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枯葉剤60年―グエン・ドクさんと坂田雅子監督のトーク&シンポジウムを開催したい!

1961年8月10日に米軍が初めて枯葉剤をベトナムにまいてから60年。一人でも多くの方に「平和の尊さ」について考えるきっかけに、ベトナム戦争と枯葉剤被害のドキュメンタリー映画「花はどこへいった」の上映、グエン・ドクさんと坂田雅子監督によるトーク&シンポジウムを開催します。

現在の支援総額

55,000

7%

目標金額は700,000円

支援者数

2

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/01に募集を開始し、 2人の支援により 55,000円の資金を集め、 2021/08/10に募集を終了しました

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現在の支援総額

55,000

7%達成

終了

目標金額700,000

支援者数2

このプロジェクトは、2021/07/01に募集を開始し、 2人の支援により 55,000円の資金を集め、 2021/08/10に募集を終了しました

1961年8月10日に米軍が初めて枯葉剤をベトナムにまいてから60年。一人でも多くの方に「平和の尊さ」について考えるきっかけに、ベトナム戦争と枯葉剤被害のドキュメンタリー映画「花はどこへいった」の上映、グエン・ドクさんと坂田雅子監督によるトーク&シンポジウムを開催します。

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はじめに・ご挨拶

広島ベトナム平和友好協会です。市民レベルでベトナムとの相互理解を深め、学術・文化・スポーツならびに経済などの交流を推進するとともに、世界の恒久平和創造に寄与するための活動を行っています。昨年は「コロナ禍」で思うような活動ができませんでしたが、「外務大臣表彰」をいただき、想いを新たにしています。


忘れてはならない 1961年8月10日 

今年の8月10日、ベトナム中部高原のコントゥム省に初めて枯葉剤がまかれた1961年8月10日から丸60年を迎えます。ベトナム政府は2004年に“枯葉剤を忘れないように”、“繰り返されないように”、そして“枯葉剤被害者に支援を”と、8月10日を「枯葉剤被害者の日(エージェント・オレンジDay)」に制定しました。

ヒロシマは人類史上初めて戦争による核被害を受けました。今なお被爆者、二世、三世・・・の健康を蝕(むしば)み尊い生命を奪い続けています。

核兵器(原子爆弾)の被害を受けたヒロシマ、化学兵器(枯葉剤爆弾)の被害を受けたベトナムは、20世紀を象徴する戦争被害を受け、ともに“平和への強い思い”を持っています。

ベトナムの人たちは、原爆がもたらした筆舌に尽くし難い惨禍と今なお放射線による後障害が続いていることをよく知っています。そして、76年前の原子から復興し発展を遂げている今の広島のこともよく知っています。だから、ベトナムの人たちは老いも若きも、男も女も、子どもたちも「ヒロシマに学ぶ」ことを望んでいます。

平和で豊かな世界を築くこと

「核兵器禁止条約」が発効した今年、「枯葉剤60年」を迎える今年、「枯葉剤被害者の日(エージェント・オレンジDay) 」に、あらためてベトナム戦争、そして枯葉剤を問い、被害者支援の大きな輪を広げるために、このイベントを企画しました。

ヒロシマとベトナムが手を携え、平和で豊かな世界を築くための友情と連帯の芽が、また一つ生まれ育つことを願って企画しました。

グエン・ドクさん、Web参加

米軍が1961年8月10日に初めて枯葉剤を散布したコントゥム省は、結合性双生児として生まれた“ベトちゃんドクちゃん”の生誕地です。兄のベトさんは14年前、26歳で亡くなりました。40歳を迎えたドクさんは、ツーヅー病院で働きながら枯葉剤被害者の支援活動や平和活動を続けています。

