はじめに・ご挨拶
こんにちは!アクセス頂き心から感謝申し上げます! 私は、プロジェクトリーダーの熊本と申します。 まず、はじめに、簡単に自己紹介をさせて戴きます。 私は、東京農業大学で学んだ血気盛んな若者でした。 大学卒業後、国際協力隊(現JICA)に入り、 その一員として、カナダへの農業留学を経験させて戴きました。 その後、フィリピンで農業指導の活動をした後、地元の朝倉に戻りました。 朝倉では、御縁を戴き、国会議員の秘書を経験させて戴くことになり地元のためにお手伝いをさせて戴きました。 その後、甘木市(現朝倉市)の市議会議員を勤めさせて戴き、愛する朝倉の為に尽力させて戴きました。 現在の私は、犬、猫、ヤギ、鶏を飼っている動物好きのおじさんで、一農業従事者です。 7年前にひょんなことからヤギを飼い始めた私は、 ヤギさんに草刈りのお手伝いをして貰いながら、穏やかに暮らしておりました。
ところが、2017年の朝倉を中心にした歴史的な豪雨によって、私が愛する朝倉の姿は一変してしまいました。 朝倉の山間部を縦横に流れる筑後川の支流では、森林で、何か所も何か所も、地滑りやがけ崩れが発生しました。 その結果、大量の土砂や流木によって川の流れが塞がれ、堤防が決壊しました。 悲しいことに、朝倉の各地域で冠水被害が発生し、この災害で亡くなられた方は39名、今も数名の方が行方不明の状況です。 私が大事に育てていたヤギさんも7匹が犠牲となりました。 朝倉の水害から4年が経過した現在でも、まだまだ山間部では復旧工事が続いています。 地域の観光拠点であり、農産物の販売拠点でもあった「朝倉三連水車の里」は、一昨年前から、やっと営業を再開しました。 しかしながら、その横の農地約2ヘクタールは、未だに耕作放棄となっています。 私達は、この約2ヘクタールの地権者と時間をかけて交渉しました。 それは「朝倉の未来の為に」を合言葉として、「ヤギ牧場プロジェクト」を企画しようと考えたからです。 おかげさまで、地権者のほとんどの方からご理解と賛同を得ることができ、 活動を始めることになりました。 そして「ヤギ牧場プロジェクト」実現のために、 クラウドファンディングでの資金集めに挑戦させて戴く決意をしました。 何卒宜しくお願い致します。 最後になりますが、全国から災害地「朝倉」の支援に来て頂いた皆様。 ここで改めて心を込めて、 「ありがとうございました!」と、声を大にしてお礼を申し上げます。 まだまだ朝倉の復興には時間がかかると思いますが、 「朝倉は元気です!」を合言葉に、 これからも皆さまのご支援に感謝しながら頑張ってまいります。
このプロジェクトで実現したいこと
(1)朝倉三連水車の里に隣接している水害で耕作放棄地になっている農地を観光農園化し、観光客から農業に触れ楽しめる体験の場と、ヤギさん達とふれあえる安全な施設をつくりたい。
(2)朝倉の農業従事者や、働いているアジア各国の方々との交流拠点をつくりたい。
日本の文化とアニメに興味を持ちインドの大学卒業後来日、日本語学校を卒業後、朝倉の酒造会社に就職したロヒット君との出会い、そして農業技能研修でフィリピンから来ている方々との出会い。
(3)ヤギさんのミルクは、脂肪球が小さいため消化しやすくアレルギーが起こりにくい特徴があるそうす。いろんな国で、色んな料理に利用されています。もちろん、 色んなフルーツとの相性もバッ チリだと私は思っています。「愛する朝倉で生まれ育った、フルーツとヤギさんで、美味しい何かを 創りたい」
私たちの地域のご紹介
私が生まれ育った朝倉市は、古くからの歴史と豊かな自然に恵まれ、米麦や万能ねぎをはじめとする農業が盛んな地域です。現在では、ブドウ、梨、柿、りんご、イチゴなど、フルーツの里として何種類もの果樹栽培が盛んな地域となっています。また、近くには福岡県内随一の豊富な湯量で極上の泉質「W美肌の湯」トロトロした肌触りが特徴的なpH8.5以上の弱アルカリ性単純泉と単純硫黄泉が楽しめる「原鶴温泉」が 筑後川沿いというロケーション で楽しめる 地域でもあります。
プロジェクトを立ち上げた背景
農業従事者から見た地域復興への現状と解決に向けて
