2021/07/28 19:57
みきまる座の安藤美紀です。
今日も暑いですね。
親によく言われたのですが、
私の生まれつききこえない障害について。
「誰も悪くない」
と言っていました。
嫌なことがあると、
「相手に伝えるのは今はやめて、一晩寝てから伝えなさい」
でした。
そんな母の教えで、
私はのほほんと生きれたのかもしれません。
相手を恨まず、穏やかに生きることの素晴らしさを
作品を通じて、
「生きづらさ」を苦しく過ごすのではなく、
変化を楽しむように
繰り広げてくれた母の姿がそこにあった。
私と母は一卵性だったかもしれない。
だから母が亡くなった時
心に穴が開きました。
それは私は母の笑顔をみるのが励みだったからです。
その笑顔が見れないなら
母に聞かされた話を全て作品にしてから
深い眠りにつきたいと思うようになりました。
そんなわけで「いけす」「桃と桜」が生まれました。