2016年には、私たちの招きで初めて被爆地ヒロシマを訪れ、「“Nguyen Duc”トーク&コンサート」で熱く語ってくれました。

イベントの内容

「花はどこへいった」上映

坂田雅子監督作。最愛の夫、フォト・ジャーナリストだったグレッグ・デイビスが肝臓がんで亡くなったのは、彼が入院してわずか2週間後のことだった。妻である坂田雅子監督に喪失感とともに沸き起こったのは、「なぜこんなにも突然に亡くならなければならなかったのか」という疑問。米軍兵士としてベトナム戦争に送られた過去をもつ夫・グレッグの死について、友人から当時浴びた枯葉剤が原因ではないかと示唆された彼女は、夫への追憶と枯葉剤への疑問からベトナムへ行くことを決意する。そうして生まれたドキュメンタリー映画、「花はどこへいった」、是非ご覧ください。

◇グエン・ドクさんと坂田雅子監督のトーク&シンポジウム

 坂田雅子監督とホーチミンからWeb参加のグエン・ドクさんのトークです。続くシンポジウムには、ベトナム・アメリカ・韓国などでの枯葉剤取材をもとに連載記事(「枯葉剤半世紀」)を組まれた地元紙の記者、教蓮孝臣さんに加わっていただきます。

エンディング

エンディングはHVPFの活動に参画くださっている篠笛演奏家、川口裕子さんによる篠笛の調べをお届けします。

このプロジェクトで実現したいこと

「枯葉剤60年」、今なお続く被害の実態を多くの皆さんに知ってほしいことです。

 ●ベトナム戦争と枯葉剤の被害のこと

 ●枯葉剤被害者とその家族の生きるための闘い

 ●ノーモア ヒロシマ・ナガサキ、ノーモア エージェントオレンジ(枯葉剤)の想いと枯葉剤被害者支援の輪

・8月6日の「原爆の日」に続く8月10日の「枯葉剤被害者の日(エージェント・オレンジDay)」を通して、「いのち尊し」、「核も化学兵器もNO!」という想いをつなぎ、枯葉剤被害者支援の輪を広げたいと思います。

そして、ベトナム戦争の負の遺産を抱えながら、復興・発展へと力強く歩み、成長を遂げているベトナムの今日の姿(Vietnam Now)を知ってほしいことです。


プロジェクトをやろうと思った理由

1998年に広島県内で初めて「枯葉剤被害児救援のためのベトナム民族アンサンブル・チャリティーコンサート」

を開催し、2016年までの18年間に12の市町で計22回の「チャリティーコンサート」を開催するなど、枯葉剤被害児者の支援活動を続けてきました。

 これまでも8月10日の「枯葉剤被害者の日(エージェント・オレンジDay)」のイベントを考えてきましたが、今年、ベトナムに初めて枯葉剤がまかれて60年に当たることから、このイベントを企画しました。「花はどこへいった」は、坂田雅子監督が最愛の夫を亡くした悲しみを乗り越え、制作にかけられた想いへの感動から枯葉剤とは何か、なぜベトナムに、どのようにまかれたのか、その枯葉剤は一体何をもたらしているのか、そして被害者とその家族はどのように生き暮らしているのか・・・・。枯葉剤の真実を捉えることができ、私たち一人ひとりが考えさせられます。

1961年8月10日に米軍が初めて枯葉剤をまいたコントゥム省はグエン・ドクさんの生誕地です。40歳を迎えたドクさんのトークに耳を傾けてください。

このイベントが“平和の尊さ”、“いのちの尊さ”について考えるきっかけになり、一人ひとりが“自分にできる平和を築くためのアクション”を起こし、つなぎ会うことができれば幸いです。


これまでの活動

◇前史(1991年~2008年)

 1991年、ベトナム訪問で枯葉剤被害児との出会い。1998年、枯葉剤実態調査でベトちゃんドクちゃんの暮らすツーヅー病院などを訪問。その年、県内で初めての「枯葉剤被害児救援のためのベトナム民族アンサンブル・チャリティーコンサート」を因島市(現尾道市)で開催。以降、2016年までの18年間に12市町で計22回「チャリティーコンサート」を開催。

2008年の「日本ベトナム国交樹立35周年記念事業」の取り組みを経、翌2009年6月、広島ベトナム平和友好協会(HVPF)を設立。2019年5月、一般社団法人に移行し今日に至る。