水害による公的な復旧工事は進んではいますが地域の復興はまだまだです。昨年からのコロナの影響も加わり、他地域から朝倉への動きは激減しました。一度止まった動きは、それまでの現状復旧だけでは中々取り戻せません。今回の牧場予定地横の水害の被害を受けた販売施設で私の農産物も販売をしていますが、小規模農業者は土地の再生を図り作物を作っても、これまでの販路にお客の流れが戻らないと言う痛手を受けております。ましてや朝倉も他の地域と同じく農業従事者の高年齢化と労働力としての就農従事者の不足により廃業農家が増え、耕作放棄地が増えているのが現状です。私は若い時アジアの国へ日本の農業技術を基に現地農業の指導に行っておりましたが、現在ではその国の方々の力をお借りしなくてはならないのが現状です。国も農業分野の人手不足対策として、外国人労働者数をこの5年で2倍に増加させ人手不足を補う取り組みを行っていますが、そのほとんどが平成22年7月施行の技能実習(開発途上国への国際協力が目的) とした在留資格が付与された方々です。当然その受け入れと支援計画により関係行政機関からのサポートは行われているとは思いますが、実習生側から見た場合、働きやすい環境が整ってはいないのが現状だと思われます。以前フィリピンで農業を教えるという立場で出向きましたが、現地の方々から色々と親身のお世話を頂きました。私自身小さな事しか出来ませんが、これまでの経験を活かし朝倉での農業従事者の方々や、労働力確保の技能実習として来られている方々との、民間レベルでのコミュ二ティーづくりをこのヤギさん牧場から始め、安心で楽しく農業に従事して貰える地域にしていきたいと、そんなジレンマを持ちながら、頑張っている農家の方々を横目で見ておりましたが、色んな方々との出会いにより燻っていた心に火が点いてしまいました。一人の思いでは出来ない事が色んな方々との出会いの中で「出来る!」と確信を致しました。農業無くしてはこの地域の維持繁栄は在りません!プラットホームは水害罹災地を含め耕作放棄地が沢山在ります。その地を自ら動き活用を図り、そのプレイヤーを確保するため出来ることから始めます!勿論ヤギさんの力も借りて一人でも多くのお客様に足を運んで頂ける様、残り少ない人生にもう一度青春を取り戻しチャレンジ致しました。
これまでの活動
・昨年末から地権者の方々を調べ13名に地域復興に向けたこの計画を話し、先ずは5年間18228㎡の借地契約を結んだ。
・広大な範囲での計画であり牧場の柵作りに膨大な経費を抑えるため自分達で動き、被災地域の流木の有効活用を図った。
・ヤギさん牧場計画予定地の仮住まい施設設営及びお引越し
・仲間づくり
プロジェクト立ち上げ報告会
資金の使い道・実施スケジュール
5、資金の使い方
1+2+3 合計 約160万円
1、牧場及び農場づくり経費
総面積18228㎡ 112.8万円
(ア)ヤギさんエリア 9759㎡
柵つくり 延べ 834m
・ 木材加工及び杭打ち
600円×450本= 27万円
・ 囲い柵
1000円×460枚= 46万円
・ ヤギ小屋 10万円
(イ)家庭菜園エリア 3938㎡
水田エリア 4531㎡
農地整備 アルバイト代
7000円×6人×4日=16.8万円
(ウ)借地権お礼金
10000円×13名= 13万円
2、返礼品等の送料 送料・箱代
1300円×250個= 28万円
3、クラウド手数料
140.8万円×0.09= 12.7万円
6、プロジェクト実施のスケジュール
ヤギ小屋仮設設置 4月済
ヤギ移転 4月済
農場整備 5月~7月上旬
作付け 5月中旬〜
ヤギ牧場杭打ち 7月上旬~
家庭菜園オープン予定 7月中旬
ヤギ牧場オープン予定 8月上旬
7、リターンについて
リターンについては、家庭菜園をご利用頂ける方には、野菜作りのご指導やヤギさんとのふれあいを通じ朝倉のの魅力をお知らせすると共に、「収穫祭」等ご一緒に楽しんで頂けるイベントを企画してまいります。また、返礼品の商品は精魂込めて作った無農薬で化学肥料は使わない安心安全な 自給の農作物と、ご協力頂いた方々のご厚意の商品を使わせて頂きます。
1、家庭菜園 1口1区画 5,000円
1.8m×2.7m 3畳分
口数制限なし
利用期限2022年12月まで
(延長可能)
芋苗1区画に2本提供
2、農作物 返礼品 各5,000円
(ア)さつまいも 3k
(イ)とうもろこし 3k
(ウ)菊芋 3k
菊芋料理のレシピを同封致します。
(エ)お米 3k
(お田植え祭6/20で使う田のお米)
(オ) (ア)~(エ)4品=20,000円
*(オ)又は、農産物2万円以上ご協力頂いた方へは、地域特産品の柿を2k程度11月にお送り致します!
最後に
このプロジェクトで取り組む内容は最初は泥臭く垢抜けしていませんが、皆様からの 暖かい光を浴び、芽を出しきれいな花を咲かせてまいります。開園の暁には、楽しいイベントを企画し皆さんと楽しめる場所に致し ます‼熱き思いに熱きご支援を何卒よろしくお願いいたします。
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