あと30日となりました。大阪では明日から4回目の緊急事態宣言が発令されます。
去年から相次ぐ講演の中止、延期が続く。そんなことも慣れてしまった私。
コロナ禍でも可能にする舞台を考えてきた。それが『オンライン舞台』です。
今日は私の尊敬する先生、「国学院大学講師・手話通訳士・森本行雄」先生をご紹介いたします。
新型コロナウイルス感染拡大のため、去年は「聴覚障がい者の緊急時にうれしい配慮って?」の冊子を制作、発行させていただきました。
その冊子の監修を森本先生にご協力いただきました。
森本先生は物腰が柔らかく、ソフトだけでなく、ポジティブ思考の持ち主です。
人のためになれるにはどうしたらよいか・・・いつも考えてくださっています。
手話通訳士として活動されてきた森本先生。その苦労は大きかったと思います。
私から見た先生は「静かな活動家」です。いつかはわかってくれる。自分のことよりも相手のことを思いやりながら活動されるので、「物静かに革命を起こす」方です。
そして、自分の耳が難聴になっても「難聴の手話通訳士」としてポジティブに受け止めていらっしゃいます。彼以上の手話通訳士には会えない、会えてよかったと私は思います。聴覚障がい者のことを誰よりも理解している、心の広い方です。
新型コロナ感染拡大が一刻も早く落ち着き、森本先生に観てもらえるように頑張らなくてはと思います。
みきまる座 安藤美紀