はじめに・ご挨拶
私たちは、熱海コミカレねっとわーくと申します。
地域活動のリーダーを養成する「コミュニティー・カレッジ」の修了者等のネットワークで、主に地域における課題の発見と問題解決に取り組んでいるボランティア団体です。
現在会員数は14名です。
これまで「石仏の道」や「小田原古道」という歴史的なハイキングコースの発掘と整備や、熱海市内各所に見られる落書きの調査と消去作業、県内外における地域活動の先進地域への視察研修を実施したほか、熱海梅園や熱海駅前の草取り奉仕活動等をおこなっています。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでの目標は、まずは熱海市内の落書き被害を残さず消去することです。
落書き被害には、画像でもおわかりかと思いますが、大小様々で、書かれる場所も、民間の建物、公共の施設、看板、廃墟、特に人気の少ない場所は被害に遭う確率が高いのです。
消去することも決して簡単ではありません。民間・公共とも所有者に消去に関しての協力・承諾を得なければなりません。公共のものについては、市や県・国といった所有自治体により確認先が異なり時間を要します。また消去場所によっては危険を伴う場所もあります。民間においても、所有者になかなか連絡が取れないケース、理解が得られないケースもあります。
しかし、辛抱強く、そして、あきらめることなく、再び被害に遭う可能性もゼロではありませんが、それでもこの消去活動を続ける必要があります。また、落書き消去活動では地元高校ボランティア部の生徒さんにご協力をいただく機会にも恵まれました。落書きは言うまでも無く犯罪です。大きな社会問題であることも高校生の皆さんと認識をこの活動を通じてしっかり共有できたのではないかと思っています。
熱海市では、平成20年7月から「熱海市落書きの防止に関する条例」が施行され、今まで多くの落書き消去を続けて参りましたが、残る市内の落書き被害を全て消し去ると共に、この3年間は更に注意を払い落書きゼロを続け、美観・景観美しいまちの維持を実現し続けたいと考えています。
私たちの地域のご紹介
熱海と言えば、なんと言っても温泉が有名です。温泉の歴史は今から1200年遡る古来からの泉脈があります。徳川家康公が湯治のために訪れた記録が残っています。明治時代には著名な文人墨客が熱海に別荘を構えました。
熱海が一躍有名になったのは明治30年に読売新聞に連載された「金色夜叉」です。切ない恋の物語は熱海海岸での名場面となり、今でも「お宮の松」が観光スポットとなっています。
昭和の中頃は、新婚旅行先として選ばれ、熱海観光の絶頂期でした。ところが、時代の変化とともに国際化や多様化の波が押し寄せ、全国各地が観光地化し熱海観光の人気は徐々に衰退していくことになります。
しかし、現在は熱海観光の人気が再び高まってきています。ここ数年、メディアのお陰もあり300万人台にまで宿泊者が増え、若者達のグループ旅行なども増え活気が高まっていました。
現在は、新型コロナ感染症の影響で、旅行の自粛を余儀なくされておりますが、感染症対策を万全に進め、安全で安心な観光地としての受け入れ体制を整えております。
また、熱海海上花火大会は年間20回の開催、熱海梅園、熱海起雲閣、熱海城、来宮神社、伊豆山神社、MOA美術館、県内で唯一の有人離島初島、まだまだ様々な観光施設等が熱海にはあります。
また最近では、熱海の飲食店が注目されており、海の幸が豊富な和食処、文人墨客が愛した洋食の名店や喫茶店、行列が連日できるスイーツまで幅広く人気です。是非皆様も熱海にお越しください。
プロジェクトを立ち上げた背景
現在、コロナ禍で観光地は甚大な被害に見舞われております。
それでも再び多くの国内外のお客様に我がまち熱海、そして伊豆半島にお越しいただきたい。
海・山・島・温泉を満喫していただくだけでなく、まちの美観もしっかり保持し、見苦しい落書きやいたずら書きは全て速やかに消去し、清々としたまちの美観と環境でおもてなしができればと考えています。
また、昨今、複雑多様化する社会の中で犯罪も悪質巧妙化しています。高齢者を狙った特殊詐欺、子ども達を狙ったネット犯罪等、次から次と被害が多発しています。
私たちは、約15年前から過疎化していくまちの落書き被害と犯罪との因果関係も学び、窓割れ理論のもと軽微な犯罪を見過ごすなど、放置することのないよう活動を進め、その一環が落書き調査と消去活動でした。
熱海市では、私たちの活動や要望が実を結び、平成20年7月に静岡県内で初となった落書き防止条例が施行されました。しかし、それでも、落書き被害はなくなりません。私たちは、書かれたものはできるだけ速やかに消す!また書かれても、また消す!この活動を続けて参ります。
