当プロジェクトをご覧いただき、ありがとうございます。山本 祐太と申します。
2018年~タイに住んでおり、動物が大好きで弱っている猫や犬を道で見つけては定期的にご飯をあげています。
現在は自力で生きられないと判断した猫を保護し、元気になったら里親さんを探す活動をしています。
今回はその活動資金を集めるべく、
「猫の保護と里親探しの活動を継続していきたい」
というタイトルでプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトは2年後の地域初「里親募集型の保護猫カフェを作る」という私自身の目標の第一歩となります。
実現したいことは、今行っている猫の保護と里親探しの活動を継続させることです。
2020年6月~現在まで合計10匹の子猫を保護し、その内の6匹を里親さんに受け渡すことができました。
子猫の保護から自力で免疫力をつけていける生後2ヶ月までは私が責任もって面倒を見ており、3・4時間に一度のミルク、離乳食から通常のキャットフードを食べられるようになるまで面倒を見ています。
生後20日程の子猫。元気にミルクを飲んで、立派に成長して無事新しい里親さんの所で幸せに生活しております。
それまでにかかるミルク代、餌代、猫砂代や病院の診察台、ワクチン接種などの金額は全て自費で払っていました。
ですが、長く続くコロナウィルスの影響で仕事の収入が段々と減ってきており、このままだと自費で保護活動を継続していくのが困難になってきてしまいました。
保護猫活動ができなくなっても、助けを求める猫は変わらず増え続けていきます。
そこで今回皆様のお力をお借りし、支援金で猫の保護と里親探しの活動を継続して行きたいと思い、今回プロジェクトを立ち上げました。
目ヤニがひどくなって病院に行った時の様子。子猫の状態によっては保護してすぐに病院に行き、医師に対応を仰ぐ子猫もいます。
ここで簡単にタイの犬猫事情についてお話しします。
タイは日本と違って保健所がありません。これは、現在日本で問題になっている殺処分がないという点では良いことなのですが、町中に野生の犬猫がたくさん生息しています。
夜、道の真ん中で堂々と座っている大型犬2匹。タイでは普通の光景です。
野生の犬猫はごみの日に捨てられたゴミの中の食べ物を漁ったり、屋台を営んでる人が廃棄をあげたりして毎日必死に生活をしています。
外で見かける野生の犬のほとんどは大型犬です。その理由は、食べ物をめぐる犬同士の喧嘩は大型犬が圧倒的に有利なので、生き延びていけるのが大型犬だけなのだと思います。
屋台の前でずっと居座っている様子を見て、屋台の店主がいらなくなった鶏ガラを道路に投げた時の写真。
その為、犬は屋台周辺や、飲食店まわりに多く生息しています。なので犬は比較的食べ物の確保が容易です。
犬がいる地域には、猫はあまり姿を見せません。
猫がいる地域は住宅街の中など、隠れる場所が多い地域です。
その中でも猫が多い場所はいくつかあり、そこでは地域の人が協力して餌をあげています。
タイ人は動物に餌をあげることは美徳とされており、美徳をたくさん行うことで死後、天国に行けるという上座部仏教の教えを忠実に守っている人が多いです。
それでも、すべての人が動物に優しい訳ではなく、地域によっては犬猫が嫌いで、薬入りの餌で毒殺してしまう人もいます。
母猫が毒殺されて、生後10日程の子猫達が取り残されている所を保護。体は子猫とは思えない程冷え切り、ミルクを飲めなかったせいで手足が鳥の足のように骨だけになっていました。
保健所がないタイでは、国による殺処分はないものの、犬猫の生存はその地域の人々に委ねられています。
また、日本みたいに保健所が里親を募集するような施設もないので、猫を飼いたい方はブリーダーや知り合いの子猫を譲ってもらうので、本当に助けが必要な猫に手を差し伸べられにくいのが現状です。
そんなタイの現状を知り、自分でも何かできる事はないかと、猫の保護から里親探しの活動を始めました。
野生の猫でも幸せに生きている猫もいるので、保護の対象を「自力で生き続けることができない猫」とし、保護活動を始めました。
保護時の様子。毒殺された母猫のそばには4匹の子猫達がいたそうです。心優しい地域の方が保護してくださり、この写真を見て私は毛布と湯たんぽを持って急いで現場に保護しに行きました。
日常の移動はバイクなので、バイクの荷物入れに猫餌を常備し、道端でやせ細っている猫を見つけては餌をあげ、その後も毎日様子を見に行ったりしていました。
そんな中、SNSの投稿で「子猫だけが取り残されていて、親猫がいません。誰か助けてください。」
という投稿があり、場所も近かったので保護しに行ったのが子猫の保護活動の始まりでした。
その方がいうには、周りには大型犬がたくさんいるので子猫がいつ噛み殺されてしまうか心配だったそうです。
後々自分で調べて分かったのですが、犬やオス猫は赤ちゃん猫をおもちゃと勘違いし、遊んでしまうようです。
