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【沖縄発】目指せ全国展開!産後のママパパにおしゃれなラウンジ&産後ケア専門施設を

病院や助産院とは違う、気軽に赤ちゃん連れで立ち寄れるカフェのような助産師がいる場所を作ります。出産後退院したママと赤ちゃんを継続的にサポートする産後ケア施設と併設し、周りの人と助け合う子育てができる場所にします。さらに、独自のアプリを使用し予約、決済、残席確認ができる新たな魅力の詰まった場所です。

現在の支援総額

1,847,000

123%

目標金額は1,500,000円

支援者数

76

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/06/11に募集を開始し、 76人の支援により 1,847,000円の資金を集め、 2021/07/12に募集を終了しました

【沖縄発】目指せ全国展開!産後のママパパにおしゃれなラウンジ&産後ケア専門施設を

現在の支援総額

1,847,000

123%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数76

このプロジェクトは、2021/06/11に募集を開始し、 76人の支援により 1,847,000円の資金を集め、 2021/07/12に募集を終了しました

病院や助産院とは違う、気軽に赤ちゃん連れで立ち寄れるカフェのような助産師がいる場所を作ります。出産後退院したママと赤ちゃんを継続的にサポートする産後ケア施設と併設し、周りの人と助け合う子育てができる場所にします。さらに、独自のアプリを使用し予約、決済、残席確認ができる新たな魅力の詰まった場所です。

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はじめに・ご挨拶

 みなさんこんにちは。わたしは沖縄県の大学病院で4年間産科・NICUの助産師として勤務し、現在大阪府の市立病院で助産師をしている島袋綾香(旧姓:上原)です。病院では出産や育児のお手伝い、妊婦さんへの妊娠中の過ごし方のお話などさせていただいています。

 出産し病院を退院された方も、その後元気に育児されているかなーと思う日々です。

 新生児(生まれて28日以内の赤ちゃん)の育児は2〜3時間に1回以上の授乳とおむつ交換を始め、これまでに経験したことない生活リズムになります。1人で育児なんてとてもハードなことで、ましてや育休が取れない夫や祖父母が支援者であれば、気を遣ってしまい思うように頼れないこともあります。新生児の育児を経験したことがなければ到底想像できるような生活ではないため、どれだけサポートが必要かを周囲に理解してもらうのは難しかったりします。

 産後うつや虐待は育児疲労などが蓄積すると誰にでも起こりうることであり、その産後のサポートにもっと力を入れようと、現在国をあげて産後ケア事業の拡大に乗り出しています。

 大阪府は産後ケア事業が活発で、実際に働く私も支援者がいない方や育児不安が強い方に、続けて支援できることに大きな価値を感じました。しかしそれと同時に、様々な都合で利用を希望したすべての方が受けられるわけではない現状もあります。必要とするすべての人々に産後ケアを届けるにはどうしたらいいのだろうか。私の出した答えは、産後ケア事業の認知度拡大と専用施設を運営できる組織作りです。

 そこでまずは地元沖縄で産後ケア事業を普及させるべく、シェアワークオフィスの立ち上げを経験し、施設管理やイベント運営のスキルを持った夫と共に “産後ケア施設 zeroplace” を開設・運営・展開し、産後ケア認知度拡大を目的としたzeroplace合同会社を立ち上げました。会社として設立した理由は、妊婦さんや子育てをしている方だけでなく、社会全体に産後ケアに関わる「妊娠・出産・子育て・男女の体に関すること」などを伝えたいという思いと、社会課題の解決を目的とした社会的企業として、持続可能な収益事業に挑戦したいという想いがあったからです。


このプロジェクトで実現したいこと

 zeroplaceは、“産後の自分時間をここで”をコンセプトにしたラウンジ併設型の産後ケア施設です。赤ちゃんを連れて、パートナーや友人と気軽にコーヒータイムが過ごせるラウンジエリアと、おしゃれな空間で助産師に赤ちゃんを預けて休んだり授乳相談などができるミッドワイフエリア(産後ケアスペース)から構築されます。*ミッドワイフ=助産師

 ラウンジエリアはフルフラットで柔らかく、赤ちゃんを寝かせることができるエリアで、夫婦でも訪れることができるようジェンダーレスな空間づくりに配慮しています。加えて、ベビーマッサージやマタニティヨガなどを実施したい方のイベントスペースとしても利用できます。また、産後ケアで利用できるベビールームも併設されています。


