■老朽化した元公民館を改修。障害を持った人やひきこもりの人が働く「パンとパスタの店」に復活させる就労の場作りプロジェクト

元公民館の築年月は、はっきりしませんが昭和初期に既に存在していたという説もあります。 大正建築の意匠の香りがする『古き良き建物』ですが、たいへん老朽化しています。近隣に住む方々の愛着も大きく、この建物をできる限り元のままの姿に戻したいと考えております。
　そして障害を持った人の働く場として、また地元の人達の交流の場として、その生命を蘇らせてほしいと考えています。


※改修工事前の元公民館。

働く人が増え、狭い「町家」から新たに働く場の確保

『街づくり』と『就労支援』をキーワードに、就労の場である町家カフェ上屋敷二丁目を街なかにオープンして約３年が経ちました。
働くということは「すごい！！」ことで、さまざまな葛藤がありつつ、一人ひとりが日々パワーを蓄え、自信と誇りを取り戻しつつあります。br /> しかしながら、働く人も増え、狭い「町家」ではいっぱいいっぱいの状況になってまいりました。


※古い民家を改装した「町家カフェ上屋敷二丁目」
週替わりランチやピザは大人気！安心安全な食材の追求と地産地消で旬なメニューを提供。


※職場のスタッフは30名を超える。厨房は手狭な状態に。

新たな働く場の確保として

この元公民館を田辺市からお借りして改修工事を施し、２号店として（名称「ララロカレ」イタリア語で地元のという意味）９月半ばにオープンしたいと考えています。
パンとパスタを中心的なメニューとして、大正ロマンの漂う空間を生かした粋な店舗にしたいと考えています。地元の旬な食材を生かすべく、現在プロのシェフと研鑽を積んでいるところです。


※１階はパンとパスタのお店


※2階はギャラリーやライブイベントの空間


※地元で採れた海産物や野菜をつかったパスタ。
パンは白神山地のこだま菌を使った天然酵母パン
その他県内の牧場から搾りたての生乳で作るモッツアレラチーズが好評。

■改修工事費の一部ご支援のお願い

古くから警察や市立図書館、そして公民館として重要な役割を担ってきた大正ロマン漂う素敵な建物です。出来る限り造られた当時の佇まいを復活させたいと考えています。
しかしながら前述しましたように老朽化しておりますので、耐震工事をはじめとして改修工事にはかなりの工程と手間がかかり、その工事費総額も大きくなります。
総額６０００万円強の工事費用のうち、約半分は各種の助成金を活用しますが、残りの費用は自己負担となります。皆様のご支援をいただけますことを心よりお願い申しあげます。


※シロアリに食われた土台。
※１２５人槽という大きな浄化槽。和歌山県は下水道完備がなく、飲食店を営業するには合併処理浄化槽設置の義務があり、これが大きな財政負担となります。

■夢を形に！

「働く場と生活の場の保障を通して、人間としての一層の発達を」というのは、万人共通の願いであると考えます。
想いや夢が実現する豊かな地域社会の創造を多くの皆さんとともに目指していきたいと、微力ながら考えています。br />

■このプロジェクトをご支援をいただいた方へのお返し

500円ご支援いただきますと・・・
・お礼メッセージをお送りします。

5,000円ご支援いただきますと・・・
・オリジナルのキーホルダー

10,000円ご支援いただきますと・・・
・オリジナルのトートバッグなど

20,000円ご支援いただきますと・・・
・ララ・ロカレ・オリジナルのＴシャツ

30,000円ご支援いただきますと・・・
・ララ・ロカレ・オリジナルのＴシャツ
・ララ・ロカレ・オリジナルグッズなど

ご支援いただいた方にこの活動のご報告をブログなどでご覧いただけるようお知らせ致します。

■代表・河原からのメッセージ

「一般の事業所に就労することはもちろん素晴らしいことで、さまざまな人との出会いや一層の飛躍も得られるはずだと思いますが、今の社会情勢ではこの一般就労はかなり厳しいのではないかと思っています。私たちが住む地域では求人そのものが大変少なく、その状況はなかなか変わりません。ならば、福祉的就労ではありますが、自分たちが出来ることを最大限発揮して、出来うる限りの給料を自分たちで獲得したいと考えています。
　誰かに強いられたり追われたりすることなく、自分たちの想いを持って『働きたい』。
ある意味大変ぜいたくな願いかもしれませんが、現在の町家カフェ上屋敷二丁目で働くみんなはそういう想いを持って日々働いています。
　自分たちのお店が少しずつ良くなっていって、地域の皆さんに愛してもらいたい、手作りのチーズ、素材にこだわったお料理やピザ、パンなどを「美味しい！！」と喜んでもらえたら、私たちはこの上もなく幸せです。そのことは働く一人ひとりの自信に繋がり、その自信が、大そうな表現ではありますが、自らの『誇り』に繋がります。
　働くという行為が本来もっている役割や原点に立ち返りながら、日々を充実させていきたいと思っています。
　どうぞ、ご支援を心よりお願い申しあげます。」