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【土づくりから食卓まで】じいちゃんとセイサイと僕の未来をつなぐ物語

じいちゃんと僕、山形の伝統野菜“青菜(セイサイ)”と僕の2つの関係を重ね合わせ熱い想いと覚悟を胸に、新たなプロジェクトに挑戦します。歴史や伝統を大切にする想い、「継ぐ」「繋ぐ」をテーマとして、山形県山形市飯塚町の若手農家が伝統、歴史を紡ぎ繋ぎ、セイサイとじいちゃんの未来を引き継ぎます。

現在の支援総額

595,000

119%

目標金額は500,000円

支援者数

73

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/05/21に募集を開始し、 73人の支援により 595,000円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

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【土づくりから食卓まで】じいちゃんとセイサイと僕の未来をつなぐ物語

現在の支援総額

595,000

119%達成

終了

目標金額500,000

支援者数73

このプロジェクトは、2021/05/21に募集を開始し、 73人の支援により 595,000円の資金を集め、 2021/07/07に募集を終了しました

じいちゃんと僕、山形の伝統野菜“青菜(セイサイ)”と僕の2つの関係を重ね合わせ熱い想いと覚悟を胸に、新たなプロジェクトに挑戦します。歴史や伝統を大切にする想い、「継ぐ」「繋ぐ」をテーマとして、山形県山形市飯塚町の若手農家が伝統、歴史を紡ぎ繋ぎ、セイサイとじいちゃんの未来を引き継ぎます。

