提供元との契約により、クローズドでのみ提供できる情報があるのです。
たとえばコンセンサス算出に用いられたレポート数のデータや、コンセンサスベースのヒストリカルマルチプルなどがそれにあたります。
無料・有料かかわらず、すべてのユーザーに恩恵のある大幅アップデートになります。
このように大変情報価値の高いデータを提供できることを嬉しく思っています。
実は開発はすでに佳境にあり、リリース自体は間もなく実施されます。
しかしながら、コンセンサスデータは維持費が重くかかります。
コンセンサスは内製が難しく、今回アイフィスジャパン社から特別に提供を受けて実現できることになりました。
バフェット・コードを高く評価してくださっており、相場よりもずいぶん廉価に提供してくださるのですが、それでも私たちにとってはとてもとても大きい決断でした。
少々無理を押してでも導入したのは、「プロフェッショナルの環境を個人にも」を実現したいと思っているからです。
リリースした後、安定して提供を続けるためにはまとまった資金が必要になります。
そこで今回のクラウドファンディングでは、コンセンサスの開発費ではなく、コンセンサスの維持費として調達したいと思っています。
その2 パフォーマンスシミュレーターの実装
投資家のみなさんは、自身の投資アイデアが本当に有用かどうかどのように検証していますか?
・著名な書籍に書かれていたデータを信じている
・学術理論を信じている
・インフルエンサーの言葉を信じている
などが現実的に多いのではないかと思います。
つまり、自分で投資アイデアを検証・実証する手段がないということが大きな問題点だと思っています。
そこでバフェット・コードでは、過去20年近くのデータを用いて投資アイデアをバックテストする機能を開発中です。
私たちはこれをパフォーマンスシミュレーター(仮)と呼んでいます。
たとえば「上場10年以内の企業のうち、売上の年平均成長率が10%以上を3年以上継続していて、ROEは8%を達成していて、できればPER20倍以下の会社だけを選んで、毎日ポートフォリオを入れ替えて20年投資を続けて来たとしたら、今頃どれくらいのパフォーマンスになっているのだろう」を計算できる機能があったらどうでしょう?
それ以外にも、
・配当は再投資することにする
・売買手数料は考慮する
・対象銘柄は時価総額の加重平均で購入する
など設定出来たら素敵じゃないですか。
これによって、少なくとも過去においては、その投資アイデアがどれほど素晴らしいパフォーマンスを上げるものであるかを検証できることになります。
あるいはなんの役にも立たないどころか、悲惨な結果を生んでいたかもしれないということが分かります。
そうすると、将来どのような投資規律を立てるべきかの大きな指針になるはずです。
私の知る限りにおいて、こうしたシミュレーターはごくわずかです。
詳細なものとなると、数えるほどもありません。
誰もが使えるという意味においてはそもそも存在しません。
これほど有用なものなのに存在しないのはなぜか。
理由はふたつあります。
まず、作るのがとっっっっっっっっっても大変です。
検証期間の毎日スクリーニングして対象銘柄を確定し、ポートフォリオを入れ替えて損益を記憶することを、何千日~何万日分も高速演算しなければなりません。
しかも、ユーザーは最適なパフォーマンスを探し出すために、おそらくちょっとずつパラメータを変えてたくさんシミュレーションを実行することでしょう。
そうなったときに処理が詰まったりデータベースが破綻しないよう、万全のアクセス体制を取らないといけません。
とうてい週末プログラマーがDIYで作れるような規模ではないことがわかります。
もうひとつはデータ量の問題です。
シミュレーターには様々なシチュエーションに耐えうる、多様なデータを用意する必要があります。
しかし、これがどれだけ困難なことかは私たちが一番よく知っています。
それができるなら、それだけでひとつの人気ウェブサービスを作ることができるからです。
データを外部から買うならそれにいくらかかるのか想像もできません。財務データ等は貴重なので、そもそも売ってくれないかもしれません。
ではデータを内製するのならどうかというと、少なくとも数年~10年は捧げる覚悟が必要です。
そんなわけで世の中に実装されることはありませんでした。
私たちにも構想自体は数年前からありました。
