こんにちは、一原紗羅です。
この度、新スタジオを開設することになりましたが、今回はみなとシティバレエ団発足時から拠点として活動してきた、「芝スタジオ」がどのようにして出来上がったのかを皆様にお話ししたいと思います。
芝スタジオにやってきたのは、みなとシティバレエ団が出来る約半年前。
スタジオとして使われていた場所では無かったので、床は打ちっぱなしのコンクリート。
バーはおろか鏡すら付いていませんでした。
ちなみに今回取得したスタジオは以前バレエスタジオとして使われていたことがあるそうで、最初からバーや鏡が付いています。
更衣室やお手洗いも2つあったりと本当に素晴らしいです。
そんな何もない状態のスタジオに引っ越してきた私たち。
まずはスタジオを作るというところから始まりました。
最初は"床"。
コンクリートの上では踊ることが出来ないので、床材を貼らなければなりません。
コンクリートの上に接着剤を塗って、乾いてしまう前にその上に床材を貼ります。
芝スタジオは出っ張っている部分もあるので、スタジオの形に合わせて切ったりと隙間のないように貼り付けました。
そしてバレエスタジオには必須である"バー"。
これがないとレッスンが始まりません。
こちらも今回取得した新スタジオには最初から付いています。
バーを取り付けるにあたり、まずは壁に穴を開ける必要がありました。
普通の電動ドリルではコンクリートが硬すぎて開かないので、振動ドリルを使わなければならないのですが、勿論コンクリート用の振動ドリルなど持っていなかったので一式用意。
コンクリートに穴を開けるのは至難の技で、かなり力のいる作業でした。
場所によっては、なかなか開かず時間がかかることも。
主に団長と私がドリル担当でしたが、壁を押す力が必要なため千葉美南海さんが後ろから背中を押したりなど全員で協力して設置しました。
(この時に”ドリルの一原”というあだ名が誕生したわけです。 named by 踊る社長)
他にも様々な細かい作業を行い、現在のスタジオが完成しました。
何日間かかけてほぼ1日中スタジオにいて作業していたと思います。
大変ではありましたが、作業している間はこれからこのスタジオでどのようなことが行われていくのだろうと想像すると楽しくて、疲れを忘れるほどでした。
そしてその半年後、みなとシティバレエ団が出来るのです。
現在は団員が増え、毎日スタジオぎゅうぎゅうでレッスン・リハーサルを行っていますが、設立当初はまだ人が少なく広々と踊っていました。
この日は3人。指導はミストレスの寺戸麻子先生。
現在は16人ほどいるので、新団員が見たらびっくりですね笑
そんな芝スタジオから今回新たに広いスタジオへと移ります。
やってきたその日からおり、作り上げたスタジオなので少し寂しい気持ちもありますが、みなとシティバレエ団が新たな第1歩を踏み出し、より大きくなっていくことを想像すると楽しみで仕方がないです。
ここまでやってこられたのは、常に前を見続け私達を引っ張ってくださる団長、そして一緒に1番近くでバレエ団を盛り上げ作り上げてくださる公式コミュニティの支援者様、他にも周りであたたかく応援してくださる沢山の方々のお陰です。
公式コミュニティ↓
https://community.camp-fire.jp/projects/view/232754
芝スタジオで頑張ってきた2年間を忘れることなく、新スタジオではより一層日々のレッスン・リハーサルに励んでまいります!
そして皆さまに毎回素晴らしい公演をお見せします!
引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。