■はじめに
新型コロナウイルスの影響で、潜在的な脆弱性が露呈したと言われており、それは環境問題だけでなく、不平等や格差などの人権問題、政治と国民との関係、企業や経済活動など社会システムそのものが"Great Reset"されるべきと示唆されています。コロナ禍の復活過程で「BBB=Bulid back better(再建はより良いものに)」が求められています。
そして遅々として進まなかった日本の気候変動対策が、菅内閣になって2050年カーボンニュートラルの表明や脱炭素への『国民会議』設置の機運が高まってきました。ですが、そこに具体性のある中身やマイルストーンはなく、国民の意識が高いとは言える状況ではありません。
■国民一人一人の意識向上のために
気候変動に対して対策や意識の醸成が進んでいるイギリスやフランスでは政府主導で、無作為に抽出した市民が気候変動対策について話し合う「気候市民会議」が行われました。そこで日本若者協議会では、全国から若者のを集め、日本の気候変動政策について対話する場を作るべくこの度『日本版気候若者会議』を開催する運びとなりました。
※参考:欧州気候市民会議まとめ(環境政策対話研究所サイト内)
▶︎「常設的な若者同士の意見交換の場」として、気候変動対策を協議する市民会議
国全体が変わるためにはどうすればいいのか?上記の図の通り気候変動対策を国全体で実施するためには「国民一人一人の意識向上」が必要です。その気かっけ作りとしてあるのがこの『日本版気候若者会議』となります。
■このプロジェクトで実現したいこと
環境政策の早期実現を目指し、各機関(国政・行政・企業など)へ解決策を提言すること、そして、気候変動に対する意識醸成を目的とした世論喚起を最終的なゴールに見据えています。
■資金の使い道
イギリスやフランスで行われた実践的な気候市民会議になるよう、本会議では参加者に補償額を支払いたいと考えています。(*フランス気候市民会議の補償額は86€/day)
1会議あたり¥1,000の報酬、10会議全出席で¥10,000の報酬で、100名参加すると振込手数料など含めて100万円以上かかってきます。
■実施スケジュール
2021年5月23日から8月1日までの毎週日曜日15~18時(6月13日を除く)
本会議では、外部専門家からのインプットから入り、6テーマ(①消費 ②移動 ③住む ④食べる ⑤働く ⑥総合的テーマ(国家戦略・社会変革・SDGs))について提言を見据えたグループごとのディスカッションを参加者にしていただく予定です。また各グループごとに提言先も策定してもらう予定です。
<会議工程表>
9月上旬 リターンお届け予定
<All-in方式で実施します。>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■リターン
<¥1,000以上ご支援していただいた方>
サンクスメールと会議報告書(PDF形式)を送らせていただきます。
<¥3,000以上ご支援していただいた方>
上記他、当会議のホームページにてお名前を載せさせていただきます。
<¥10,000以上ご支援していただいた方>
上記他、報告書にご支援者のお名前を載せさせていただきます。
<¥30,000以上ご支援していただいた方>
上記他、支援者向けの報告会を開催させていただきます。
※今のところオンラインでの開催を予定しております。
<¥100,000以上ご支援していただいた方>
上記他、オンライン交流会を開催させていただきます。
■最後に
「日本版気候若者会議」は、気候変動やそれに関わる社会構造の問題をどう解決するのか、若者同士で自ら考え、取り残されがちな若者の声を可視化し、社会に問いかける新しい仕組みです。未来世代の声が響かない社会では、より良い未来はあり得ません。この新しい仕組みを社会実装するためにも、日本人一人一人の環境問題・気候変動問題に対する意識向上のためにもご協力どうぞよろしくお願いします。
■運営
■本会議主催団体について
若年層の意見を汲み取り、政策決定の場に若年層の意見を反映させ、将来世代が生きやすい社会の実現を目標とするアドボカシー団体です。
正式名称:一般社団法人日本若者協議会
個人会員・団体会員数:約500人/58団体(計約4,500人)
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