 ミッドワイフエリアでは、助産師による産後ケアが受けられます。出産後、「赤ちゃんの授乳量が足りているのかわからない」「授乳しても寝てくれなくてどうしたらいいかわからない」などの思いを抱えて退院される方もいらっしゃいます。退院後も継続して助産師に質問したりケアを受けたり、赤ちゃんを預けて休む時間を確保したりし、自分時間を過ごすことができるのが産後ケア最大の魅力です。産後ケアは主に病院や助産院で受けられますが、もっと気軽に足を運べる場所で産後ケアをできたらという思いがzeroplaceには詰まっています。


 さらにzeroplaceは、スマホで予約・入退場・決済ができるこれまでの施設にないスマートさも兼ね備えた新サービスを導入する予定です。(さらに詳しくzeroplaceを知りたい方は zeroplace HP から)

以上のようなサービスによって、1歳未満の子どもを育てるママが抱える

①数分でいいから自分の時間が欲しい

②信頼のおける人に赤ちゃんを預けて休みたい

③できるだけ簡単に利用したい

という思いを叶えます。

 また、このプロジェクトにはいくつかの企業に物品提供などで協力していただいております。社会的企業としてさまざまな企業と連携し、社会全体に妊娠・出産・子育てについて知る機会を作り、職場の理解や地域の子育て支援サービスの充実を促進させ、より子育てしやすい社会を目指します。



プロジェクトをやろうと思った理由

 わたしは大学卒業後、地元沖縄の病院で勤務し妊婦健診の面談をはじめ、分娩介助、育児指導などに携わらせていただきました。その中で、沖縄県の特性上、「祖父母世代も共働きで忙しい」「沖縄県外から移住してきて近くに家族がいない」などの理由から、産後の支援不足に不安がある方がたくさんいると感じました。病院は産後1ヶ月健診までの関わりとなり、その後の支援は行政へ依頼することになりますが、支援頻度が減ってしまう現状があります。

 “退院後の支援をもっと充実させることができないか” そう考えていた時、沖縄県にも行政主体の産後ケア事業を開始している自治体があることを知りました。しかし、令和2年2月時点で沖縄県における通所型の産後ケア事業の実施はわずか4市町村であり、私が実際に勤務する中で産後ケア事業利用に直接つながったケースはありませんでした。

 正直、助産師の私でも産後ケアという言葉は耳にしたことがあっても、どういうものかよくわからず、現場にいるにもかかわらず馴染みがなかったのです。

 1年半前、“産後支援が不足している現状のままでは、安心して出産することができるはずもない” との思いから、産後ケアの実際を知るため、大阪府内の市立病院産科で勤務を始めました。そこで私は衝撃を受けました。退院時に支援者不足や育児に対する不安が強い母子への支援が、「産後ケアを利用してもらおう」の一言でスムーズに行われていたのです。産後ケア開始時には、育児疲れが表情に出ていたお母さんも、「ゆっくり過ごすことができました」「久しぶりにこんなにまとめて眠れました」と笑顔が見られるようになってきたのです。

 大阪での経験は、産後ケア事業利用という選択肢を地元沖縄やもっと多くの自治体に普及させるべきであると強く感じさせました。産後ケアは主に助産院や病院、レディースクリニックで実施されていますが、これらは産後ケア専用の施設ではないため、繁忙状況によっては受け入れが困難であったり、コロナ禍において受け入れを中止している状況もあります。必要な全ての方に産後ケアが受けられる環境を整えるには、新しい産後ケア施設のあり方を考える必要があります。そこで、助産師と気軽に関われる空間『産後ケア施設&ラウンジ zeroplace』の種が生まれました。



これまでの活動

 まずは実際に何が必要とされているのかを知るため、子育て経験のある方に独自アンケートを作成し調査を実施、121名の声を集めました。「助産師が身近にいたら相談したい」という意見が多くあった一方で、「助産院などの施設には行かない」との声がありました。理由は「何をしてもらえるかわからない」「行く必要性がわからない」「1人では行きづらい」などです。助産院などの施設は“なにかあったら行くところ”、助産師は“病院にいて出産の手伝いをする人”という世間のイメージがあり、産後ケアを病院や助産院だけで行なう現状では、産後ケア普及は難しいのではないかと感じました。

 zeroplace開設に先立ち、まずは産後ケアや助産師について知ってもらうため、インスタグラムアカウント“南の島の助産師たち”を開設し、“プレママパパ向け情報” “新米ママパパ向け情報” “素朴な性の疑問” をテーマに実際に現場などで受ける質問について60の投稿をしてきました。現在400人を超えるフォロワーがおり、DMでの質問も受け答えています。

 