資金の使い道・実施スケジュール
資金の使い道につきましては、落書き被害調査・消去活動に使わせていただきます。
消去に際して、塗料や塗装時の用具一式、移動交通費等が主なものとなります。
活動に掛かった費用は、熱海コミカレねっとわーく総会にて公表させていただきます。
実施につきましては、新型コロナウイルス感染症の状況にも寄りますが、今年度は9月までに調査実施、今年度数カ所の消去を予定しておりますが、詳しいに日時等は決まり次第、メールもしくはハガキ等でお知らせいたします。(なお消去活動につきましては雨天延期となります。前日正午に判断致します。)
【資金の使い道】
調査移動交通費【ガソリン代】2万円
広告宣伝費4万円 1万円×4回
消去活動材料費(塗料等)14万円
リターン費用6万円【リーターン数によっては消去活動材料費に充当させていただきます】
GM手数料2万7千円
雑費1万3千円
【今後のスケジュール】
令和3年5月 落書き被害調査
6月 落書き調査及び分析
7月~8月 消去箇所選定及び所有者への承諾確認 リターン制作
9月~10月 消去活動実施 リターン発送
リターンのご紹介
リターンにつきましては、今後さらに会にて工夫を凝らして参りたいと存じます。
今回は初めての企画ですのでこの様な形で考えてみました。
十分ご満足いただけるリターンではないかも知れませんが何卒宜しくお願い申し上げます。
◎1,000円 御礼のメール・はがき
◎3,000円 落書き消去活動のポストカード・メール(今年の消去活動後の発送・発信となりますことをご承おき知ください)
◎5,000円 落書き消去1日活動体験参加(実施日時等が決まりましたらご連絡いたします。雨天延期です。)(任意)*現地までの交通費は自己負担とさせていただきます。ご了承ください。軍手及びエプロン、消去のための器具等は全てコチラで用意致しますが、汚れても良い服装でお願い致します。
1年間コミカレねっとわーくの準会員として登録されます。(準会員登録に名前・住所・電話番号が必要です。備考欄にご記入をお願い致します。)
例会等の出席義務はございません。
総会にてお名前のご紹介をさせていただきます。
(希望される場合は備考欄にお書きください)
◎10,000円 熱海コミカレねっとわーくの準会員として3年間登録いたします。(定例会・総会への出席義務はございません)(準会員登録に名前・住所・電話番号が必要です。備考欄にご記入をお願い致します。)
総会でお名前のご紹介をさせていただきます。
落書き消去1日体験活動・記念撮影(地元メディア取材がある場合がございます)にご参加いただけます。(任意)*現地までの交通費は自己負担とさせていただきます。ご了承ください。軍手及びエプロン、消去のための器具等は全てコチラで用意致しますが、汚れても良い服装でお願い致します。
落書き消去活動のポストカード・メールをお送りします。
(希望される場合は備考欄にお書きください)
「※ご支援時、必ず備考欄にお名前・ご住所・電話番号のご記入をお願い致します。」
最後に
今回初めて、このクラウドファンディングに挑戦してみました。
まだ良くわかっていない部分も多く、画像や文書、リターンも手探り状態で不行きの点が多々あろうかと存じますが、落書き被害の調査と消去活動におきましては数多く経験して参りました。
熱海市は平成20年7月熱海市落書き防止に関する条例を施行して以来、他の地域との比較は難しいと思いますが、かなり消去を実施し、世界ジオパーク認定もされている伊豆半島の玄関口として、また、日本を代表する観光地の顔として、綺麗で美しいまちの維持を市民と事業者、市が一丸となって協力して参りました。
この貴重な経験を活かし、更に活動が拡大できるよう私たち熱海コミカレねっとわーくは今後も地道な努力を続けて参ります。
高齢者が多い会のメンバー構成ではありますが、多くの皆様にご協力いただき、また地元高校生の協力も得て、更に魅力的あふれる地域となるよう「落書きゼロ!!」頑張っていく所存です。
皆様何卒よろしくお願い致します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る熱海「落書きゼロ宣言!!キレイなまちづくり」プロジェクト 消去活動実施報告と御礼
2022/12/05 15:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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