これは舞台に使う小道具として買いました。
昔、母はミニスカートに大きな帽子をかぶって真っ赤なハイヒールを履いていました。
3歳の私を引っ張って聾学校の幼稚部に行ってました。
母の背中を見て育った私は壮絶な社会を見ることになります。
自分の中では見なかったことにしようと思ったが・・・
何年経っても母はお酒を飲むと昔を語る。
耳にタコができるほど、聞かされてきた。
母が亡くなった後、私はいろんな過去を思い出すようになり、
何かをしないと落ち着かなかった。毎日何かを伝えたくて
ブログを綴ったことか。
原作を作ったら腑に落ちた。
母親の無償の愛って、誰にも理解できないけど、
舞台なら弁解できるはずだと。
舞台で表現するとは思わなかったのだろう。
赤い靴見てると
こっからスタートと思って。
母の無償の愛とは
それをうまく表現できたら、
と思います。
11月29日オンライン舞台を成功させるためにも
スタッフは昨夜ZOOMで話し合いました。
舞台という貴重なステージで、
あなたにとって「何か」を発見できたら嬉しい。
あなたにとって「無償の愛」って何だろうって。
この赤いハイヒールがあなたに「何か」を教えてくれるかもしれない。