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奄美大島で一日一組限定の《泊れるコーヒーホテル》をオープンしたい!

奄美大島で、ほっと一息くつろぎの時間を過ごせる『とよひかり珈琲店』を創業してから丸3年。手つかずの状態だった店舗1階奥と2階部分を改修し、「島の暮らしと訪れる人の時間をブレンドする一組限定の珈琲宿『14hikari coffee inn(トヨヒカリコーヒーイン)』」をオープンします!

現在の支援総額

1,362,377

136%

目標金額は1,000,000円

支援者数

144

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/01に募集を開始し、 144人の支援により 1,362,377円の資金を集め、 2021/08/14に募集を終了しました

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奄美大島で一日一組限定の《泊れるコーヒーホテル》をオープンしたい!

現在の支援総額

1,362,377

136%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数144

このプロジェクトは、2021/07/01に募集を開始し、 144人の支援により 1,362,377円の資金を集め、 2021/08/14に募集を終了しました

奄美大島で、ほっと一息くつろぎの時間を過ごせる『とよひかり珈琲店』を創業してから丸3年。手つかずの状態だった店舗1階奥と2階部分を改修し、「島の暮らしと訪れる人の時間をブレンドする一組限定の珈琲宿『14hikari coffee inn(トヨヒカリコーヒーイン)』」をオープンします!

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この物語は、奄美大島にある「泊れるコーヒーホテル」にまつわる出来事を綴ったお話である。

2021年5月、ゴールデンウイークの最終日に奄美大島の梅雨は始まった。

泊れるコーヒーホテルが併設される「とよひかり珈琲店」は屋根がトタン葺きの古民家で、梅雨の時期になると、雨音のBGMが心地よいほどに店内に響き渡る、そんな風情がある。

とよひかり珈琲店の奥、そこには未だ手つかずの部屋がかつての姿のまま残っており、昔ながらの火鉢や家具、骨董品が当時を伝える様に並んでいた。

その長らくの休息期間を置かれた部屋が、このまま休息期間を置かれたままでいいのか、店主は4年前に珈琲店を開いて以降、心のどこかで申し訳ないような想いを抱え続けていた。

建物は人の動きや風が通らなければ、埃がたまり、人以外の生き物が棲み始め、これが自然の摂理なのかと打ちのめされ、驚くほどの早さで朽ち始めていく。

それは、建物の一部を改善しても言えることで、珈琲店として生まれ変わった部屋がある一方で、少しずつ朽ちていく残された部屋がある。店主は4年間、その明暗のある姿を見つめ続ける事しかできなかった。

この「コーヒーホテル物語」は、そんな店主が日本中に溢れる空き家のひとつに、人の温もりと風の心地よさを再び宿す物語である。

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