風姿花伝プロデュースvol.3「いま、ここにある武器」、vol.6「終夜」に出演していただいた俳優の斉藤直樹さんに応援メッセージをいただきました。
直樹さん(斉藤氏)は出演作品以外でもたくさんの作品でご協力いただいており、一俳優としてだけではなく、人生の先輩としてお付き合いさせて貰っています。
直樹さんと僕は似ている部分があって、僕がコーヒーを作るのが好きなように、直樹さんは皮製品をつくるのがお好きで、「THE BEAUTY QUEEN OF LEENANE」の公演で、初めてコーヒースタンドを出した際、カップにあわせた皮のスリーブを作ってくれました。
自分の手で何かを作り出すこと、人の手によって生み出されたものの価値を分かち合うことのできる掛け替えのない先輩です。
だから、劇場にカフェがあることの価値も深く共有できるのかもしれません。
これからも俳優としてはもちろん、一緒にいろんなものを創作していただきたいです。
直樹さん、ありがとうございます。
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「風姿花伝プロデュース」をはじめ、シアター風姿花伝にはこれまで何度となくお世話になっています。
数年前、大ちゃん(中山氏)がコーヒーを提供し始めてからその変遷を見守ってきましたが、今回ついにカフェをオープンするべく動き出したということでワクワクしています。
「劇場に美味しいコーヒースタンドがあったらいいな」とは思っても、芝居を作ったり観たりする上で「必要不可欠」なものではないことは事実。ただ一度経験してしまうと、「あったほうがいいじゃないか」となること間違いなし。稽古前に一杯、休憩中に一杯、本番が終わって一杯。カップ片手に作品について話し合ったり、お客さんの感想を聞いたり、そういう光景が劇場のスタンダードになるといいなと思います。「ああ、あのコーヒーショップのあるとこね」とか「え、ここ劇場なの?」という風に演劇と地域が繋がって豊かになっていくことに期待しています。
斉藤直樹
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