令和4年2月2日に北川正忠刀匠の鍛刀場に伺い、作刀の経過を拝見いたしました。一振目の小太刀の焼き入れが完了し、次は鍛冶砥ぎの工程に入っていただきます。当社でも完成を心待ちにしております。
この度は当社の刀剣復元プロジェクトにご興味を持っていただいた方、ご支援いただいた方、心強い応援をいただいた方に心より感謝申し上げます。本日24:00でクラウドファンディングでのご支援は終了となります。最後のご支援をお願い申し上げます。尚、当初の目標金額は達成いたしましたが、刀剣の復元には多額の資金と長い時間、北川正忠刀匠を中心に大勢の匠の技が必要です。今後も、社頭や郵送でのご支援も継続してお願いしていきます。お知り合いの方やSNSなどでの情報の発信にもご協力いただれば何より嬉しいです。
先日お世話になりました東近江市近江商人博物館様主催の講座「刀剣の美 鑑賞のツボ」第2回目に参加させていただきました。今回は北川刀匠の鍛刀場に伺い、お話を聞きながら実際に作刀の様子を見せていただきました。刀の元になる地鉄をつくる鍛錬に始まり、刀身に強度を与え刃文を入れるための土置き・焼き入れの工程を実演いただきました。作刀の様子を刀匠の説明を聞きながら間近で見ることができ、非常に貴重な体験をさせていただきました。当社が復元をお願いしております太刀の1振り目も、作業を進めていただいているとのお話でした。
東近江市近江商人博物館様主催の講座「刀剣の美 鑑賞のツボ」に参加させていただきました。主催者様のご厚意で、クラウドファンディングのチラシを参加者の方々に配布させていただきました。当社が作刀をお願いしております北川氏による日本刀の製作についての講義や、日本美術刀剣保存協会の先生方による日本刀の歴史等の講義を聞かせていただきました。その後先生方にお話いただきながら、実際に刀剣を手に取って鑑賞させていただく機会もあり、非常に有意義な講義でした。
先日の目標金額達成以後も、皆さまからの温かいご支援をいただいております。本日は、読売新聞のしが県民情報の「キラキラ人」のコーナーで、刀剣復元プロジェクトを紹介していただきました。残り一ヶ月足らずとなりましたが、引き続きお見守りくださいますようお願い申し上げます。