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イスラエルで国際映画賞を受賞した監督の日本初映画「そのこえ」を届けたい!

前作『ガリラヤの漁師』でイスラエルのハイファ国際映画祭学生部門銀賞を受賞した田中大志監督。帰国後初監督作品、場面緘黙症の青年を主人公とした映画『そのこえ』を、多くの方に届けるためのプロジェクトです。

現在の支援総額

2,145,500

214%

目標金額は1,000,000円

支援者数

167

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/25に募集を開始し、 167人の支援により 2,145,500円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

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イスラエルで国際映画賞を受賞した監督の日本初映画「そのこえ」を届けたい!

現在の支援総額

2,145,500

214%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数167

このプロジェクトは、2021/06/25に募集を開始し、 167人の支援により 2,145,500円の資金を集め、 2021/07/30に募集を終了しました

前作『ガリラヤの漁師』でイスラエルのハイファ国際映画祭学生部門銀賞を受賞した田中大志監督。帰国後初監督作品、場面緘黙症の青年を主人公とした映画『そのこえ』を、多くの方に届けるためのプロジェクトです。

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はじめまして。映像作家・映画監督の田中大志と申します。

この度、私が企画・監督・脚本を担当し、社会の中で声を出せない症状を抱えた青年が主人公の自主映画、『そのこえ』を制作する運びとなりました。この作品のことをたくさんの方に知っていただきたく、クラウドファンディングにチャレンジいたします。


クリスチャンの家に生まれた私は、旧約聖書が書かれたヘブライ語とその精神を学ぶために、19歳でイスラエルへ留学しました。2年ほどかけてヘブライ語を習得し、帰国するかどうかの岐路に立たされたとき、ずっと映画が好きだった私の心に、このイスラエルの地で何かを撮ってみたいという想いが湧いてきました。イスラエルに残る決意をし、美術大学に入学。そこから本格的に映画を学び始めました。


ベツァルエル美術デザイン学院映像表現学部在学中に制作した、短編ドキュメンタリー映画『ガリラヤの漁師』は、2019ハイファ国際映画祭学生部門銀賞を受賞しました。

受賞作『ガリラヤの漁師』の予告編をぜひご覧ください!


2020年夏に帰国。映像作家として働くなかで、日本でも映画を撮りたい、そして憧れのあったフィクション映画を撮りたいという想いが募り、帰国して1年…まだ人脈も資金もない中で、映画製作に向けて動き出しました。今まで学んできたことに、前作で培ったドキュメンタリーの要素も織り交ぜながら作り上げていくのが、短編映画『そのこえ』です。


2022年1月に完成、試写会で上映予定の短編の自主映画です。

場面緘黙(かんもく)という症状を抱え、社会のなかで声を出せない青年が主人公。彼が働く就労継続支援事業所に新しくやってきた女性ダンサーと出会い、踊りによって自分の「声」を発見していくという物語です。


◆『そのこえ』のテーマ

今作は、私が長い間興味を持っていた「こえ」をテーマにしています。

「声」には物理的に聞こえる声とは別に、自分の内面に湧いてくる「こえ」があると私は感じています。人生の中では、誰しも迷うときがありますよね。そんなときに心を落ち着かせて、自分の奥に潜んでいるものに耳をすますと、聞こえてくる本当の想い=「こえ」があると思うのです。私自身その「こえ」に導かれるようにイスラエル留学を決め、美術大学へ進むことも決意しました。


今回、場面緘黙を抱える青年を主人公にすることで、物理的な声は出せなくても、人として伝えたい想いはあること、周りの人が耳・心をすませてその人の「こえ」を理解しようとする心を描きたいと思っています。

実は私自身、イスラエルに留学してすぐの頃、声を出しにくいと感じる時期を1ヶ月ほど経験しています。ヘブライ語をうまく喋ることができないという不安や緊張で、声を出しづらかったのだと思います。声が出せるようになってからも、「あの時期は一体なんだったのだろう」とずっと疑問に思いながら過ごしてきました。

帰国後、場面緘黙という症状のことを知り、この症状を取り上げて、自分の経験も映画として昇華させたいーそのような想いで構想が固まっていきました。


◆『そのこえ』で実現したいこと

私自身が演技の勉強はしてこなかったというのもあり、誰かを撮るとき、演技をしてもらうというより、その人自身が持っている自然な姿を引き出したいと思っています。

前作のドキュメンタリー映画『ガリラヤの漁師』は、主役となる漁師さんのところに月に1~2回、1年間通い続け、徐々に信頼関係を築いていった結果撮ることができた映像を、30分の映画に仕上げました。


今作は、フィクション映画ですが、指定障害福祉サービス事業所で撮影するので、実際に利用している人にも出演していただこうと思っています。これは、信頼関係がないと難しいこと。撮影開始の何か月も前から、2週に1度ボランティアとして一緒に働き、少しずつカメラを向けるようになってきたところです。信頼関係から生まれる表情や言葉を、私は撮りたいのです。

舞台となるパン工房 指定障害福祉サービス事業所「ひだまり」 


プロデューサー:芹井 祐文氏(なら国際映画祭実行委員長)

私は国内外問わずたくさんの映画を観てきましたが、田中くんのハイファ国際映画祭学生部門銀賞受賞作『ガリラヤの漁師』を観て感じたのは、“引きの強い監督だ”ということ。「なかなかそんな言葉出てこない!」「なかなかそんなシーンは撮れない!」という場面がいくつもありました。

なら国際映画祭のエグゼクティブディレクターでもある河瀨直美監督を見ていて感じるのですが、奇跡的に撮れたように思えるドキュメンタリー映像も、本人にとっては奇跡ではなく、追い続けているからこそ撮ることができたもの。田中くんにも、河瀨監督と共通する魅力を感じ、これから、その道を追求していくであろう彼を、僕も追い続けていきたいと思っています。


支援いただいた資金は以下のような内訳で大切に使わせていただきます。

・キャスト、スタッフへの報酬・宿泊費・食費・交通費・機材費など映画製作費 83万円

・クラウドファンディング手数料 17万円


映画製作は、極端に言うと、お金をかけなくても可能です。しかし、私の想いに賛同して集まってくださるキャストやスタッフのみなさまには、その仕事の対価をきちんとお支払いしたいと思ったため、応援してくださるみなさまにご支援をお願いすることにしました。


リターンとしまして、以下のようなものをご用意しております。

・様々な種類の個人/企業スポンサー

・国際映画祭受賞作品『ガリラヤの漁師』をデータでお届け

・「そのこえ」サポートチーム参加権(スタッフとして参加)

・オンラインで監督とお話しor飲み会

・「そのこえ」にエキストラとして出演できる権利

・「そのこえ」試写会参加権(大阪/東京/オンライン)


詳しくはリターン一覧をご覧ください


2021年7月末にクラウドファンディング終了後

2021年9月に撮影

2022年1月に関係者への試写会予定

その後、世界各国の映画祭に出品予定。


声を出せない主人公の青年に限らず、人は誰しも、心の中に、寂しさ・孤独・痛み…声に出せない部分を抱えながら生きています。この作品が、「ひとつのこえ」としてみなさんの心に届くよう、より多くの人に見てもらいたいと思っています。

ご支援をどうぞよろしくお願いします。

「そのこえ」の舞台となる生駒市


※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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