ご支援ありがとうございました。皆様のご支援のおかげでプロジェクトが前に進めることができました。感謝申し上げます。
取手ライオンズクラブ様
株式会社C.A.ピカードジャパン日本支社矢部 慶様
株式会社 取手福祉サービス様
株式会社 住まい工房ナルシマ様
なお、個人でのご支援をいただいた方々のお名前をひまわりプロジェクトページにて掲載しております。
→ひまわりプロジェクトページへ(https://torideseitoku.jimdo.com/)
プロジェクトはAll-or-Nothingを達成させていただきました。
今後は高校生と地域によるオリジナルコスメ「リップバーム」が商品化の後、より多くの方に使っていただけるよう、商品価値を高めるための活動と農作業や商品の見直しの費用※に、今までの目標額以上の部分のご支援とこれから数日のご支援を使わせていただきたいと思います。
高校生だから、と限界をつくらないで取り組んできた私たちのプロジェクトを
最後までよろしくお願いいたします。
※1:サスティナブルコスメアワードへの挑戦・エントリー(商品価値の向上を目指します)
※2:エコプロ2022:環境見本市での商品の紹介と商品化までのストーリーを伝えます。
(参考:コロナ前過去のエコプロでの本校の発表展示の様子)
取手市×ひまわり×ものづくり×取手聖徳女子
市内遊休農地で育てたひまわりのオイルで作るリップクリームで取手市を元気にするお手伝いをしたい!
「マスクを外したみんなの唇を守る天然素材ひまわりリップを作りたい!」
「目指すゴール」
●遊休農地をひまわり畑に変えたい!
●自分たちのひまわりオイルで化粧品「リップクリーム」を作りたい!
●地域の方と協力して新商品「取手ブランドのコスメ」をふるさと納税返礼品にして全国に発信したい!
●薬機法などハードルは高いが限界を決めずに挑戦し最後まで活動をやりきりたい!
☆プロジェクトを一時のイベントで終わらせず、「成果」=市販化粧品として地域に残したいと思っています!
聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校の探究学習グループ
「ひまわりプロジェクト」はSDGsの取り組みの一つとして環境改善、地域連携を目標に、茨城県内の遊休農地解消と地産地消のを目指し、ひまわりの種から搾油したオイルを使用したリップバームを作り、商品化に挑戦します。そして、最終的には取手市のふるさと納税の返礼品として登録してもらうことで、全国の方から注文を頂ける体制を整えて、地域の経済循環を活性化することを目指しています!
プロジェクトメンバーが中心となり企画や広報を行いますが、活動の内容によって他の生徒や時に先生方、地域の方が関わりってくださり進めています。
- 私たちは学校の近くにある作物を作る人がいない畑(遊休農地)をお借りして、約300㎡のひまわりの花畑を作りました。地域の方々との協力で、穫れた種から搾ったひまわりオイルで、自然素材のリップクリームを商品化することに挑戦しています。このような農地はあちこちにあり、このような活動が広まれば除草のため耕すだけの年中土が露出した農地を花畑にすることで僅かでもCO2を減らすことにもつながるのではないかと考えています。
私たちの地域(茨城県取手市)を元気にするお手伝いがしたい!
☆茨城県取手市の私たちのひまわり畑の周りはこんなところです!
☆東京上野ライン(常磐線快速終点)、千葉県から利根川を越えてすぐの街です。とてものどかで、ゆったり温かい街です。
☆TX(つくばエクスプレス)新線ができてちょっとさびしくなってきているところもありますが、
東京芸大校舎もありアートを通じて街を盛り上げよう!などの活動も進んでいます。
そのような中、わたしたちが取り組むのは地元の遊休農地で育てたひまわりからつくった地元ブランドの化粧品「リップクリーム」を、取手市ふるさと納税返礼品として全国に発信することです!