しかし財務データの精度の問題や、リソースの問題などで手掛けることはできませんでした。
しかし、今年ついにそこに着手できるようになりました。
もっとも、本機能はとてもインパクトが大きいと考えていますが、どれだけのユーザーが使ってくれそうかのマーケティングはまだ出来ていません。
ですのでクラウドファンディングによってその需要を図りたいと思っています。
(開発負担が大きいので、作ってしまってからニーズが無かったことが発覚すると耐えられません)
そこでこちらはストレッチゴールに設定したいと思います。
本企画の目標金額は500万円ですが、ストレッチゴールとして1,000万円を達成したらパフォーマンスシミュレーターを実装しようと思います。
順調にいけば年内に実装が完了し、リリースできるものと見積もっています。
その3 スタートアップデータベースの構築
バフェット・コードは「企業情報のGoogle」を目指しています。
知りたいことがあればとりあえずググるように、企業にまつわることを知りたければまずバフェット・コードで検索してくれるような、そういうツールを目指しています。
これまでは上場企業しか扱えていませんでした。
上場企業は比較的情報を集約しやすいためです。
しかし、バフェット・コードのユーザーにとって欲しい情報は上場企業だけではありません。
例えばM&A担当者。
M&Aによって業容を拡大していくためには買収候補リストを作らねばなりません。
私も投資銀行に在籍していたときや、上場企業の経営企画にいた頃には浴びるほどロングリストを作りました。
このリスト作成がとても大変で、とりわけスタートアップなど未上場企業となるとウェブサイトくらいしか情報がないことは当たり前です。
事業内容はなにか、資金調達はしているのか、バリュエーションはいくらか、業績はどうか。
そうした重要なものはとにかく足を使って集める必要がありました。
あるいは新規事業担当者。
私が新規事業の立ち上げを担当していたとき、今なにが儲かっているのかには常に目を光らせていました。
しかし上場企業を参考にしてしまうと、すでに業界のパワーバランスが決定してしまっていたり、本当に最前線のビジネスについては知ることが出来なかったりと、かゆいところに手が届きません。
そうなると必然的に今波に乗っているスタートアップを調べることになります。
しかし上述の通り、情報はほとんど出回っていないし、情報が出ても公文書や決算公告や調達記事などに散逸していて集めるのが大変でした。
そして投資家にとっても。
国内の上場企業の数はたかだか4,000社しかありません。
米国を入れてもせいぜい1万社です。
その会社数に対して、世界中の英知が自身の頭脳と時間と大企業の資金力と看板を使ってあらゆる角度からさんざん分析をしているわけです。
様々な面で不利な個人投資家が、果たしてそこに割って入って真正面から同じ土俵で戦うのかというと、ひょっとしたら筋が悪いことなのかもしれません。
ところが上場直前のスタートアップとなると話は別です。
プロフェッショナルの投資家と言えど、実は未上場企業にはそう詳しくないのが実情です。
スタートアップ界隈ではユニコーンと言われて久しいメガベンチャーがあっても、機関投資家は知らないということもまったく珍しくありません。
上場目前のスタートアップを挙げてくださいとファンドマネージャーにお願いしても、よっぽど詳しい担当者でなければ5社も挙がらないのではないかと思います。
上場1か月前に上場目論見書が出て、それを読んで初めてそのメガベンチャーを知ることも多いのです。
個人投資家に至っては、そもそも上場目論見書を読む投資家は100人に1人もいないのではないでしょうか。
ということは、上場目論見書から上場までわずか1か月で準備する投資家に対して、それより以前からスタートアップについてよく知っていることは大きなアドバンテージになるという事です。
そのためにスタートアップのデータベースを構築していきます。
公文書を中心に散在している情報を集約して組み合わせることで、
1. 事業内容
2. 調達状況
3. バリュエーション
4. 上場までのおおよそのフェーズ
5. 業績
などを掲示できるようにします。
このデータベースから買収対象をスクリーニングしたり、企業情報を調べたりということが可能になります。
こちらは一気にリリースできるものではないため、スモールスタートで順次ソースを追加して情報量を拡充していく所存です。