おそらく、母猫は子猫を生んだ数日後、大型犬に遭遇してしまい、子猫を置いて逃げてしまったようです。
幸い、保護してくださった時点で子猫にはケガはありませんでした。
この子猫の保護がきっかけで、現在まで計10匹の子猫を保護し、6匹はSNSを通じて里親さんの元へ届けることができました。
保護活動を開始して、初めて里親さんの元へ行った元気な生後2ヶ月の子猫2匹。
子猫の保護猫活動を始めて半年後、大きな問題が発生しました。
それは、里親さんが見つからない子猫がいるという事です。
私にとってはみんなかわいい猫達なのですが、柄によっては好きではないので里親が見つからないという事態がおきてしまいました。
後程わかったのですが、特に黒猫はタイでは【不幸を呼ぶ猫】として嫌われているとのことでした。
また生後3ヶ月を過ぎると、里親募集を呼び掛けても貰い手が見つからない事態も起き、現在では4匹の保護猫が私の元で元気に暮らしています。
現在わが家で生活している黒猫2匹。
引き取り手が見つからなかった保護猫はうちで飼っていくと決め、ワクチン接種、避妊手術を既定の年齢になったら行っています。
4匹の病院通院代は莫大な金額となり、餌や猫砂の費用もかかってきます。
今までは自費ですべてまかなってきたのですが、長く続くコロナウィルスが仕事にも影響をし始め、4匹の生活を守っていくのがやっとな状況にまで来てしまいました。
4匹の猫たちを受け入れたことには後悔はしておりません。
助けた命を見届けていけるのは幸せな事ですし、猫本人にとっては柄によって里親さんが見つからなかったことは関係のないことです。
ですが、今私が現状維持で今いる猫達を守っている間にも、また野生で生まれてくる子猫がいます。
その中には自力で生活していけない子猫もたくさんいます。
今後もこの保護猫活動を続けていくにはやはり資金が必要です。
そんな時、このクラウドファンディングを知り、皆様のお力をお借りしようと思いました。
ご支援していただいた資金は下記の通り使わせて頂きます。
《現在いる保護猫4匹の金額も含む》
餌代・トイレ砂代 :10万円
治療費 :25万円
(病気による通院、ワクチン接種 など)
去勢、避妊手術代 :7万円
リターン品購入・発送費 :4万円
手数料 :8.5万円
※保護した猫達を管理するスペースは自宅の一画で行うため、家賃、光熱費はかかりません。
また、人件費も私1人が世話をするのでかかりません。
上記金額を第一目標としまして、達成しネクストゴールを目指す際には、支援金額に応じて以下商品の購入をします。
現在は木の板で四方を囲っているだけなので、生後1ヶ月半ぐらいになるとジャンプして飛び越えてしまいます。
今いる猫たちが中に入ってまだ小さい子猫にちょっかいを出す場合や、おもちゃと勘違いして噛みついてしまう危険があります。
また、猫カビに感染している状態で木の塀を飛び越えてしまうと、他の猫に感染してしまうリスクが高くなるため、子猫のゲージを購入したいです。
現在の木の板で四方を囲ったゲージ。
私が保護する子猫は母猫から十分なミルクをもらえない状態で保護されます。
子猫は生後2ヶ月までは母猫のミルクで免疫力を高めます。
人工保育だと免疫を獲得できません。そのため、猫カビという免疫力が低い子猫や老猫がかかりやすい真菌にかかってしまう場合がほとんどです。
加えてタイは湿度が高い国です。部屋の中は注意していても、菌が繁殖しやすい環境です。
実際保護した子猫の10匹中9匹がかかってしまいました。
猫カビになってしまった黒猫2匹。毛が抜け落ち、カビが繁殖しないために毎日猫と部屋の消毒、塗り薬を塗ります。
猫本人は痒みがあり、つい掻きすぎてしまって、血が出ることもあります。
見ていて痛々しそうです。
猫カビは人にも感染してしまうので、完治するまでは里親に出せません。
発症から完治までは約1~3ヶ月かかるので、その間に生後3ヶ月が過ぎて、里親が見つからないという事態も起きてしまいました。
そこで、菌を99%以上の力で撃退する装置【J-air】の購入を考えています。
この製品は、モノづくりで世界的に有名な新潟県の燕三条でつくられた製品で、職人技の金属加工により微量のオゾンと大量のマイナスイオンを発生させる装置です。
→商品詳細
オゾンがPM2.5や菌、花粉にくっつき、1台で25畳を無害化する効果を持っています。
日本のみならず世界で販売実績があり、一般家庭をはじめ飲食店やペットショップ、介護施設などで効果を発揮しています。
以前から購入は考えていたのですが、金額が高額なので手を出せていませんでした。
今回のネクストゴールで【J-air】を購入し、よりスムーズな保護猫活動を行いたいです。
リターンはコロナウィルスで経済に大打撃を受けているタイを少しでも助けられる内容にしました。
自分と家族の生活を少しでも助けるために、10歳に満たないうちから市内へ花を売り歩いたり、物乞いをするタイのストリートチルドレン。
