2021/07/09 00:39

図鑑仲間の浜田琴さんから、

 コロナ前は地域のイベントで似顔絵を気軽に楽しんでもらえるように似顔絵ブース出店をしていました! こちらの図書館でも皆さまの似顔絵を描きたい! クラウドファンディング応援してます !

とメッセージを頂きました!ありがとうございます。


 浜田琴さんも橋本結希さんと同じ、船橋人物図鑑第3号からのメンバーです。人物図鑑の創刊メンバーは結構オジサン率が高く、第2号出した時もきっと僕が最年少だったと思うんですけれど(違ってたらすみません…)、この3号あたりから女子率があがって、ちょっと雰囲気が変わってきたと思います。


話がそれる前に琴さんの紹介を!

 琴さんは、似顔絵を描いている人だとばかり思っていたのですが、人形作家でもあるようで、そっくり人形を作っているそうです。2Dで収まらず3Dもできちゃうんですね。今回は「デジタル似顔絵」の返礼品を出してくださり、SNS等のアイコンで使ったりと便利そうです!

 北習志野の創作ルームLABOLOさんで似顔絵の描き方のコツを教える先生もしながら、船橋発でそっくり人形や似顔絵、イラストなどをたくさんの人に届けている絵も本人も可愛らしい感じです。僕の説明よりも見た方が早いので、下記サイトをご覧ください。

浜田琴さんのにがおえ便はこちら


北習志野で図鑑文化祭を開催した時に描いてもらいました。


大宮台ひだまりと本の家

 ところで、今回のPJのメイン画像で使っている2枚の写真ですが、地域力研究所の空き家再生事業と商店街活性事業で開設運営をしている施設です。このうち大宮台ひだまりと本の家は、元々は国土交通省の空き家対策の担い手強化・連携モデル事業への提案が採択されたことをきっかけに開設した施設ですが、当時僕は情報ステーションの代表を退任し、より地域に根差した施設を一つずつ手間をかけて作りたいと思い空き家再生に取り組み始めたところでした。

 家主が亡くなって約1年、当時の生活がそのまま残っているような部屋の中を、相続された息子さんからそのまま借上げ、片付けに数か月、その後の施設整備は今も毎月続けていますが、シェアスペースや地域文庫として活用を進めています。

 さて、前置きが長くなりましたが、この家の片づけがひと段落し、地域の皆さんに使ってもらおうと思った時に、僕は琴さんを頼って施設のイメージボードを書いてもらいました。それがこちらです。



 高齢化が進み空き家も目立つ古い住宅街。当然そこに暮らす人たちの行動範囲も年齢とともに狭まりますので、家の近所に新たな施設ができることは喜んでくれる人がいるだろうと思って我々は取り組んでいますが、現地の人にとってはご近所さんが長年住んでいた家であり、新たに借りた我々は住居に住まずに交流施設にするという事で、不安な面もたくさんあろうかと思います。

 そこで、地域の皆さんに僕らはこの古い家をこんな感じの明るい場所にしたいんですよという気持ちを伝えるのに、長々と文章を書いても読んでくださる方はごく僅かですから、琴さんに頼んでこの絵を描いてもらいました。ご近所に配るチラシには必ずこの絵が入りますし、玄関入ると目の前に飾っています。


 ちなみに、この絵を描いてもらうと同時に琴さんが絵を担当した本を寄贈いただきまして、大宮台の読書室に所蔵しています。トップ画像にも映っているのですが、せっかくなので拡大!



 なかなか一般書店で見つけるのは難しいと思いますので、ご所望の方はにがおえ便のサイトからアマゾンに飛べますのでそちらで。


そして針鼠書房の話

 大宮台を手伝ってもらった後、実はもう一つお願いをしておりまして、それが今回の針鼠書房の蔵書票です。


 蔵書票の件は以前書いたので【こちら】をご覧いただけたらと思いますが、この絵も琴さんに書いてもらいました。 最初の絵よりもこっちの方が注文をたくさんしまして、色々と苦労させたと思います。

 この蔵書票ですが、針鼠書房で本を買うとランダムに1枚印刷されて出てきます。これは図書館の蔵書シールに上貼りし、購入済を証明するためのシールなのですが、このプリンターが感熱ロール紙になっていまして、どっとは荒いし白黒でしか印刷できません。画面上では柔らかい線もドットでギザギザになってしまったり、線が細いと印字されなかったりと思った通りには出てくれないのです。

 最近システム改修時に学んだのですが、ロールの印字方向と同じ向きの直線は非常にきれいに出るんですけど、直角だと微妙にぼやけるんですよね。せっかくの絵をできるだけきれいに出したいと思うのですが、どなたか詳しい方いたら教えてください、SATOレスプリです。


という事で、

 自分のPRばっかりな気もしますが、針鼠書房で本を買うと今ならもれなく浜田琴さんの蔵書票がもらえます。柄はランダムなのでどちらになるか分かりません。今後この蔵書票は色んな人に書いてもらいたいと思っているので、時間がたてば経つほど蔵書票ガチャの確立が下がっていきます(笑)

岡直樹


現在までに16名の方からご支援を頂きました。ありがとうございます!