まずはバフェット・コードがすでに機能提供している登記簿を活用して、年内に上記1~4から手掛けていきます。
そして年明けに5. 業績を実装していく流れになります。
その4 ファンドの保有状況のデータベースの構築
バフェット・コードではすでに投資家の保有状況の情報を提供しています。
しかしながら、現在表示できる投資家は有報の「大株主」欄に名前が掲載されている投資家だけです。
大株主に名前が出現しないファンドはページがありません。
ところが有報に名前が載らない投資家というものが存在するのです。
たとえば著名なアクティビストや私募ファンド、ETF、投資信託などがそれにあたります。
投資家にとってはポートフォリオの参考にしたい、でも有報には載ってこないから参照できない。
そうしたファンドは多数存在します。
今回の実装では、有報には名前の載らないファンドも参照できるようにデータベースを拡充します。
クラウドファンディングを立ち上げたワケ
現在バフェット・コードはそのほとんどを利用無料、登録不要でご利用いただけるようになっており、開発費や運営費はその大半が私たち自身の持ち出しとなっています。
また、一部有料機能をご提供しておりますが、そこからの収益はすべて開発費に充てています。
ただ、上記の機能を実現するには新たなデータの取得コスト、データ量の増加にともなう月々のサーバー代やデータベース代などの運営費、そしてなによりその開発費が重くのしかかってきます。
今回実装予定の機能は、なんとか完成度50%までは自分たちでやりくりして作ってきました。技術的には目途が立っており、あとは資金面のハードルを乗り越えるだけのところまで来ています。
そこで、ローンチまで持っていけるよう最後の一押しを愛用してくださるユーザーから募りたいと思い、今回企画するに至りました。
ヘビーユースしてくださるユーザーの善意で機能開発を進められるとしたら、これほど心強いものはありません。
それが今回クラウドファンディングを立ち上げた理由になります。
有料機能の位置付け
私たちにとっての有料機能の位置付けをご説明します。
バフェット・コードはできるだけたくさんの方に使っていただきたいと考えていまして、基本的には無料で利用できるかたちを維持したいと思っています。
ただ新機能の開発については、その機能を一番に必要としてくださる方からお金を集めて開発をしていきたいと思います。
機能開発自体はどんどん進めていくので、ひとつ新しい機能をリリースしたら、一定期間経って古くなった有料機能で、かつ広く使っていただいた方が良いと私たちが判断したものから順次無料で開放していこうと思っています。
ですので有料機能の中身はどんどん変わっていくことになります。
待ってさえいれば、いずれは待望の有料機能が無料で開放されることになるかもしれません。
ただ言うまでもないことですが、お金を拠出してくださった有料会員の方には最大限その恩恵を受けていただけるよう、料金に見合う以上の価値を提供していく所存であることは付け加えておきます。
リターンは有料機能を1年間使えるチケット
本プロジェクトをご支援くださったみなさまには、上記の有料機能が1年間使えるチケットをお渡しします。
購入いただいたリターンに応じて、通常5,500円のスタンダードプランか、22,000円のプレミアムプランが1年間無料で使えるチケットをメールにてお送りいたします。
チケットの送付は募集終了日の翌日から順次開始いたします。
チケットはバフェット・コードの決済画面で入力いただきますとアクティベートできます。
無料でご利用いただける期間はアクティベートが完了した日からちょうど1年間です。
チケットのアクティベート期限は2022年12月31日 23:59です。
【重要】チケットに関するご留意事項
・バフェット・コードへのログインはGoogle認証かTwitter認証、もしくはメールアドレス認証も可能です。GoogleアカウントやTwitterアカウントをお持ちでない方は新規で作成いただくことになります。
・確実に支援者(利用者)にチケットをお届けするため、下記の手順で支援時にメールアドレスをお知らせください。
①バフェット・コードでアカウントを作成する
②マイページでログインにご利用されているメールアドレスを確認する
③そのメールアドレスを支援時に備考へ記載
※認証時のアカウントのメールアドレスとチケット送付時のメールアドレスが異なる場合にはアクティベートができませんので予めご了承ください。
