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虐待などによって親を頼りにくい若者たちの声を届けるプロジェクト!

虐待などによって親を頼りにくい若者がたくさんいます。 頼れる存在が少ないことから、孤立、経済的困難など多くの生きづらさを抱えています。 私たちはそういった社会から隠れやすい若者の声や意見を社会や行政に届けます!

現在の支援総額

367,000

36%

目標金額は1,000,000円

支援者数

54

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/01/27に募集を開始し、 54人の支援により 367,000円の資金を集め、 2018/02/27に募集を終了しました

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現在の支援総額

367,000

36%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数54

このプロジェクトは、2018/01/27に募集を開始し、 54人の支援により 367,000円の資金を集め、 2018/02/27に募集を終了しました

虐待などによって親を頼りにくい若者がたくさんいます。 頼れる存在が少ないことから、孤立、経済的困難など多くの生きづらさを抱えています。 私たちはそういった社会から隠れやすい若者の声や意見を社会や行政に届けます!

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親を頼れない若者たちの声を届けたい!

虐待や、親(身内)がいないことによって、頼れる存在が少ない若者たちがいます。そういった若者たちは誰にも頼れず、孤立してしまったり、経済的困難に陥るなどの生きづらさを抱えてしまいます。私たちはそのような社会から見えにくい若者の声や意見を社会や行政に届けていきます!

それが、

OUR VOICE OUR TURN JAPAN!~僕らの声を届けよう~

プロジェクトです!

 

◆はじめにご挨拶

こんにちは!私たちのプロジェクトに興味をもっていただきありがとうございます!

OUR VOICE OUR TURN JAPAN~僕らの声を届けよう~プロジェクトです!

 

 本プロジェクトのマネジメントをしています菊池真梨香と申します。

 虐待などによって親と離れて暮らす子どもたちの生活する児童養護施設で5年間住み込みで働いていました。現在は、施設卒園後の若者のサポート事業として、一般社団法人Masterpieceを立ち上げ、代表理事をしております。 

 まず、現状を知っていただくにあたって「虐待」と「施設」について知っていただきたいと思います。まず、みなさんにとって虐待というワードはどのくらい身近でしょうか。

◆虐待死のニュースはよく見るけど・・・

 「虐待死」。それは日本のニュースでよく見られるワードです。そういった虐待を受けたり、親を亡くしたり、何らかの理由で親と離れて暮らす子どもたちのことについて知っていますか?そういった子どもたちは現在全国で4万6千人ほど。半数が虐待を受けています。

そのうちおよそ80%は児童養護施設などの施設で育ちます。15%ほどが里親委託となっています。

虐待死のニュースはよく見るけれど・・・虐待などで保護された子どもたちの行く先について考えたことはありましたか?

◆内部に入って初めて知った世界 -児童養護施設

 「こういった現状を知らなかった…」児童養護施設で働いて私はそう実感しました。私も虐待などで保護された子どもたちの行く先について考えたことのなかった一人でした。保護された子どもたちにとっては、社会が親代わりです。私は社会の一員でありながらこういった子どもたちのことを知りもしなかったことを恥ずかしく思いました。

 児童養護施設で住み込みで働きながら多くの子どもたちに出会い、気付いたこと。それは、みんな傷を抱えながらも強く生きようとしていることでした。私が子どもの頃に考える必要のなかったことを彼らは考えていました。「生まれてきて良かったのか」、「親とどういう距離感をもっていけば良いのか」そう、彼らは真剣に考えていました。彼らと一緒に生活をしながら、教えてもらったことは数えきれません。様々な傷を抱えてきながらも、そこから少しずつ見せれるようになった笑顔の価値は計り知れないものでした。彼らと過ごした時間は非常に尊い、私の一生の宝物です。

 しかし、彼らの困難は児童養護施設を巣立った後も続いていきます。本来だったらする必要のない心配や将来への備えなどを、彼らは早くからしなくてはならないのです。

 