 また、病院や助産院ではない産後ケア施設開設のために、関係各所との打ち合わせを重ねました。「令和3年度母子保健法の一部改正で、国が産後ケア事業に本格的に力を入れ始め、沖縄県ではどのように実施していくのか」と沖縄県各自治体に投げかけ、自治体によっては産後ケア事業の短期入所型や通所型の開始を検討しているが、実施に向けての整備や実施事業者がないことで実現に至っていない現状があることを知りました。

 このような利用者のニーズと実施主体である自治体の声を受け、令和3年4月、『産後ケア施設&ラウンジ zeroplace 』を運営するzeroplace合同会社を設立しました。


資金の使い道

 zeroplace開設場所は、病院・助産院などまだ産後ケア施設がない場所で住民の方の選択肢を増やしたいとの思いから、沖縄県浦添市に決めました。物件は決まりましたが、産後ケア用の設備を整えるために改築が必要となります。施設オープンにかかる費用総額は約700万円かかります。ご支援いただいた支援金は主に赤ちゃんたちを預かる安全なベビールームの改装に使わせていただきます。

【150万円の内訳】
・ベビールーム改装
- おむつ交換台:5万
- コット:15万
- 沐浴槽の設置:20万
- 空調設備:50万
- 床の張り替え:10万円
- 大型ガラス窓:20万円

・リターン準備:15万円
・CAMPFIREへの手数料:15万円


リターンについて

応援シリーズ

返礼品シリーズ
 特に「パッションフルーツ」のリターンは、zeroplace共同代表の島袋創平(夫)が琉球大学で沖縄の将来を語り合った山城大が代表を務める沖縄情熱農園とのコラボで実現しました。沖縄情熱農園もパッションフルーツでママと赤ちゃんを応援していて、まさに奇跡のコラボです!(沖縄情熱農園についてはこちらのホームページからご確認ください)



実施スケジュール

令和3年4月:zeroplace合同会社設立

令和3年5月:物件決定、契約

令和3年6月中旬:内装工事開始、クラウドファウンディング開始

令和3年7月中旬:クラウドファウンディング終了

令和3年7月末:内装工事完了

令和3年8月上旬:プレイベントの実施(コロナの状況によりオンラインの可能性あり)

令和3年8月21日:zeroplaceプレオープン

令和3年9月9日:zeroplaceオープン


最後に

 私は、助産師としてたくさんの母子に関わってきました。妊娠・出産は十人十色のドラマがあり、赤ちゃんが生まれるたび心の底から嬉しさが込み上げます。そして生まれてくる赤ちゃん、頑張ったお母さんに「ありがとう」と思うのです。このふたつの命は、家族にとっても、私にとっても、そして社会にとっても非常に大切です。

 zeroplaceが目指すのは、大切な命を守るために「お母さんがすごく頑張って子育てをする」という社会の当たり前を変えることです。                                   

 「子育ては社会全体でする」という当たり前を創ることは、子どもを産み、育てながらも健康に暮らせる社会の礎となり、豊かで持続的に発展する社会に繋がるはずです。そして今、私(と夫)がさせていただいているような“挑戦”をもっとたくさんの人ができるような社会になったらいいなと思うのです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。どうぞ応援よろしくお願いいたします。


支援に関するよくある質問

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このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください

最新の活動報告

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  • 祝!目標達成!!みなさま、おかげさまで目標金額の150万円を達成いたしました!本当に、本当にありがとうございました。金額達成はもちろんですが、50人以上の方が支援者になっていただいたことに感激です。皆さんの“想い”をしっかり受け止め、産後のお母さんとお父さんと赤ちゃんを支え、産後うつや虐待などの社会課題を解決するzeroplaceになります。さて、このプロジェクトの期限は残り9日間です。zeroplaceは、更なる目標=ストレッチゴールを定め最後まで走り抜けます。ストレッチゴール:支援者数70人ストレッチゴールで目指すこと1人でも多くの人に“産後ケア”の存在を知ってもらい zeroplace を応援してもらうこと私たちは産後ケアが、日本全国どこの地域でも気軽に受けられることを目指しております。沖縄は出発地点です。もっともっと認知度を上げ、全国への展開を目指します。みなさま、引き続きzeroplaceへの支援をお願いします! もっと見る
  • 産後ケアが必要なママに支援するリターンを新たに作成しました!関連SNSzeroplaceホームページ:https://www.zeroplace.jp/zeroplaceインスタグラム:https://www.instagram.com/zeroplace_202109/zeroplace運営インスタグラム〈南の島の助産師たち〉:https://www.instagram.com/okinawa_josanshi/ もっと見る

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