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はじめまして。数あるプロジェクトの中から

このページを見てくれてありがとうございます。

山形の“きゅうりの里”と呼ばれている飯塚町 。

農業が盛んな小さな町に住む27歳若手農家、神保拓磨(じんぼたくま)です。

僕の師匠である「じいちゃん」が残した歴史を繋ぐため、

本格的に農家としての「生き方」を選択し、

26年間お世話になった「佐藤」の姓から、

じいちゃんの「神保」の姓を受け継ぐ決断をしました。

このままだと僕は「じいちゃんの代わり」でしかない…

でもそんなのは絶対イヤだし、負けたくない…

僕は僕らしくありたい…


そこで、じいちゃんを超えるために、

僕の想いに共感してくれた幼馴染みのデザイナー達と一緒に

『ステップちゃいるどPROJECT』を発足しました。


名前の由来はじいちゃんを「継ぐ」歴史を「繋ぐ」ということをテーマに連想して、

継ぐ・繋ぐ → 継子(つぐこ・ままこ) → step child →  ステップちゃいるど

そう、話題の「鬼滅の刃」に出てくる「柱」直属の弟子にあたる言葉「つぐこ」ですね。

この「つぐこ」に「じいちゃんから承継した生き方」「歴史を受け継ぐ」を掛け合わせ、

このプロジェクト名を付けました。

まずはこのプロジェクトの第1弾として、

僕の大好きな山形の伝統野菜“青菜(セイサイ)”のあれこれを

全国のみなさんに発信していきます。




そんな熱い想いを形にして、皆さんにも共感してもらえたらなと思います。

今は「熱い想い」と「覚悟」だけで農家としてチャレンジしていますが、

人生の半分以上、農家とは関わりがありませんでした。

山小屋(大江町古寺案内センター)を経営しながら板前として料理の腕を振るう父、

父のサポートをしながら様々な仕事をする母、

工業高校に進学しJ Rに就職した兄、保育士の夢を叶えた妹。

僕の小さな頃の将来の夢は「サッカー選手」でした。

小中高と青春を全てサッカーに費やし、

心身ともにベストなコンディションで挑んだ高校最後のインターハイでは、

ベンチ入りする選手に選ばれるも目立った活躍なく、悔し涙を流した現役最後の夏。

“やると決めたら最後までやり通す”と決心していたサッカー人生に

自らの手で終止符を打ちました。

サッカーで食っていくことができない現実を悟って挫折し夢破れていた僕に残されたのは、

10年という長いサッカー人生を最後まで見守ってくれた

頑固で真っ直ぐな父の背中 でした。



父さんにできたなら僕にも出来るはず…

でも全く同じ道では僕らしさがない…

他に好きで学べることは…


そんな時、農家のじいちゃんの力仕事を手伝って言われた「ありがとさまな〜」の一言。

農家のじいちゃんや他のじいばあの力にも、なれるかもしれない…

身近な人の影響を受け、そんな想いを抱えながら調理と介護福祉の2つを勉強できる

専門学校に通うため上京します。


専門学校を卒業する数ヶ月前、山形にUターンし就職すると決めていた僕は、

山形で有名な割烹料理屋さんに住み込みで3日間インターン生として働きました。

朝から晩までお皿や食材、調理器具を洗うような常に水に触れる作業が続き、

肌の弱かった僕の手は3日でボロボロになってしまいました。

料理の仕事をやりたいけれど日に日にボロボロになる手を見て、

初めて身体的理由で調理の道を断念します。


僕に残された道は一つ。

介護福祉の資格を生かし、介護施設で働く決断をしました。

就活はスムーズに進み、あっという間に内定をいただき働き始めます。

社会人になると、毎日言われたことを同じように繰り返す日々が続き、

変化のない日常、いつの間にかただ仕事をこなすロボットのようになっていきました。

「上司のもとで言いなりになるロボット」

そんな自分がイヤになり、3年で仕事を退職しました。

人生で3回目の挫折。

22歳にして、追いかけていた父の背中を見失い、やりたいことも、

なりたい自分も、目標も夢も何もない僕に、

ふとじいちゃんの顔が浮かびある言葉を思い出しました。


介護施設に勤務していた頃、じいちゃんの手伝いを終え、

家族みんなで晩ご飯を食べた後の晩酌中にポロッと。

大好きな日本酒を飲み、

どこか諦めたような微笑みを浮かべながら寂しい話をするじいちゃんの姿。

じいちゃんには息子がいたけど早くに病気で息子を亡くし、

農家として神保家を継いでくれる後取りが居らず、

その言葉にできない寂しさを僕ら家族に教えてくれた気がしました。


すぐ近くに困ってるじいちゃんがいる…

できるかはわからないけど、力になりたい…


サッカー選手という夢、父さんの背中という目標を失った僕に、

じいちゃんが手を差し伸べてくれているかのように感じました。


そこから僕は、農業の「の」の字も知らない、

じいちゃんの農業の世界に没頭していきます。


じいちゃんに少しずつ教えてもらいながら、

土を耕し、種をまき、雑草、虫、病気と戦いながら成長し、やっとこさ収穫する。

ロボットのような人間になっていた僕にとって、何もかも初めての経験で、

世界が見違えるほどカラフルに色づいて見えたのを覚えています。

「じいちゃんが長年やってきたことはこんなに素敵なことだったのか」と

普通の仕事では感じたことのない、

なんとも言えない嬉しい感情を味わうことができました。


そして、じいちゃんと一緒に農業をやっていくにつれて、

じいちゃんの人柄がいろいろな角度から見えてきました。


じいちゃんは、組合、部会の長を長年やっていて、

「たくまくんのじいちゃんにはとても世話になったんだよ」

「じいちゃんも後取りできて喜んでだべな」

「これからもよろしくね」

農業を営んでいる方の平均年齢は65歳を優に超え、

高齢化や後継者不足の問題が僕の住む飯塚町でも実感できるほどでした。

それほど若くてやる気のある後継者が地区にいることが

珍しかったからたくさん声をかけてくれたのかもしれません。

農家をしていると、

じいちゃんからつながる関係がほとんどでじいちゃんはすごかったのかな?

なんて思うこともありました。

僕から見たじいちゃんは

責任感が強く、頑固一徹で、思い立ったら即行動、曲がったことが嫌いで、

多くを語らず、孫に優しい、酒飲みじいちゃん。

一言で言うと「自慢のじいちゃん」でした。


みなさんのじいちゃんは、どんなじいちゃんでしたか?