また、本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。
目標金額は500万円とし、それに満たなかった場合は有料機能開発の計画を中止し、それまでにご支援いただいた方には支援額を全額お返しする所存です。
本プロジェクトは有料機能のニーズ検証も兼ねており、ニーズの確認ができなかったものは実装いたしません。
その際はまた別の価値をご提案できるようにいたします。
▼実施スケジュール
本プロジェクトのマイルストーンは下記の通りです。
・2022年5月20日:クラウドファンディング公開
・2022年6月15日:クラウドファンディング終了
・2022年6月下旬:チケットのメール送付
・2022年6月中旬以降:順次有料機能を公開※
※コンセンサスの実装は22年6月中リリース予定。パフォーマンスシミュレーターはストレッチゴールを達成した場合に年内リリース予定。
わたしたちについて
(開発合宿@鎌倉 2018年秋)
(開発合宿@諏訪 2019年夏)
バフェット・コードは複数人で開発・保守・運用を行っています。
投資銀行の元バンカー、エンジニア、デザイナ、会計士、弁護士、データサイエンティストなどからなる十数人の有志が集まり、チームを組んでいます。
それぞれの道の専門家が集まって、「プロフェッショナル品質を個人に」をモットーにプロダクト開発をしています。
みな本業は別にありますが、売上がゼロだろうと、どんなにxbrlの仕様に悩まされようと、毎週休日がつぶれようと、それでもここまで作ってきたのはひとえに「プロフェッショナルと個人の間に広がる情報格差をどうにか埋めたい」という想いがあるからです。
まだまだ開発途上のサービスではありますが、目指すプロダクトは明確に定まっています。
まだ実現したいことの半分も実装できていません。
今後もどんどん良くなっていく予定ですので、今後ともご支援賜れますと開発者一同幸甚に存じます!
※開発メンバーも募集しています。ご興味ある方はお気軽にツイッターにDMください。
最新の活動報告
もっと見る第5弾のクラウドファンディングが本日最終日です。
2023/07/31 09:19皆様、いつもご愛顧ありがとうございます。バフェット・コードの運営です。7月14日から開始したクラウドファンディングは、もうご覧いただけましたでしょうか。すでにご支援いただいた皆様には心から感謝申し上げます。7/29に目標金額を達成いたしまして、本日が最終日となっております。ご支援いただいた方へのリターンとして、ライトプランやスタンダードプランのチケットを特別価格でご提供しております。有料機能をご検討中の方は、このお得な機会にぜひご支援をお願いいたします。【ご支援はこちらから】https://camp-fire.jp/projects/view/682784■今回のクラウドファンディングのポイント今回のクラウドファンディングでは、企業分析には欠かせない3つの大きな機能を実装することになっています。①過去10年分のM&Aの案件検索過去10年分、計5,000件のM&Aの詳細な情報を検索・閲覧することができるようになります。誰が、誰を、誰から、いくらで、なぜ購入したのか、についての情報を入手することができます。②未上場企業データベースの拡充未上場企業の収録企業を5,000社から一気に15万社まで拡張します。社名や住所や代表者名のみならず、業績の収録がある15万社になります。企業分析や、M&Aの案件発掘、営業にお役立てください。③米国上場企業の決算書の日本語訳米国上場企業の決算書(10-Q、10-K)を日本語訳します。日本語の決算書と同じようにすらすらと米国決算書を読めるようになり、情報取得の速度と強度が段違いに上がります。変化の激しい業界動向やマーケットにおいて、企業情報の重要性は増すばかりです。そんな企業情報を潤沢に利用することができるスタンダードプランがなんと定価の半額以下でご利用いただけるチャンスです!今回のクラウドファンディングでのご支援を是非ご検討ください。【ご支援はこちらから】https://camp-fire.jp/projects/view/682784配信元:バフェット・コード運営 もっと見る
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