こんばんは!梅雨明けしましたね。そしていよいよ夏がやってきますが、皆さまお体には充分お気をつけてお過ごしください。
明日は下記のコンサートです。ルーマニア、ハンガリー、スラブ舞曲などなど、27日の公演にもつながる東洋舞曲のメロディーが楽しめますよ。
県民名曲シリーズ第11回
2021年7月17日(土曜日)
開演時間
公演場所
横須賀芸術劇場
指揮者
熊倉優
共演者
熊本マリ(ピアノ)
バルトーク/ルーマニア民俗舞曲Sz.56
ブラームス/ハンガリー舞曲より第1番、第6番、第5番
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲第2集より第2番、第8番、第7番
リスト/ハンガリー民謡による幻想曲S.123
ハチャトゥリアン/バレエ音楽「ガイーヌ」より"剣の舞""ガイーヌのアダージョ""レスギンカ"
ボロディン/歌劇「イーゴリ公」よりダッタン人の踊り
詳細
コロナ禍による外来の演奏家の渡航制限ならびに2週間隔離措置により、出演者および曲目を変更いたします。
(変更前)ピアノ:クレア・フアンチ 曲目:リスト/ピアノ協奏曲第1番変ホ長調S.124
(変更後)ピアノ:熊本マリ 曲目:リスト/ハンガリー民謡による幻想曲S.123
本変更に伴うチケット代金の払い戻しはございません。来日を楽しみにお待ちいただいた方には心よりお詫び申し上げます。何卒事情をご賢察の上、ご理解を賜りますようお願い申し上げます。
13:35よりステージ上にてプレ・コンサートを開催予定です。
当日券は13時より全席種合わせて100枚程度販売いたします。
料金
S席 5,000円 A席 4,000円 B席 3,000円
シニア(70歳以上)は各席種10%引き
ユース(25歳以下)1,000円 当日券が発売される公演のみ、当日窓口にて先着販売(席は選べません)
昨日、私は初めてお会いする指揮者、熊倉優さんの初リハーサルでした。
彼が演奏したいテンポはどんな感じなんだろうとどきどきしながらそれぞれの曲を合わせていきます。私は今回客席から見て一番左端の裏にいるのですが、そこからみる指揮者は遠くて見るのが大変なので、コンサートマスターの弓の動きや周りの音をキャッチしながら合わせます。曲の始まりは指揮者の振り下ろす瞬間、そしてコンサートマスターはどの弓の場所で弾いているのかというのを見ながらなので、正直ずっと楽譜を見ながらの演奏は難しいのです。昨日今日のリハーサルで明日からの本番までにしっかり叩き込みます。
次に、明日からの公演の魅力と聴きどころを弦楽器の方達とハープの操さんにご協力いただいて、インタビューしてきました。
ファーストヴァイオリンの魅力、聴きどころ。
とにかくどの曲も目まぐるしく動きまくり、時には優雅に奏でるメロディーですが、1番の聞きどころはもう、全部です。(1st.vn.松尾)
セカンドヴァイオリンの魅力、聴きどころ。
舞曲特集なので普段より打楽器的なリズムに徹します。スラブ舞曲の2番の冒頭に二小節間だけメロディーなのでそこが今回の聴きどころ!(2nd.vn.桜田)
ヴィオラの魅力、聴きどころ。
ボロディンのダッタン人の踊りは特にヴィオラをご注目ください。メロディーはもちろんのこと、目立つパッセージはたくさんありますよ。(Va.池辺)
チェロの魅力、聴きどころ。
ハチャトリアン、ガイーヌのアダージョ冒頭部分はチェロのみが奏でるセクションのソロ!そしてリストのハンガリー民謡の冒頭部分のハバネラっぽいリズムの低弦は聞き応え抜群です!(Vc.松尾)
コントラバスの魅力、聴きどころ。
緩急緩のコントロールはぜひコントラバスにご注目ください!特にルーマニア舞曲の最終楽章の忙しそうに動く場所は必見です。(Cb.林)
ハープの魅力、聴きどころ。
ボロディンのダッタン人で、冒頭のオーボエのメロディーにのせて奏でるハープの伴奏は最高に綺麗です。そのほかはあまり聞こえないです。。。(Hp.操)
ちなみに今回、贅沢なことにオーケストラのピアノとサックスはハチャトリアンの「剣の舞」のためだけに呼ばれました。サックスはメロディーがありますが、ピアノは最後のたった三小節しか演奏しません。豪華で贅沢なコンサートですね。(^^)ぜひ生の音楽で感じてみませんか!?