優しいじいちゃん、面白いじいちゃん、寡黙なじいちゃん、愉快なじいちゃん…


今思うと、じいちゃんの存在が僕に生きる目標を与えてくれたのかもしれません。

 

令和2年12月16日

じいちゃんの力になりたいと決心して早5年、

冬ということもあり、忙しくない穏やかな日常の中、

「じいちゃんたちの力を借りないで新しいことをやってみたいんだ」

と相談をしたところ、

「たくまなら大丈夫、やってみなさい」

と僕を信頼して快く承認してくれた矢先の出来事でした。

あまりに突然すぎて心に穴が開き、気持ちの整理ができないまま、

時計の針だけが進みます。

あっという間に葬儀の日。

じいちゃんの友達や親族、農家仲間からは

「たくま、じいちゃんの分まで頑張れな」「これからもよろしく頼むぞ」と。


喪主の挨拶を終え、にこやかに微笑む額に入ったじいちゃんの写真を見つめると、

「もう十分力をもらったよ、ありがとさま、ばあちゃん を頼んだ」

そんな風に言われた気がして、

僕の隣でポロポロと涙を流すばあちゃんの背中をさすりながら

「いつまでもクヨクヨしてられない、

じいちゃんばあちゃんのため、

みんなのためにも僕は僕らしく前に進もう」そう決心しました。

 

じいちゃんが長年培ってきた、

持ちつ持たれつのあったかい相互関係、人との繋がり”を

“農業における基本となる考え方「我が子のように接すること」”

“じいちゃんや、先代が紡いで繋いで来た農家として、神保家としての歴史”

“家族やご先祖が歩んできた道を途絶えさせたくないという想い“

僕は大切にします。

そして、僕は僕らしく、

じいちゃんから承継したことを生かし、新たな挑戦をします。


山形の伝統野菜“セイサイ”は農家になった僕にとって身近な野菜でした。

ばあちゃんの家庭菜園で、毎年畑の一角に植えられるセイサイを見て、

山形の農家にとってなくてはならない大切な野菜なんだと実感します。

僕はばあちゃんの「セイサイ漬け」が好きで、

じいちゃんはセイサイの煮物「くきな煮」が大好きでした。

セイサイ漬けはご飯にもビールにもめちゃめちゃ合うんです! 



僕の大好きなセイサイをもっとたくさんの人に知って、食べてもらいたい!

  


じいちゃんが神保家として様々な歴史を紡いで僕に繋いでくれたように、

セイサイも伝統野菜としての長い歴史を絶やすことなく僕からその次へ、

バトンをパスしてこその“伝統野菜”なんだと考えるようになりました。

先代が作り続けてきたからこそ伝統として残っている、

このセイサイを僕が作り繋ぐことを決心します。


情報発信、栽培して終わりではなく、セイサイを加工する6次産業化や食べ方

食べるシチュエーションの提案、つまり、

「土づくりから食卓まで」を僕自身が全て手掛けます。

元ある日本の食文化 + セイサイ漬け

セイサイの初収穫が11月中旬、そこから漬物の仕込みをして12月中旬につけ上がり、

翌年1月は新年を迎えることから、たくさんの「食」にまつわる行事があります。

1月1日 おせち料理 

1〜3日 お雑煮    

7日  七草粥  11日  鏡開き15日      小正月 

21日   漬物の日

(名古屋の萱津“かやつ”神社で8月21日に『香の物祭』として祝っていることから)


一般的な山形の家庭では、日々の食卓に並ぶことが多いセイサイ漬け。

日本の伝統文化であるそれぞれの行事や食文化を楽しみながら、

そこにプラスα山形のセイサイ漬けを一緒に食べてもらうことで、

新しいシチュエーションでのセイサイの食べ方が生まれます。


そして、じいちゃん、ばあちゃんが食べるイメージの強い漬物を若い世代にも知って、

食べてもらえるようなパッケージ、限定グッズを取り揃えました。

①1,000円

「応援してけで、ありがとさま!」スペシャルサンクスレター

ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載! 


2,500円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

 ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ ステップちゃいるどPROJECT オリジナルロゴステッカー  

③3,000円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

 ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ Farmer in Car オリジナルステッカー   

5,000円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

+ ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ 僕とあなたをつなぐ セイサイ漬け 2kg


⑤6,000円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

+ ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ 僕とおそろい!かわいいオリジナル手ぬぐいで応援!

⑥15,000円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

+ ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ 僕とあなたをつなぐ セイサイ漬け 2kg + 僕とあなたをつなぐ うるち米山形県産つや姫2kg 


⑦15,000円

「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター

+ ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

+ 僕とあなたをつなぐ セイサイ漬け 2kg + 僕とあなたをつなぐ もち米山形県産ヒメノモチ2kg 


⑧22,000円
「応援してけで、ありがとさま」スペシャルサンクスレター
+ ステップちゃいるどPROJECT オリジナルロゴステッカー
+ Farmer in Car オリジナルステッカー
+ 僕とおそろい!かわいいオリジナル手ぬぐいで応援!
+ 僕とあなたをつなぐ セイサイ漬け 2kg  

+ 僕とあなたをつなぐ うるち米山形県産つや姫2kg or

  僕とあなたをつなぐ もち米山形県産ヒメノモチ2kgどちらか一種2kg
+ ステップちゃいるどPROJECT ホームページにて支援者のみなさんのお名前を掲載!

