はじめに

　”甲賀文化輝き”は私たちの地元、滋賀県甲賀市で甲賀忍者をはじめとした固有の歴史や文化を題材としたオリジナルミュージカルを上演してまいりました。2000年の初演以来、20年にわたり、甲賀市甲南町にある忍の里プララを拠点として活動しています。小さいお子さんからお年寄りまで幅広い年齢層で地域の方々にご参加いただき、市民の手による創作ミュージカルを年に一度上演してまいりました。

甲賀文化輝きの概要はコチラ

代表あいさつ

大原佳代子

　甲賀文化輝きの代表を務めさせていただいている大原佳代子です。甲賀市で生まれ育ち、2013年に初めて甲賀文化輝きの市民ミュージカルにキャストとして参加して以来、その魅力にどっぷりハマり、演じるだけでなく裏方スタッフやチラシ・パンフレット制作などあらゆることを経験させていただきました。この活動を通して多くの人と関わる中で自分自身の成長を実感しています。また、甲賀市の歴史・文化を題材にした作品に携わることで、地元のことを深く知り、誇りを持てるようになったと思います。2020年4月に代表を引き継がせていただいてからは、新型コロナウィルスという困難に直面しながらも、多くの方々のご協力を得ながら、地元の魅力を発信し続けることができました。そして今回、甲賀忍者をテーマにしたミュージカル公演を実施する運びとなりました。市民みんなで一つの目標に向かってこの公演を実現することで、少しでも甲賀市の活性化につなげたいと思っています。

甲賀文化輝きのあゆみ

　甲賀文化輝きの活動伝説は甲賀三郎から始まりました。忍びの里プララオープンを記念して開催されたミュージカル「甲賀三郎」。ほとんどの人が甲賀三郎の事を知らない中、このミュージカルで多くの市民に甲賀三郎の事を伝える事が出来ました。このミュージカルをきっかけに、プララの玄関前に甲賀三郎の記念碑が建立される事になり、正に伝説のミュージカル「甲賀三郎」でした。そして、数々の作品の中で、国際的な印象を残したのが「青い目の人形」です。青い目の人形が辿った数奇な物語が、人の心を打ち、アメリカに住む青い目の人形事業を起こしたギューリックさんの子孫に届きました。そして来日、公演観劇、新しい人形への贈呈へと繋がりました。
その他にも「すずか御前」「甲賀のサスケ」や「天保義民」といった甲賀市の歴史・地域文化を題材としたオリジナルミュージカルを上演しています。

ミュージカル参加者の声

小山 由美

仕事が休みの日は、甲賀文化輝きのミュージカルの練習です。当初は、ミュージカル公演の裏方で道具担当として参加していました。ミュージカルを観ることは好きでしたが、実際に関わることは始めてでした。休日の部活感覚、フィットネス感覚で続けられているのは、若者達のパワーを吸収して若くいたいから…（笑）若者達のパワーにたくさん助けてもらい、公演後の達成感に魅惑されています!

児玉 未来私は2008年に甲賀文化輝きのミュージカルに初めてキャストとして参加し、その魅力にハマりました。自分を表現したり、年齢問わずたくさんの人と関わる楽しさを実感したのも、このミュージカルを通してでした。公演後の拍手は、普段生活している中で味わうことのない達成感です。10年以上参加していても、それは色褪せることはありません。むしろ、地域の話を知るきっかけになったり、さらに深く理解できたりと、より甲賀市を好きになりました。たくさんの作品を通じて私も成長し、かけがえのない体験ができるこの活動は、これからも続けていきたいと思います。

今回実現したいこと

市民が心を一つにし、甲賀忍者のミュージカル「それいけ！輝き忍術学園」を成功させたい

　昨年は甲賀文化輝きにとって大きな変動があった年でもありました。なぜなら、新型コロナウィルスが猛威を奮い、活動の転換を大きく迫られることになったからです。2020年11月にミュージカルの上演を予定していたものの、一旦事業の中断を決断しました。そして、大規模な舞台公演を実施する代わりに少人数単位で動画制作を実施し、私たちなりの表現で甲賀市の良さを発信してまいりました。

　今年からは静止画ムービー「それいけ！輝き忍術学園」という作品をYoutubeでリリース。甲賀忍者を育成する学校を舞台とした物語で、甲賀市の魅力ある名所や甲賀忍者について紹介しながら、生徒たちの成長を描いています。そして、私たちはこの物語の集大成をミュージカル化できないかという思いに至りました。
　一旦は今年の12月上旬に公演を実施する予定でしたが、会場の忍の里プララが2021年末まで新型コロナウィルスのワクチン接種会場として使用されることとなり、延期を決断せざるを得ませんでした。一度は中止することも頭によぎりましたが、多くの方々の支援に支えられ、なんとか2022年3月12・13日に上演する運びとなりました。現在、約20名のキャストで日々稽古に励んでいます。
　地域の人たちみんなが忍者ミュージカルに参加して、コロナで沈んだ空気を吹き飛ばしていきたいと思います。