◆社会へ放り出される子どもたち・・・


 児童養護施設で育った子どもたちの多くは高校卒業と同時である18歳で卒園していきます。みなさん、想像してみてください。18歳で頼れる身内がいないまま自立していかなくてはならないということを。一般的に18歳で自立していく若者は多くいますが、児童養護施設を巣立った若者たちの中には十分に自立の準備ができていない者も多くいます。虐待による心の傷を抱えたままであったり、心の整理がつかないまま卒園を迎える若者たちもいます。

 

 「身元保証人がおらず、様々な契約で困る」、「学業とアルバイトの両立が大変」、「卒園後、親がお金をたかってくる」、など、生活や経済面での困難はもちろんのことですが、一番の彼らの悩みは「孤独・孤立」であるという統計がでています。「辛いとき誰に相談すればよいかわからない」、「施設にはもう顔なじみの職員がいなくて行きづらい」、「生きていくのが辛い」と。社会からこういった若者たちの存在は隠れていているので、なかなか理解者を得られないという状況があります。

 

◆「もっと早く知りたかった」

 先ほどにも書きましたが、私はこういった現状を内部に入るまでは知りませんでした。しかし、親と離れて暮らす子どもたちの親代わりとなるのは「社会」であり「行政」なのです。そして、私も社会の一員として彼らの親代わりなのです。しかし、私たち含めた社会や行政がこういった現状について「知らない」ということはとても大きな問題です。私はこういった状況を「もっと早く知りたかった」ですし、そういう大人は他にもたくさんいるのだと思います。もっと多くの人に知ってもらうべき、社会発信へのニーズがあるとずっと考えていました。本プロジェクトがその役割の一端を担っていけたらと思っています。

◆カナダで何が起こったか?

 話が戻りますが、この「OUR VOICE OUR TURN」はカナダのオンタリオ州で実際起こったムーブメントがモデルとなっています。

 これは、2011年に起こった、施設や里親家庭出身の若者たち(以下、ユース)が、自分たちの意見や要望を伝えるために行われた活動でした。このプロジェクトではユースたちの意見や要望を集めた冊子が作られ、またその公聴会が行われました。

 そして、実際にオンタリオ州で実現したことは、

"施設・里親家庭出身者の大学の学費免除"や、

"21歳までのサポートが25歳にまで引き上げられた"

ということなどが代表例として挙げられます。

 私は施設職員時代にこのプロジェクトのことを聞き、とても触発されました。”ユースたちの声が社会を変えた”こんなことが日本でも起こったら良いのに!日本でもユースたちの声を届けることができないか?と考えるようになりました。

 そして、今年の3月に私はカナダのオンタリオ州を訪問しました。実際そのプロジェクトが起こったアドボカシーオフィス所長のアーウィン・エルマン氏は「一歩を踏み出そう。ただ、行動に移そうよ!日本のユースたちも、立ち上がれ!」と日本のユースたちを励ます言葉をくれました。

アーウィン氏と。

 

◆そして日本でも!

 帰国して、私はあるユースに出会い、カナダでのことを話しました。そして、彼は「日本でもやろうよ!」と声をあげてくれたのです。

 このプロジェクトのルーツはカナダにあるということから、私たちのプロジェクトを「OUR VOICE OUR TURN JAPAN ~僕らの声を届けよう!~」と命名するに至りました。

◆ユースリーダーたちより

ここで、児童養護施設出身者であるユースリーダーたちからのメッセージを紹介します!

 こんにちは!ユースリーダーのすばるです!

 私は2-18歳まで児童養護施設で暮らしました。施設退所後は気軽に帰れる場所がないのが困りました。

  今の日本の施設出身者の声はなかなか社会に届いていません。不満はいうけれど、それで終わってしまってはいけないと思うのです。私はこのプロジェクトに参加することによって、実際に行動に起こしたいと思います。当事者が声をあげて、それで社会を変えていくべきだと思うんです。また、社会を変えるだけではなく、自分たちも変わっていくことも大切であると思います。自分の境遇に左右されず、誰もが自分の目標に向かっていける社会、それが僕の目指していきたい社会です。

 

こんにちは!ユースリーダーのゆずきです。

 高校時代に親が離婚し、そのあと私は児童養護施設に入りました。
施設に入ってからとても良くしてもらい、私の人生は変わりました。これからは、私だけではなく、周りの人たちも巻き込み、みんなでより良い社会にしていければいいなと思っています。支え合う世の中になること、それが私の理想の社会です。私にできることは精一杯やっていきます。また、みなさんも一緒に考えながらそれぞれができることをしていってほしいと思います。だれもが生きやすい社会を一緒に目指していきたいですね!