高校生のプロジェクトが地域の方と協力して、取手市を元気にするお手伝いをすることに挑戦します。
★写真をクリックするとGoogleMapでひまわり畑の元の姿がご覧いただけます。
わたしたちがつくるリップクリーム(質と環境への配慮)
最初はひまわり油とミツロウを使ったシンプルなリップクリームからスタートしましたが、塗りごごち、保湿をしっかりすることなどを目指し、自然由来の原料を使うことを条件に化粧品会社の方の協力でより良いものとなるよう商品づくりに取り組んでいます。
今回つくるのは、「リップバーム」です。リップバームとはスティックではなく、ジャー容器というふた付きの容器に入ったリップクリームです。持ち運びに便利なスティックタイプに比べて、保湿力の高いものになります。ですから、家に帰ってゆっくり唇にうるおいをあたえるのに使って欲しい商品です。材料も取手市内で無農薬で育てたひまわりのほか、天然素材の原料にこだわったものを目指しています。
現在、試作品を元にモニターの方のご協力もいただきながらリップバームの使い心地の調整や容器やパッケージのデザインを進めています。製造時・使用後の環境負荷を考え商品の容器はプラスティックではなく金属製のもの、包装の紙はFSCなどの認証を受けた環境に配慮した材料を採用する計画です。
これまでの活動
2019年度 遊休農地借用・環境NPO法人の協力の元、ひまわりのテスト栽培成功(2度の台風の被害)
2020年度(現「ひまわりプロジェクト」正式発足!)
6月〜 ひまわりの栽培
10月 ひまわりの収穫
11月 商品化 アイデア会議
12月 化粧品(リップスティック)試作
2021年
1月〜 資金・薬事法クリアのための外部協力者探し
2月 来年度のプロジェクトとして再計画
3月〜 広報・新年度参加者募集
新年度(2021年度)
4月 商品開発・その他デザイン開始
5月 3年目ひまわり栽培開始
9月 収穫終了
11月 搾油 成分分析提出・検査合格!
2022年
1月 企業のご厚意により試作品完成
2月〜 クラウドファンディング開始(2月28日)
3月〜 目標金額達成次第→今までの打ち合わせをもとに化粧品OEM会社によるさらなる試作開始
6月 リップバーム内容最終決定
7月 商品製造・完成
8月 発送・出荷(予定)
学校からひまわり畑への道・耕起から種まき収穫まで(4:30)
●遊休農地
☆日本全国には、様々な理由で耕作ができなくなった農地がたくさんあります。茨城県は福島に次いで2番目に遊休農地が多い県で、それを解消するための活動も市民の手などで行われています。
ひまわりプロジェクトでは取手市内にある使われていない土地をお借りしてひまわりを育てています。市内にはまだまだ遊休農地があるのでひまわりを育てることで遊休農地の解消を目指しています。ひまわり畑を増やし、ゆくゆくは取手市をひまわりが有名な観光地にできたら嬉しいです。(既に市内でNPO法人バイオライフさんが取り組んでいて、この活動も支援を受けています。)
※バイオライフさんは市民の手によるひまわりの栽培とそこから採れる食用油の地産地消を進める活動をしています。
●ひまわりを育てています
地域の方々に協力してもらいながらひまわりを育てています。はじめに畑にある雑草や大きな石を取り除いたあと、手作業で種をまきます。オレイン酸の量が非常に多く健康に良い、ハイオレックスという食用の種類のひまわりを育てています。
中腰での作業も多いので、翌日は筋肉痛になります。種をまいてから3か月ほど経つとひまわりの花が咲きます。花が枯れた後に種を収穫して選別をします。天気が悪い中や暑い中で作業することもあり大変ですが、普段することのない経験が出来ます。
(※ひまわり畑でのエピソードやひまわりの成長の様子は『活動報告』で今後掲載していきます)
●鳥の被害(環境の変化か、近年急に被害が増加)
昨年頃から急にカワラヒワという鳥の被害が甚大になっています。今まではなかったそうで、環境の変化が影響をしているのかもしれないとのことです。ひまわりひとつひとつに鳥に食べられないように網をかぶせます。
●地域の方々との協力(幼稚園児のみなさんや社会福祉法人のみなさんにも参加していただきました)
近隣の幼稚園児たちにひまわりの種まきを手伝ってもらうなど地域の方々と協力して進めているプロジェクトです。また、生産できるようになったらリップバームの箱づめや種の選別作業の協力を支援B型の社会福祉施設「ポニーの家」の利用者さんに依頼する計画です。
●種の収穫と仕分け
ひまわりの種はガクから金属製の網を使って取り外します。その後、十分乾燥したのちに低温圧搾法という、成分を最大限損なわない方法でひまわり油を搾ります。
種の収穫は幼稚園の園児の皆さんにも手伝っていただきました。とれた種は搾油をしてもらうために仕分けを丁寧にします。少しでも良い油を取れるよう、枯れ葉などや傷んだ種を丁寧に手で取り除きました。
●検査機関へ送って成分検査をしてもらいました。
取れたひまわりオイルは検査機関、日本食品分析センターに提出して、化粧品に使えるか調べていただきました。合格をいただきました。その後、無償でサンプル試作をお手伝いしてくださる化粧品工場の方からは「きれいな油ですね」とお褒めの言葉をいただきました!
