2021/06/10 19:34

今回のworkshopで講師をしてくださる方々をご紹介します。


アーラパタク村の編みクロスステッチ刺繍、ピロシュカおばあさん

小さいころに父親を亡くし、母親ひとりの手で育てられたおばあさん。

定年後、故郷の村に帰り、再び針を持ちはじめる。

80年代は、編みクロスステッチがリバイバルブームとなった。

村で最も美しい刺繍の部屋をもつ。



カロタセグのビーズ刺繍、エルジおばあさん。

きらめくビーズの衣装が有名な村で生まれ、育つ。

小さいころから針を持ち、ビーズ刺繍の衣装を縫い生活を立ててきた。

76歳になっても、現役で針を持つ。



カロタセグのイーラーショシュ、アンナおばあさん。

40年代になって、イーラーショシュが盛んになった村で、

イーラーショシュの図案を描く職人。

教会のオルガンを弾き、まとめ役として一人暮らしのおばあさんたちの支えとなっている。



他にも村のおばあさんたちも、集まってくれます。

今も、軒先で刺繍をして語り合う風景が見られる数少ない村。



シク村のアウトライン刺繍、エルジおばあさん。

アコーディオン袖の美しい衣装で有名な村で生まれ、育つ。

おばあさんの人生は、民俗衣装と切り離すことができない。

マルトンおじいさんと助け合いながら、

刺繍や手織りの職人として、今も現役で働いている。

(ワークショップには娘のエルジさんも参加します。)



おばあさんたちについてもっと詳しくは、

こちらの記事をご覧ください。

刺繍の達人おばあちゃんたち