【公演詳細】
<演目>
ミュージカル「それいけ！輝き忍術学園」
<公演日>
2022年3月12(土)・13日(日)
(各日 一回公演・時間未定)
<場所>
忍の里プララ　(甲南情報交流センター)　
地図を開く

<稽古風景>

オープニングのダンス稽古

稽古前の体操

みんなで台本読み合わせ

輪になって振付の確認

<それいけ輝き忍術学園　あらすじ＞
　忍の里プララの一角に「輝き忍術学園」という六年制の忍者養成学校がある。そこで一人前の忍者になるべくたくさんの生徒たちが修行をしている。その生徒たちが、甲賀市内の忍者ゆかりの地を舞台に様々な困難にぶつかりながら成長していく物語！　一年生から五年生までの物語を一学年ずつ”静止画ムービー”という形で短編物語を公開し、そして卒業をかけた六年生での物語を集大成としてミュージカルで披露いたします。

　静止画ムービーそれいけ！輝き忍術学園(一年生)

　そして、物語の中に、甲賀忍者に関する知識が散りばめられています。また、甲賀市内の様々な場所を舞台としており、動画やミュージカルを観てくれた方が甲賀忍者、そして甲賀忍者に興味を持っていただけるような作品にしてまいります。この作品を通して甲賀市の観光振興に寄与していきたいです。

<一年生～四年生までの物語はコチラ>
それいけ！輝き忍術学園(一年生)

それいけ！輝き忍術学園(二年生)

それいけ！輝き忍術学園(三年生)

それいけ！輝き忍術学園(四年生)

それいけ！輝き忍術学園(五年生)

動画の中では様々なキャラクターが登場↓

プロジェクトのスケジュール

2021年
〇8月下旬　　稽古開始
〇10月下旬　 クラウドファンディング開始
〇12月下旬　 クラウドファンディング終了
2022年　　　 　
〇1月中旬　　舞台での全体稽古開始
〇2月初旬　　返礼品(チケット・オリジナルグッズ)発送
〇3月上旬　　リハーサル
〇3月12・13日         本番
〇4月　　　　 返礼品(公演パンフレット)発送
〇5月初旬　　 返礼品(DVD)発送

　　　

資金の主な使い道

・返礼品代

・舞台音響・照明代

・舞台道具・衣装代

・パンフレット・チケット等印刷代

・音楽・ダンス 制作代

・クラウドファンディング手数料

新型コロナ感染症対策について

コロナ等感染防止対策を実施した上で稽古に励みます。

○一定時間ごとに窓を開けて換気

○ソーシャルディスタンスの確保

○手指の消毒

○小道具、機材などのこまめな消毒

○マスクやマウスガード着用の徹底

○参加者の健康観察

　滋賀県新型コロナウィルス感染予防対策や事業等の実施 および 甲賀市の施設の貸館等に係るガイドライン に沿った対策を行います。

最後に

　甲賀市の町づくりを目的に、地域の歴史文化を題材にしたミュージカルを継続的に公演してきましたが、新型コロナの影響等で継続する事が困難になってきました。また、地域の様々な方のご協力で制作費を援助していただいてきましたが、厳しい現状は皆さん同じで多くの方に協賛金をお願いするのも困難な状況となっています。しかし、ミュージカル制作には、約200万円の費用が必要になります。行政機関などに申請し、何とか助成していただける部分もありますが、更なるご支援が必要となります。２０年継続した地域の歴史文化を伝えるミュージカルをなんとしても継続させたいです。特に今回は、日本遺産にも登録されている甲賀流リアル忍者にスポットを当て、甲賀から日本へそして世界へ甲賀忍者の事を伝えたいと考えています。また、暗い世の中だからこそ、明るいタッチのミュージカルにし、皆さんを元気づけたいと思っています。厳しい現状の今だからこそ、ミュージカルを成功させて、未来の甲賀市につなげていかないといけないと思います。どうか、皆様のご協力を、何卒よろしくお願い致します。

■ 特定商取引法に関する記載
　●販売事業者名：甲賀文化輝き
　●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名: 大原佳代子
　● 事業者の住所/所在地：〒528-0212 滋賀県甲賀市土山町南土山甲288
　● 事業者の電話番号：Tel: 080-1474-8302
　●送料：送料込み
　●対価以外に必要な費用：プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
　●その他記載事項：プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄（https://camp-fire.jp/legal）をご確認ください。

＜All-in方式の場合＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。