商品の数が増えると私たちの畑から取れるオイルだけでは足りなくなります。そのため、市内の畑で同じ種を使って市民の方々が育てたひまわりの種を市内の社会福祉施設の方の手で種を選別して搾油したひまわりオイルも一緒に使用させていただきます。育て方を指導してくださるNPO法人バイオライフさんに低温圧搾の搾油をお願いしています。
●取手市内 NPO法人バイオライフさんのひまわりいっぱいプロジェクトHP(参考リンク)
●商品開発・化粧品OEM会社の方とのミーティング
化粧品は法律で、化粧品製造業/販売業許可がないと作ることができません。そのために時には専門家を交えてミーティングを重ねます。
今回、協力してくださるのは、上記の許可があり有資格者がいる千葉県松戸市の化粧品会社山之内ゴウシャさんです。化粧品についての相談と、製造の委託もこちらにします。オーガニック認定原料を輸入販売と自然由来・オーガニック認定原料等の化粧品製造を得意としてされている会社です。
●リップクリームの試作
私たちには法律で定められた化粧品製造の資格がないので、自分たちで商品そのものは作れませんが、
どのようなものを作っていくのかを知るための学びとして、何度か試作を行っています。自分たちで育てた
ひまわりのオイルとミツロウ(蜜蝋)を使って作りました。(当初、隣接する市の養蜂場のミツロウを使わせていただけないかと考えましたが化粧品精度の精製の技術がなく断念しました。他の活動で使わせていただくことを予定しています)
山之内ゴウシャさんの協力工場のご好意により無償で販売するための化粧品のテストをするための試作品を作っていただきました。現在、それを使って香りやテクスチャーを試しているところです。
プロジェクトの背景
(プロジェクト担当教諭 黒沼靖史)
以前から、地域の皆さんには生徒の学びにたくさんのお力添えをいただいてきました。授業用の間伐材の製材や生徒のレシピによるパンやお菓子の文化祭用の商品製造、時にはカフェのメニューも生徒のアイデアを取り入れてくださいました。
そのような中、地元NPOの方々の市民の手でひまわりを栽培して食用油の地産地消を目指す活動に出会い、その思いに賛同し、数人の生徒と一緒に農家の方から遊休畑をお借りしてひまわり畑を作りました。
初年度は見事に満開したのですが、収穫予定直前に2つの台風に見舞われ大被害を負いました。しかし、それも含め生徒の探究活動に持ってこいのフィールドと思われ、活動の継続を決めました。ひまわり栽培では幼稚園児と一緒に農作業をしたり、花が咲くと通りがかりの方が足を止める地域の方との交流の場にもなりました。
そして現在、探究補講という生徒の探究活動のプロジェクトの一つとして発足して今に至ります。
高校での探究学習の取り組みとして
このプロジェクトでは「ものづくり」を通した学びの場づくりを目指しています。持続可能な社会の担い手となる生徒たちに消費者としてだけではなく、人が生きていくためのものを作り出す側のリアルな視点を持ってほしいと考えているからです。
問題を見つけたり新しいアイデアを考え、思いを語ることができるようになるのも大切です。しかし、それを行動もふくめ「形」して表すことがいかに必要なことなのか、いかに周囲(社会)への説得力が大きいことなのかを、この経験の中で生徒たちに様々な気づきを得てほしいと思っています。
今日、環境への配慮は必須です。このプロジェクトも明確にSDGsのいくつかのゴール・ターゲットに紐付いた活動でありエシカル消費についても強く意識した活動です。しかし、大切なことですが、それは商品の売りにするのではなく当然のこととして取り入れ、その上で本当に魅力あるものを作り出すことに生徒と共に取り組みたいと思っています。
資金の使い道・実施スケジュール
みなさまからいただいた支援金は、約7割がリップバームをつくるため製造委託をする化粧品OEM会社さんやパッケージをつくってくださる印刷会社さんへの費用、約2割が商品やお礼をお送りするための費用になります。残りの10%がCAMPFIREへの手数料になります。