■「枯葉剤被害児救援のためのベトナム民族アンサンブル・チャリティーコンサート」

1998年、県内で初めてのチャリティーコンサートを開催。ベトナムで育まれた伝統楽器、唄、民族舞踊は温かく心に染みます。

2016年までに12市町で計22回開催しました。昨年、広島市、東広島市、福山市で開催予定でしたが、「コロナ禍」のためやむなく中止しました。来年秋の公演を計画中です。

チャリティーコンサートの益金で建設したタイビン省のリハビリ施設です。上の写真は2009年に初めて訪れたときのものです。

目に障害を持つ被害児が、とても澄んだ歌声で歓迎してくれました。

■テトを祝う会

2009年、41名の参加で始めて開催。年々参加者は増え300名超え。

ベトナム料理を作り、ゲームや踊り、餅つき、和服とアオザイの試着体験など多彩です。

昨年、今年と「コロナ禍」で中止。来年こそ!またお会いしましょう。

■“ベトナムがく”しみん講座

2015年、初開講。第1講座は長年、枯葉剤被害者の支援をされている山口周南病院の岩本功先生。

広島大学の先生方にもご講演いただきました。

広島大学の先生方にもご講演いただきました。


2016年には、グエン・ドクさんを招き「特別講座」(ドクさんトーク&コンサートを開く。

日本で活躍している歌手・ハイチュウさんと自慢の喉を披露してくれました。

好評の「ベト味(ベトナム料理)教室」年4回開催。

■ベトナム平和友好訪問団

2009年から毎年、クアンチ省・他に訪問団を派遣。写真はクアンチ古城戦の慰霊塔に献花

「ベトナム中部解放40周年記念式典」に招かれ出席(2012年)

クアンチ省友好委員会連合と「協定書」に調印。

毎回、素敵な“ベトナムの笑顔”に出会います。

■HVPF教育支援プログラム「高校生10us㌦」支援活動

2009年からクアンチ省少数民族寄宿高等学校の子どもたちへの奨学支援活動を続けています。写真は少数民族村の小学校。

第1期奨学生に初めての奨学金を届ける(2009年)

サポーター(支援者)からお預かりした奨学金は、毎年、子どもたち一人ひとりに届けます

奨学生がお礼や決意、将来の抱負を語ってくれます。

■その他の諸支援活動
昨年秋、ベトナム中部を相次いで襲った台風。写真は浸水した奨学支援している少数民族寄宿高等学校。義援活動を取り組み、375,100円お寄せいただきました。

現地で活動しているNIJI(中村範子さん)とHVPFのロゴ入りゴ入りリュック、帽子、学校からの要望でカシオ電卓40個贈りました。

血圧計5セットと医師会にご協力いただいた医療器具などを、毎年、クアンチ省の少数民族村に届けています。



資金の使い道

お寄せいただいた支援金は、8月10日開催の「枯葉剤60年―グエン・ドクさんと坂田雅子監督のトーク&シンポジウム」イベント開催の費用に充てさせていただきます。

リターンについて

ドクさん監修の絵本「ぼくのお父さんはドクちゃん」をお届けするとともに、グエン・ドクさんのメッセージカードをお届けします。

※こちらの本は出版社の許可を得たものをリターンとしてお送りいたします。

ご希望により、一般社団法人広島ベトナム平和友好協会(HVPF)ホームページ上に、法人の方は社名や社名ロゴ、個人の方は個人名を掲載させていただきます。(2021年末まで)


実施スケジュール

7月1日 クラウドファンディング開始

8月10日 イベント開催

8月下旬 リターン発送


最後に

私たちの企画を読み進めてくださった皆さん、ありがとうございます。読み辛い内容でしたが、少しでも枯葉剤について関心を寄せてくださり、私たちの想い・願いに共感してくだされば、とても嬉しいです。

ベトナムや国際交流に興味をお持ちの方は、是非、私たち一般社団法人広島ベトナム平和友好協会(HVPF)にご連絡ください。

最後の最後に、是非とも、このイベント企画を成功させ、ドクさんの活動を支援するために、あなたのお力をお寄せくださいますよう、お願い致します。


<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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