2021/06/25 21:49

今まで、少なからずクラウドファンディングに関わってきましたが、個人でちゃんとプロジェクトに取り組んだのは今回が初めてです。さっき管理画面を見たらクーポンが届いていました。色々な仕組みがあるんだなぁと、日々勉強しています。



北口図書館存続のためのREADYFOR

 クラウドファンディングに最初に 取り組んだのは2014年1月、情報ステーションの船橋北口みらい図書館を存続するか否かをかけたREADYFORのプロジェクトでした。東日本大震災以降、寄付などの収入が激減し運営に困っていた情報ステーションでは(今も昔も変わりませんが・・・)固定費が重くのしかかっていた船橋北口みらい図書館、当時の船橋北口図書館の存続をかけてクラウドファンディングにチャレンジしました。 

民間図書館らしい企画を生み続けた船橋北口図書館を助けて下さい!

 2月13日から28日までの約2週間でしたが、たくさんの方からご支援をいただき、存続することができました。その中でも一番大口の支援をしていただいた個人の方がネーミングライツを購入してくださり、現地まで確認に来られた際につけて頂いた名称が「船橋北口みらい図書館」です。継続的な運営費を捻出するために、船橋みらい大学も定期的に開催し、現在までちゃんと続いています。

最近外壁塗装と合わせて、看板も新調してもらいました。


FAAVO千葉をソーシャルファイナンス事業として運営

情報ステーションは文化と経済の持続的発展を目指すまちづくりNPOです。人が動くことで経済も動き、街を知り、人と出会うことが地域に文化を生んでいきます。そのために、地域の中で、世代を選ばず交流がもてる場所を増やしたいという思いから、常設の交流空間として民間図書館、スポットの交流機会としてイベント事業を行ってきました。

自分たちのCFの成功体験を共有したいと思い、地域の取り組みを地域で支える仕組みとして、自分たちでCFの運営に携わることにしました。当時地域密着を謳って売り出し中だった、FAAVOの千葉版です。(現在は吸収?されCAMPFIREの一部に)

地域に寄り添うクラウドファンディングFAAVO

今もひっそりとパートナーを続けていますが、CFの良い面悪い面、楽しい部分やつらい部分など色々と勉強しました。最近はモノづくり系のPJがいくつも脚光を浴びていて面白い反面、より革新的なPJが出てこないかと楽しみにしています。


今回のプロジェクト

出始めのころのCFは、ALL-or-NOTHING方式が主流で目標に達成しないと決済されないものが多かったように思います。ところが最近はALL-in方式が簡単に選べるようになり、目標に達成しなくても実行を確約することで集まった分の資金が入ります。

裏を返すと、CFの資金をあてにしない計画を立てているという事で、事業の実施が担保されている分、資金の必要性が低いのではないかと感じていました。そんな中いくつかのサイトを検索している中で、製品リリース前のベンチマークや広報活動に重きを置き、その上資金も集まるという、事業資金の調達以外にCFを役立てている事例をいくつか見ました。

今回の針鼠書房は、すでに物件も借りており、店舗オープンに向けて準備を進めていますので、必ずオープンします。資金的には十分にあるとは言い難いものの、空き家再生で培ったセルフリノベーションで超低予算で進めていますので、必要最低限の設備は自己資金だけで準備が可能です。

集まった資金は、店舗設備の充実に活用したいと思っているのと、コロナで大々的なオープンイベントができない分、事前に少しでも多くの方に存在を知って欲しいなと思って現在クラウドファンディングに取り組んでいます。皆さんに楽しんでもらえる素敵な空間を創りたいと思いますので、よろしくお願いします。

岡直樹


支援時にこのコードで割引が受けられるようです。良かったらご活用ください。