●リターンの発送は、2021年12月を予定しております。

●リターン商品詳細は、本文にて後日随時更新予定!お楽しみに★

●リターン商品は制作中のため、サイズ・デザインは変更になる場合もございます。

●セイサイ漬けとお米は、最初から最後まで全て僕が手掛けた商品をお客様の元へお届けします。

是非、食べてみてけろ!

●当プロジェクトホームページにて支援者のみなさんのお名前(ニックネームも可)を

募集期間終了から1年間掲載させて頂きます。



  • ▶︎ステップちゃいるどprojectのブランディング、アートディレクション 10万
  • ▶︎各種限定パッケージデザイン製作費 10万
  • ▶︎加工場改修費 30万

2021年春〜秋 我が家の倉庫を加工場にD I Yにて改修

  • 2021年冬 ばあちゃんの味を引き継ぎ、僕のセイサイ漬けを皆さんに届け予定。
  • ▶︎以降の活動軍資金 +α

この度支援していただいた方には、加工場改修の様子や、セイサイの生育状況、

僕自身の情報などを こまめに発信していきます。

“じいちゃんと僕”、“セイサイと僕”の

立場を重ね合わせ、継ぐ、繋ぐを大切にした

『ステップちゃいるどPROJECT』

セイサイ漬けが

このページを見てくれているあなたと僕を繋ぐ存在になったら、

僕はとても嬉しいです。


これまで関わってくれたすべての方々へ感謝の気持ちを忘れず、

精一杯、愛情たっぷりで繋ぎ(とどけ)ます。


<All-in方式の場合>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

最新の活動報告

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  • みなさん!おばんです!そして、メリークリスマス!じんぼたくまです!今年は、ホワイトクリスマスな予感!?の 山形です。皆様の元に続々と届き始めていると思いますが、返礼品の送付が完了致しました!ひとつひとつ僕が、気持ちを込めて梱包しましたみなさんの元に無事届いたかな…?僕のお礼の気持ちを皆様に直接お伝えしたかったので、是非ご覧ください!メリークリスマス!素敵な夜を。 もっと見る

  • みなさん!おばんです!じんぼたくまです!山形は、例年よりも早く雪が降っていよいよ本格的な冬の季節に突入です。セイサイの収穫に合わせて、クラウドファンディングの返礼品のセイサイの漬物も漬け込み開始しました!こんなにおっぎぐなりました!全部で約4トンもあります!今年は、ばあちゃんと二人で。じいちゃん見てっかな?加工場で、初めて漬ける漬物がセイサイに。そして…ついに、返礼品が続々と出来上がってきました・・・!僕の作ったお野菜たちが、オリジナルラッピングで皆様の元へお届け出来ると思うとワクワクが止まりません!笑僕がひとつ、ひとつ思いを込めて梱包します。また、発送したらお知らせしますね。ぼくのSNSで随時更新中ですので、是非チェックしてけろな!https://www.stepchild.jp/  もっと見る

  • みなさん、おばんです!じんぼたくまです。クラファン目標達成から約2ヶ月ほど経ちました。季節も秋に変わり、みなさんいかがお過ごしですか?ぼくは、この2ヶ月間、ありがたいことに大変忙しくさせて頂いておりました笑(活動報告が遅くなってしまい申し訳ないです…!)●セイサイはぐんぐん成長中です。この調子で12月まで突っ走ります!セイサイ畑。この子たちが、これからぐんぐん大きくなっていきます。●返礼品のお米もこんなに大きくなりました!新米は、うっめぇのでお楽しみに!●なんと、加工場(漬物をつくるための場所)改修工事が無事終わりました!じいも使っていた倉庫を大掃除見違えるほどきれいになりましたなどなど・・・ぼくのSNSで随時更新中ですので、是非チェックしてけろな!https://www.stepchild.jp/  もっと見る

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