 

◆更にメンバーを募りました!
2017年9月からは新しい企画運営メンバーたちを加えて活動をしています!

現在13名の児童養護施設等出身のユースたちがメンバーとして集まり、活動をしています!

ユースたちが主体で活動していくことが私たちの活動の最大の特徴です。

 

◆活動内容


・発信活動

 SNSや動画を通じて、親を頼れないユースたちの現状についての発信活動を行っていきます。また、時代のニーズに合わせた媒体を通して、効果的に発信していけるようにしていきます。

・冊子作成

 若者たちの声や意見を集めた冊子を定期的に作成します。対象は一般向けです。一般社会の方々にわかりやすく、読みやすい冊子を作成し、多くの方々に手に取っていただけるように工夫していきます。

・発表会

 発表会、活動説明会などのイベントを通して集めた【僕らの声】(OUR VOICE)を社会・行政に届けていきます。

 

◆これまでと、これからの活動

【2017年】

5月20日 プロジェクト発足

5月~7月 ユースリーダーズ会議

8月 プロジェクト企画運営メンバーの募集

9月 13名の企画運営メンバーでの活動開始

10月~ ”僕らの声”集め 

【2018年】

3月頃  ”僕らの声”冊子作成

2018年5月頃 ”僕らの声”発表会(予定)

その後も継続して声集め、発信活動を継続していきます!

 

ユースリーダーズミーティングの様子

活動説明会の様子

定例ミーティングの様子

◆資金の使い道

・ミーティング運営費

・メンバーの交通費

・事務諸経費

・冊子製作費

・イベント会場費 など

◆リターンについて

・3000円…僕らの声冊子1部をお届けします!

・5000円…オリジナルステッカー、僕らの声冊子1部をお届けします!

・10000円…オリジナルステッカー、オリジナルボールペン1本、僕らの声冊子2部をお届けします!

・30000円…オリジナルステッカー、オリジナルボールペン3本、僕らの声冊子7部をお届けします!

・50000円…オリジナルステッカー、オリジナルボールペン5本、僕らの声冊子20部をお届けします!

・100000円…オリジナルステッカー、オリジナルボールペン15本、僕らの声冊子30部をお届けします!

 

◆応援よろしくお願いします!

プロジェクトの最新情報はこちらから!

Facebookページをチェック!

 「児童養護施設や里親家庭で育った」ということはパッと見てわかることではありません。ユースたち自身、それを打ち明けるまでも時間がかかる繊細なことです。「家族は?」「親は?」そういった質問が気づかないうちに彼らにとって生きづらさを与えていることになるのです。なかなか社会に理解されることなく知られることのないユースたちが多くいます。

 私たちのプロジェクトメンバーのユースたちは自分たちの身を削ってまで、自分たちのためというよりは後輩たちのためにより良い社会づくりをしていきたいという想いで活動に当たっています。「過去は変えられないけど、後輩たちの未来は変えられる」そう強く思っています。

 このプロジェクトを支えてくれる、応援してくれる人が一人でも増えることが、ユースたちを力づけます。皆さんもユースたちを支える一手を担ってみませんか?

 児童養護施設や里親家庭について、また、そのような場所を巣立ったユースたちへの理解がある社会づくりを目指していきます!

どうぞ、応援よろしくお願い致します!

OUR VOICE OUR TURN JAPAN ~僕らの声を届けよう!~

プロジェクトメンバー 一同

Twitter:@ourvoiceourturnjapan

OUR VOICE OUR TURN JAPAN 公式Facebookページ

ーーーーー主催・問い合わせーーーーー

一般社団法人Masterpiece 

代表理事 菊池真梨香

Mail:masterpiecejp2017@gmail.com

 

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