その中でストリートの生活から抜け出すことを希望した子ども達が雑貨を手作りでつくっています。
今回はその雑貨5点をリターン品として取扱います。
《雑貨詳細》
・ヘアピン
・バックチャーム
・マスクストラップ
・マスクケース
雑貨の売り上げは奨学金や職業訓練のための支援金になります。
(後援 アムリタガーデン)
(画像などの詳細は右の各リターンでご確認下さい)
【3,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて)
【7,500円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨1点
【10,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨2点
【15,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨3点
【20,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて )③ストリートチルドレン支援雑貨4点
【30,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨4点 ④象のコースター1点
【50,000円コース】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨4点 ④象のコースター2点
【スポンサーコース(100,000円)】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨5点 ④象のコースター3点 ⑤支援してくださった方全員をご招待するFacebookページにてお名前またはペンネームを掲載させていただきます。
【フルセットスポンサーコース(200,000円)】
①お礼メール ②保護活動レポート(メールにて) ③ストリートチルドレン支援雑貨5点 ④象のコースター4点 ⑤支援してくださった方全員をご招待するFacebookページにてお名前またはペンネームを掲載させていただきます。
在宅で仕事をしている関係で、猫達は1日中お世話をすることができるので、私の時間はいくらでも猫達に費やすことができます。
ですが、資金が足りないと保護できる猫の数に制限がかかってしまいます。
出会った猫達は場合によって生死の分かれ目に出会う猫達もたくさんいます。
資金はあればあるだけ保護活動を円滑に行うことができ、多くの命を救うことができます。
猫達との出会いはご縁だと思っているので、出会った猫達は保護して救ってあげたいです。
できる事を1つずつ実行し、たくさんの経験を積んだ上で2年後には里親募集型の保護猫カフェを作り、人と出会える機会をつくり、幸せな家庭に引き取ってもらえる環境つくりをしていきます!
どうかご協力をよろしくお願い致します。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る保護猫カフェ開業のため、新たなクラウドファンディングを開始します!
2022/05/06 12:00みなさんこんにちは!タイでは真夏を迎えまして(4月が暑さのピーク) 、日中は猫達も暑さでぐったりしてるのですが、夜は大運動会が行われたりと相変わらず元気にすごしています^^さて、前回予告した通り、保護猫カフェ開業のためのクラウドファンディングに挑戦することにしました!文章の修正やアカウント変更の手続きがあり、時間がかかってしまったのですが、本日5月6日金曜日の12:00~「里親募集型保護猫カフェを海外で開き、多くの猫達を救いたい」というタイトルでクラウドファンディングに挑戦します!保護猫カフェを開きたい想いを文章にしたので、ぜひ1度読んでいただけたらと思います。また、今回はこのアカウントではなく、新しいアカウントでの投稿となります。少々ややこしいですが、下記のURLからページへ飛んでいただけたらと思います。https://camp-fire.jp/projects/view/579945ぜひページのシェアをして、たくさんの方の目に留まっていただき、タイの保護猫活動の実情を伝えられたらと思います。そしてご予算があれば、ご支援もよろしくお願いします。 もっと見る
近況報告と今後の動きについて
2022/02/09 19:40こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
リターン品を発送しました!
2021/12/15 11:08こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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