皆さん、こんにちは。
LIFE事務局長の米山敏裕です。
このクラウドファンディングももう残り3週間となりました。みなさまのご支援で現在目標額の約30パーセントを達成しています。
今日はLIFEの支援者である瀬上友見さんからの応援メッセージをご紹介します。瀬上さんは高校時代に2回スンバ島のワークキャンプに参加しています。アメリカで栄養を学んだ経験を活かし、現在LIFEの栄養改善プロジェクトにアドバイザーとして関わっています。そのほか会報の執筆やグローバルフェスタのお手伝いなどいろんな面でLIFEを支えてくださっています。
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「コロナの影響でNGO団体『地球の友と歩む会(LIFE)』が存続の危機に直面しており、クラウドファンディングに挑戦していると知りました。
LIFEとの出会いは高校一年生の時。
途上国の支援に興味があり、たまたま見つけた高校生から参加できるボランティアの広告。
インドネシアのスンバ島農村部で、植林と水道管敷設をするワークキャンプでした。
水道も電気もない村。水牛が水浴びする隣で一緒に水浴び。ヤシの木にスルスルっと登って実をとってきてくれる村の男の子や学生さん。ヨレヨレのTシャツに裸足で屈託のない笑顔を見せながらどこまでもついてくる子ども達。インドネシア語を教えてくれた村のおばちゃん達。
楽しい思い出がいっぱいですが、『いつか学校に行ってみたい』『ペンやノートがほしい(農村部では現金収入のない家庭が多く、親の年収は5000円くらいなのです。)』と話してくる子どもたちに心を痛めました。また、私と同い年くらいの子ども達がタバコを吸う姿や、沢山の白米にほんのわずかなおかずだけの村人の食事は今でも覚えています。
まだぼんやりしていた医者になる夢は、間違いなくこの経験後に確実なものとなりました。
現在は小児科医として東京都内のクリニックで働いています。
LIFEからお声掛けいただき、スンバ島のある農村での栄養改善プロジェクトにも関わらせていただいています。
朝食をとらずに、水汲みなどの家の仕事をしてから登校する子どもは少なくなく、学校には給食がありませんから、空腹のまま夕方に帰宅し、はじめての食事をとる子もいます。
村の大人が野菜や豆類の栽培方法を学び、採れた食材の調理方法を知ることで、栄養のある料理を作ったり、食材を売って現金を得たりすれば、子どもたちのお腹が満たされ、学校で学ぶことができます。
コロナ禍で、世界中が苦しい状況にあります。日本でも大変な時に、国際協力なんて、、と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかしながら、人それぞれに与えられた使命があるように、NGOにもそれぞれ使命があります。そして、国際協力をすることは、他人を理解すること、他人を尊重することにも繋がり、自分自身の生き方にも影響を与えてくれると信じています。
LIFEはインド・インドネシアの農村部で30年以上支援活動をしているNGOです。30年間かけて築き上げてきた現地の人たちとの繋がりは貴重で、それが途絶えてしまうのはとても残念です。
LIFEがコロナ禍の苦難を乗り越えられるよう、みなさんのご支援よろしくお願いいたします。
私も応援しています!!」
ゆみちゃん、いつもLIFEへのご支援ありがとう!!
LIFE事務局長 米山敏裕