目標額は商品製造可能な最低ロット数の金額で、目標額を超えると原材料に工夫の余地ができ、製造数が増えると1つ当たりの値段をおさえることができます。
みなさまのご支援でプロジェクトが達成し、プロジェクトの募集期間が終了すれば5月末日に支援金が私たちの所に届きますので、これまで相談・準備してきた計画をもとに(さらにブラッシュアップして)、商品の最終試作、製造を経て8月の発売・お礼の発送を目指しています!
リターンのご紹介
ご意見をいただきましたので、遅いとは思いますがリターンの種類を追加しました(4月24日)
★【1000:CAMPFIREシステムメールでのお礼メールのみ】
★メールアカウントも含め個人情報はいただきません。
1口から何口でもお申し込みいただけます。
★化粧品製造後の今年度の活動報告を通知ご希望の時は備考欄にEメールアドレスをお書きください。
★もし、お気に召すようであれば備考欄にお名前、ご住所をいただければ手描きのお礼絵手紙をお送りします。
最後に
取手市を元気にするお手伝いをしたい!
地域の皆さんと力を合わせれば、高校生にもこんなことができるって知ってもらいたいです!!
よろしくお願いします!
★活動・メンバー紹介など、「ひまプロINSTAGRAM」で配信しています。よかったら見てください。
■特定商取引法に関する記載
●販売事業者名:
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:
「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」
●事業者の住所/所在地:〒300-1544 茨城県取手市山王1000 聖徳大学附属取手聖徳女子高等学校
●事業者の電話番号:Tel:0297-83-8111
●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。
最新の活動報告
もっと見る返礼品の数々。
2022/08/23 01:14記録集など、一部を除きリターン品がほぼ出来上りました。写真中央がオリジナルコスメ、ひまわり油をはじめとする天然原料のみでできた保湿リップクリーム「ひまわリップ」です。その周りは手作りのものをはじめとするリターン品の数々です。写真の中のハッケージやラベルのデザインは全てメンバー生徒によるものです。フェアトレードカフェショコラはパッケージを新しく限定デザインにしました。クッキーは地域の福祉施設に依頼して作ってもらったオリジナルのレシピです。リップは基本時に取手市ふるさと納税返礼品での販売ですが、その他のフェアトレードやひまわりオイル、ひまわりクッキーは文化祭などでも作って販売しようということになりました。リップとカフェショコラが配送中高温で溶ける懸念があったため発送をちょっと待つこととしました。支援してくださった皆様、もう少しで発送準備を終えますので、お待ちください。2022.8.23 もっと見る
リップバームの完成品が工場から届きました。
2022/08/23 00:58念願のリップバームが化粧品工場から届きましたのでご報告します。ここまでの道のりも長かったですし、目に入る箱や容器のラベルのデザインは何度もやり直した苦労の賜物です。実物を目の前にすると感無量です。先日までの猛暑の中、クール便で送られてきました。ここにきて涼しくはなりましたが、常温での発送は検討の余地ありとのアドバイスを化粧品工場、OEM会社の方からいただきました。2022.8.22 もっと見る
支援してくださった方へのお礼(メンバー個人より【6】)
2022/05/21 12:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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